※本記事は大林組が公開したIR資料(インベスターズガイド 2026年6月版)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は同資料公表時点のものです。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
国内建築事業は大林組の最大セグメントです。ガイドP.10に記載された2025年度の実績・受注構成・事業環境を整理します。
2025年度の実績
| 指標 | 連結 | うち単体 |
|---|---|---|
| 完成工事高 | 1兆1,387億円 | 1兆947億円 |
| 受注高 | 1兆2,009億円 | 1兆1,613億円 |
| 営業利益/利益率 | 1,040億円/9.1% | — |
工事種類別受注高の構成(単体)
受注構成は年度により変動しつつ、事務所・庁舎、工場・発電所が2本柱です。2025年度は工場・発電所が30.9%と最大になりました。
| 工事種類 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|---|---|
| 事務所・庁舎 | 31.2% | 32.0% | 34.0% | 26.9% |
| 工場・発電所 | 26.6% | 30.4% | 27.1% | 30.9% |
| 住宅 | 8.5% | 8.1% | 2.6% | 5.6% |
| 教育研究文化施設 | 10.4% | 11.2% | 6.7% | 7.0% |
| その他 | 23.3% | 18.3% | 29.6% | 29.6% |
事業環境 — 需要とその他の要因
- 需要:都市部の大型再開発需要の継続/AI・クラウドサービス普及に伴うデータセンター需要の拡大/生産拠点の多様化や国内回帰、政府の特定重要物資指定などによる半導体・工作機械・一般機械・電気機械など幅広い分野の製造工場建設/まちづくりや地域のにぎわいの核となるスポーツ関連施設
- その他:需要拡大や時間外労働の上限規制を踏まえ施工キャパシティを考慮/需要拡大に伴うサプライチェーンのひっ迫/建設資材価格の高騰、労務費の上昇/建設業法改正などに伴う価格転嫁の浸透
2025年度の主な実績
TAKANAWA GATEWAY CITY、THE LINKPILLAR 1 NORTH/SOUTH、トヨタ・ウーブン・シティ、ヒロセ稲敷工場、エスコンフィールドHOKKAIDOが掲載されています。再開発・先端工場・スポーツ施設という需要の柱と符合するラインアップです。

(出典:大林組「インベスターズガイド」2026年6月版 P.10)
本記事は「大林組 インベスターズガイド2026」徹底解説シリーズの一部です。全体像・他の記事はハブ記事からご覧ください。
※本記事は大林組が公開したIR資料(インベスターズガイド 2026年6月版)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は同資料公表時点のものです。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。