野村ホールディングス

野村ホールディングス、2026年3月期は2期連続の最高益 当期純利益3,621億円・ROE10.1%

決算サマリー 2026.07.28
野村ホールディングス、2026年3月期は2期連続の最高益 当期純利益3,621億円・ROE10.1%

※本記事は野村ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

野村ホールディングス(米国会計基準)の2026年3月期通期決算は、収益合計(金融費用控除後)2兆1,677億円(前年比15%増)、税前利益5,398億円(同14%増)、当社株主に帰属する当期純利益3,621億円(同6%増)となり、2期連続で過去最高益を更新しました。通期ROEは10.1%となり、2030年ビジョンで掲げる定量目標を2期連続で達成しています。4セグメント合計の税前利益は5,069億円と過去最高水準で、ウェルス・マネジメント部門とホールセール部門が部門設立以来の過去最高益を計上し、全社業績を牽引しました。

目次

連結業績(2026年3月期通期 実績)

収益、税前利益、当期純利益ともに前年比で増加し、2期連続の過去最高益となりました。希薄化後EPSは118.99円(前年比7%増)、1株当たり株主資本(BPS)は1,277.99円(同9%増)です。

項目2026年3月期通期2025年3月期通期前年同期比
収益合計(金融費用控除後)2兆1,677億円1兆8,925億円+15%
税前利益5,398億円4,720億円+14%
当期純利益(当社株主に帰属)3,621億円3,407億円+6%
希薄化後EPS118.99円111.03円+7%
BPS(1株当たり株主資本)1,277.99円1,174.10円+9%
ROE10.1%10.0%

セグメント別の業績

ウェルス・マネジメント部門はストック型ビジネスモデルの加速により税前利益23%増と部門設立(2002年3月期)以来の過去最高益。インベストメント・マネジメント部門は運用資産残高が年間で5割超増加し約137兆円に拡大した一方、投資先への出資持分の減損等により税前利益は微減。ホールセール部門はグローバル・マーケッツ、インベストメント・バンキングともに過去最高収益を更新し、部門設立(2011年3月期)以来の過去最高益。バンキング部門は収益は増加したものの、2027年3月期の預金スイープ実施に向けた先行投資により税前利益は減少しました。

セグメント収益(当期・十億円)収益(前期・十億円)税前利益(当期・十億円)税前利益(前期・十億円)
ウェルス・マネジメント部門487.9433.6204.0166.2
インベストメント・マネジメント部門258.5192.588.389.6
ホールセール部門1,162.21,057.9200.6166.3
バンキング部門53.947.214.016.4
4セグメント合計1,962.61,731.1506.9438.4
その他196.9162.924.635.1
営業目的で保有する投資持分証券の評価損益8.3-1.58.3-1.5
合計2,167.71,892.5539.8472.0
セグメント別の収益合計・税前利益(2026年3月期通期・四半期推移)
出典:野村ホールディングス 2026年3月期第4四半期決算説明資料 P.7

財務基盤・健全性指標

バーゼルIII最終化後ベースで、2026年3月末の資産合計は62.6兆円、当社株主資本は3.7兆円。連結普通株式等Tier1比率は12.9%(2025年12月末13.0%から0.1ポイント低下)となりましたが、連結総自己資本規制比率16.5%、連結流動性カバレッジ比率(LCR)214.0%と、引き続き強固な財務基盤を維持しています。

項目2026年3月末2025年3月末
資産合計62.6兆円56.8兆円
当社株主資本3.7兆円3.5兆円
連結普通株式等Tier1比率12.9%14.5%
連結総自己資本規制比率16.5%16.2%
連結流動性カバレッジ比率(LCR)214.0%234.1%
バランス・シート関連指標と連結総自己資本規制比率
出典:野村ホールディングス 2026年3月期第4四半期決算説明資料 P.18

株主還元

3月末を基準とする普通配当は1株当たり期末24円とし、年間配当は51円、配当性向は41%となりました。

項目2026年3月期
期末配当24円
年間配当51円
配当性向41%

今後の見通し・トピック(2030年ビジョン)

当社は2024年5月に2030年に向けた経営ビジョン「Reaching for Sustainable Growth」を発表し、計数目標としてROE8~10%+の安定的な達成と5,000億円超の税前利益の達成を掲げていましたが、今期までに当該目標を2期連続で達成しています。足元4月の状況について、ウェルス・マネジメント部門は第4四半期とおおむね同程度の収益水準で、長期分散投資を前提とした商品・サービスへの資金流入は堅調。ホールセール部門は第4四半期を大きく上回って推移しており、株式市場の反転・最高値更新の中で顧客活動が活発化し、エクイティ・プロダクトが好調としています。なお、本資料には数値による業績予想の開示はありません。

税前利益・当期純利益の四半期推移(全社・4セグメント合計)
出典:野村ホールディングス 2026年3月期第4四半期決算説明資料 P.4

※本記事は野村ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次