通期は前年公表の新中期経営計画・戦略テーマの説明が当年は省かれ大幅に簡素化された一方、四半期はほぼ変化なし。
調査の概要
本記事は、東証プライム市場の時価総額上位500社を対象に、決算短信の「経営成績等の概況」相当部分の記載がどう変化したかを調べた調査の一部で、群馬銀行分です。
通期: 2025年3月期決算短信 と 2026年3月期決算短信(開示日: 2025年5月8日 → 2026年5月11日)
四半期: 2026年3月期 第1四半期決算短信 と 2027年3月期 第1四半期決算短信(開示日: 2025年7月29日 → 2026年8月3日)
ここでいう定性文とは、決算短信のうち「1. 経営成績等の概況」相当の見出しから、次の大見出しの手前までの記述を指します。文字数は、タイトル名(『』)を除外し、空白を除いて計測しています。
通期決算短信の比較
文字数: 3,059字 → 1,946字(前期比-36.8%、減少)
見出し構成の変化: 削除: ②サステナブルな地域経済圏構築への挑戦、②データ利活用の強化、③人的資本の充実、④“RORA経営”の実践、⑤ガバナンスの高度化、⑥グループ連携・外部連携の強化(前年公表の中期経営計画の戦略テーマ見出し)
粒度の判定: 粗くなった
セグメント情報注記: あり(438字) → あり(438字)
変化の型: 簡素化型
減った要素
- 中期経営計画「Growth with “Purpose”」の基本方針・6つの戦略テーマの説明(前年は新計画公表に伴い詳述)
- 中期経営計画最終年度目標値との比較表(コア業務純益・非金利業務利益・RORA・OHR・ROE等)
- 株主還元方針変更の背景説明(前年は方針変更公表に伴い詳述)
要約: 文字数は前年比-37%と大幅減少。前年は新中期経営計画の公表に伴い基本方針・6つの戦略テーマや目標値比較表を詳述していたが、当年はそれらの説明を省き業績数値と配当予想を簡潔に記述するのみとなり、粒度は粗くなった。
四半期決算短信の比較
文字数: 894字 → 902字(前期比+0.9%、増加)
見出し構成の変化: 変化なし
粒度の判定: 同等
セグメント情報注記: あり(210字) → あり(210字)
変化の型: 変化なし
要約: 四半期の経営成績・財政状態の記述構成、書きぶりは前年とほぼ同一で、数値が更新された程度。
定性文の全文(前期・今期)
通期 2025年3月期
出典: 群馬銀行 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2025年5月8日(https://www2.jpx.co.jp/disc/83340/140120250507532955.pdf)
1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況当連結会計年度の経営成績は、次のとおりとなりました。経常収益は、資金運用収益(貸出金利息等)が増加したことなどから前期比200億79百万円増加し2,204億35百万円となりました。経常費用は、資金調達費用(預金利息等)が増加したことなどから前期比18億38百万円増加し1,584億5百万円となりました。これらの結果、経常利益は、前期比182億40百万円増加し620億29百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比127億74百万円増加し439億円となりました。また、セグメントごとの損益状況は以下のとおりとなりました。(銀行業)経常収益は前期比181億52百万円増加し1,850億54百万円、セグメント利益は前期比183億26百万円増加し576億75百万円となりました。(リース業)経常収益は前期比16億32百万円増加し312億81百万円、セグメント利益は前期比75百万円減少し11億51百万円となりました。(その他)報告セグメントに含まれない「その他」の経常収益は前期比7億64百万円増加し74億76百万円、セグメント利益は前期比23百万円減少し32億51百万円となりました。
(2)当期の財政状態の概況当連結会計年度末の財政状態は、次のとおりとなりました。総資産は期中2,610億円減少し10兆5,571億円となり、負債は期中2,508億円減少し9兆9,942億円となりました。また、純資産は期中101億円減少し5,629億円となりました。主要勘定については、貸出金は期中3,632億円増加し6兆7,693億円となりました。有価証券は期中995億円減少し2兆1,913億円となりました。預金は期中1,461億円増加し8兆4,494億円となりました。また、セグメントごとの状況は以下のとおりとなりました。(銀行業)資産は前期比2,631億円減少し10兆5,339億円、負債は前期比2,496億円減少し10兆85億円となりました。(リース業)資産は前期比190億円増加し1,066億円、負債は前期比178億円増加し889億円となりました。(その他)報告セグメントに含まれない「その他」の資産は前期比22億円減少し501億円、負債は前期比44億円減少し186億円となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、次のとおりとなりました。営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加や債券貸借取引受入担保金の減少などから期中5,971億円のマイナスとなりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却による収入などから期中549億円のプラスとなりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払や自己株式取得による支出などから期中322億円のマイナスとなりました。以上の結果、現金及び現金同等物の期末残高は、期中5,744億円減少し1兆2,560億円となりました。
(4)今後の見通し当行グル-プでは、2025年4月から2028年3月までの3年間を計画期間とする新たな中期経営計画「『Growth with“Purpose”』 ~地域と群馬銀行グループの持続的な成長に向けて~」をスタートさせました。新たな計画では、「めざす姿」を「地域社会と当行グループの持続的な成長」と定め、テーマを「Growth」(成長)とすることで中期経営計画を通して「お客さま・地域」「当行グループ」「役職員一人ひとり」が持続的に成長していくことを目指します。パーパス実現に向けて、2つの基本方針と戦略テーマを設定しました。【基本方針Ⅰ 「社会的価値・経済的価値の好循環の構築」】戦略テーマ ① “パーパス営業”の深化
② サステナブルな地域経済圏構築への挑戦パーパスの実現には、社会的価値である「お客さまや地域社会の課題解決」と、経済的価値である「当行グループの企業価値向上」を両立し、好循環を築いていくことが不可欠であると考えております。戦略テーマに掲げる「“パーパス営業”の深化」では、パーパス制定を機に取組んできた、社会的価値と経済的価値を両立した営業活動を通じて、ソリューションの幅の拡大や質の向上を通して深化を目指します。また、「サステナブルな地域経済圏構築への挑戦」では、当行グループが地域のハブとなり「地域産業の持続性を高めるエコシステム」「地域企業の生産性を高めるエコシステム」「地域の生活を豊かにするエコシステム」を構築し、中長期的な視点で地域と当行グループの持続的な成長を目指します。【基本方針Ⅱ 「持続的な成長を支える事業基盤の強化」】社会的価値と経済的価値の好循環を構築し、持続的な成長を遂げていくためには、その原動力となる当行グループの事業基盤を強化していく必要があり、以下の6つの戦略テーマに重点的に取組んでまいります。戦略テーマ ① DX・業務改革の推進
② データ利活用の強化③ 人的資本の充実④ “RORA 経営”の実践⑤ ガバナンスの高度化⑥ グループ連携・外部連携の強化計画初年度である2026年3月期の業績見通しは、次のとおりです。(単位:億円)2026年3月期 2026年3月期2025年3月期比 2025年3月期比【連結】 【単体】経 常 利 益 700 80 640 65(親会社株主に帰属する)490 51 445 41当 期 純 利 益
※現時点で入手可能な情報を前提とし、実際の業績は経済情勢等様々な要因で異なる結果となる可能性があります。(ご参考)中期経営計画(2025年4月~2028年3月)最終年度における目標値との比較(単位:億円)2025年3月期 2028年3月期項 目 【連結】 計画-実績実績 計画コア業務純益(除く投信解約損益) 555 800 245非金利業務利益 256 350 94親会社株主に帰属する当期純利益 439 600 161グループ会社最終利益 34 60 26RORA 1.0% 1.2%以上 0.2%OHR(除く投信解約損益) 49.6% 45%程度 △4.6%ROE 7.7% 10.0%以上 2.3%総自己資本比率 13.1% 13.5%程度 0.4%コアCET1比率 12.1% 11.5% △0.6%
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当当行では、2025年2月26日付で株主還元方針を配当と自己株式取得額を合わせた株主還元率(連結当期純利益の40%目安)から配当性向(連結当期純利益の40%目安)へ変更し、累進配当を導入いたしました。当行の株主還元方針は下記のとおりです。本方針は当期より適用いたします。配当につきましては、配当の維持または増配を行う累進配当を基本とします。配当性向は親会社株主に帰属する当期純利益の 40%を目安とし、利益成長を通じて増配を実現していきます。また、自己株式の取得は、資本水準や資本効率、成長投資機会や市場動向を踏まえて機動的に実施します。当期の期末配当金については、2025年2月に公表したとおり25円をお支払いする予定です。すでにお支払いしている中間配当金20円と合わせた年間配当金は45円(前期比23円増配)となります。また、2026年3月期の配当予想は、1株当たり年間配当金を前期比5円増配の年間50円(中間25円、期末25円)としております。2026年3月期2025年3月期(予想) 2025年3月期比1株当たり年間配当金 50円00銭 5円00銭 45円00銭中間配当金 25円00銭 5円00銭 20円00銭期末配当金 25円00銭 – 25円00銭
通期 2026年3月期
出典: 群馬銀行 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2026年5月11日
1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況当連結会計年度の経営成績は、次のとおりとなりました。経常収益は、資金運用収益(貸出金利息や有価証券利息配当金等)が増加したことなどから前期比445億30百万円増加し2,649億65百万円となりました。経常費用は、資金調達費用(預金利息等)が増加したことなどから前期比216億73百万円増加し1,800億79百万円となりました。これらの結果、経常利益は、前期比228億56百万円増加し848億86百万円となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比149億63百万円増加し588億63百万円となりました。また、セグメントごとの損益状況は以下のとおりとなりました。(銀行業)経常収益は前期比392億71百万円増加し2,243億26百万円、セグメント利益は前期比211億53百万円増加し788億28百万円となりました。(リース業)経常収益は前期比44億54百万円増加し357億35百万円、セグメント利益は前期比5億20百万円増加し16億71百万円となりました。(その他)報告セグメントに含まれない「その他」の経常収益は前期比20億70百万円増加し95億46百万円、セグメント利益は前期比11億93百万円増加し44億44百万円となりました。
(2)当期の財政状態の概況当連結会計年度末の財政状態は、次のとおりとなりました。総資産は期中2,987億円増加し10兆8,559億円となり、負債は期中2,423億円増加し10兆2,366億円となりました。また、純資産は期中563億円増加し6,193億円となりました。主要勘定については、貸出金は期中3,573億円増加し7兆1,267億円となりました。有価証券は期中1,896億円減少し2兆17億円となりました。預金は期中1,051億円増加し8兆5,545億円となりました。また、セグメントごとの状況は以下のとおりとなりました。(銀行業)資産は前期比2,954億円増加し10兆8,294億円、負債は前期比2,434億円増加し10兆2,519億円となりました。(リース業)資産は前期比276億円増加し1,342億円、負債は前期比262億円増加し1,152億円となりました。(その他)報告セグメントに含まれない「その他」の資産は前期比27億円増加し529億円、負債は前期比1億円減少し184億円となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、次のとおりとなりました。営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加などから期中1,679億円のマイナスとなりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却による収入などから期中2,538億円のプラスとなりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払や自己株式取得による支出などから期中67億円のマイナスとなりました。以上の結果、現金及び現金同等物の期末残高は、期中791億円増加し1兆3,352億円となりました。
(4)今後の見通し2027年3月期の業績見通しは、次のとおりです。親会社株主に帰属する当期純利益は650億円を予想し、中期経営計画最終年度(2028年3月期)で掲げる利益目標600億円を1年前倒しで達成する見込みです。(単位:億円)2027年3月期 2027年3月期2026年3月期比 2026年3月期比【連結】 【単体】経 常 利 益 950 102 880 93(親会社株主に帰属する)650 62 600 53当 期 純 利 益
※現時点で入手可能な情報を前提とし、実際の業績は経済情勢等様々な要因で異なる結果となる可能性があります。(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当当行の株主還元方針は下記のとおりです。配当につきましては、配当の維持または増配を行う累進配当を基本とします。配当性向は親会社株主に帰属する当期純利益の 40%を目安とし、利益成長を通じて増配を実現していきます。また、自己株式の取得は、資本水準や資本効率、成長投資機会や市場動向を踏まえて機動的に実施します。当期の期末配当金については、2026年4月28日に公表したとおり32円をお支払いする予定です。すでにお支払いしている中間配当金30円と合わせた年間配当金は62円(前期比17円増配)となります。また、2027年3月期の配当予想は、1株当たり年間配当金を前期比8円増配の年間70円(中間35円、期末35円)としております。2027年3月期2026年3月期(予想) 2026年3月期比1株当たり年間配当金 70円00銭 8円00銭 62円00銭中間配当金 35円00銭 5円00銭 30円00銭期末配当金 35円00銭 3円00銭 32円00銭
四半期 2026年3月期 第1四半期
出典: 群馬銀行 2026年3月期 第1四半期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2025年7月29日(https://www2.jpx.co.jp/disc/83340/140120250728521273.pdf)
1.当四半期連結累計期間の経営成績等の概況(1)連結経営成績に関する説明当第1四半期連結累計期間の経営成績は、次のとおりとなりました。経常収益は、資金運用収益(貸出金利息等)が増加したことなどから前年同期比102億44百万円増加し669億68百万円となりました。経常費用は、資金調達費用(預金利息等)やその他業務費用(国債等債券売却損等)が増加したことなどから前年同期比62億71百万円増加し469億58百万円となりました。これらの結果、経常利益は、前年同期比39億73百万円増加し200億10百万円となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比28億97百万円増加し140億60百万円となりました。また、セグメントごとの損益状況は以下のとおりとなりました。(銀行業)経常収益は前年同期比91億87百万円増加し575億57百万円、セグメント利益は前年同期比38億52百万円増加し188億2百万円となりました。(リース業)経常収益は前年同期比9億62百万円増加し84億19百万円、セグメント利益は前年同期比59百万円減少し4億44百万円となりました。(その他)報告セグメントに含まれない「その他」の経常収益は前年同期比3億80百万円増加し20億65百万円、セグメント利益は前年同期比1億89百万円増加し8億19百万円となりました。
(2)連結財政状態に関する説明当第1四半期連結会計期間末の財政状態は、次のとおりとなりました。総資産は期中683億円増加し10兆6,255億円となり、負債は期中518億円増加し10兆460億円となりました。また、純資産は期中165億円増加し5,794億円となりました。主要勘定については、貸出金は期中82億円減少し6兆7,610億円となりました。有価証券は期中2,077億円減少し1兆9,836億円となりました。預金は期中1,296億円増加し8兆5,790億円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明2026年3月期の第2四半期連結累計期間及び通期の業績予想については、2025年5月8日公表の数値から変更ありません。
四半期 2027年3月期 第1四半期
出典: 群馬銀行 2027年3月期 第1四半期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2026年8月3日(https://www2.jpx.co.jp/disc/83340/140120260731504434.pdf)
1.当四半期連結累計期間の経営成績等の概況(1)連結経営成績に関する説明当第1四半期連結累計期間の経営成績は、次のとおりとなりました。経常収益は、資金運用収益(貸出金利息等)が増加したことなどから前年同期比59億93百万円増加し729億62百万円となりました。経常費用は、その他業務費用(国債等債券売却損等)が減少したものの、資金調達費用(預金利息等)が増加したことなどから前年同期比8億28百万円増加し477億86百万円となりました。これらの結果、経常利益は、前年同期比51億64百万円増加し251億75百万円となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比35億23百万円増加し175億84百万円となりました。また、セグメントごとの損益状況は以下のとおりとなりました。(銀行業)経常収益は前年同期比43億95百万円増加し619億52百万円、セグメント利益は前年同期比48億53百万円増加し236億56百万円となりました。(リース業)経常収益は前年同期比12億71百万円増加し96億91百万円、セグメント利益は前年同期比29百万円減少し4億14百万円となりました。(その他)報告セグメントに含まれない「その他」の経常収益は前年同期比6億30百万円増加し26億96百万円、セグメント利益は前年同期比3億45百万円増加し11億65百万円となりました。
(2)連結財政状態に関する説明当第1四半期連結会計期間末の財政状態は、次のとおりとなりました。総資産は期中277億円増加し10兆8,837億円となり、負債は期中147億円増加し10兆2,513億円となりました。また、純資産は期中130億円増加し6,324億円となりました。主要勘定については、貸出金は期中58億円減少し7兆1,208億円となりました。有価証券は期中415億円増加し2兆432億円となりました。預金は期中1,136億円増加し8兆6,681億円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明2027年3月期の第2四半期連結累計期間及び通期の業績予想については、2026年5月11日公表の数値から変更ありません。
本記事は各社が開示した決算短信の記載を機械的に抽出・比較し、AIが要約したものです。数値・表現は原資料をご確認ください。投資判断はご自身の責任で行ってください。