三菱HCキャピタル

三菱HCキャピタル、2026年3月期は純利益1,622億円で4期連続最高益 27年3月期は配当51円へ増配予想

決算サマリー 2026.07.28
三菱HCキャピタル、2026年3月期は純利益1,622億円で4期連続最高益 27年3月期は配当51円へ増配予想

※本記事は三菱HCキャピタルが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

三菱HCキャピタルの2026年3月期(26/3期)決算は、純利益1,622億円(前期比+20.0%)となり、期初目標を達成し4期連続で過去最高益を更新した。ROAは1.3%、ROEは8.6%でいずれも前期比上昇。年間配当金は前期比6円増配・期初予想比1円増配の46円とした。

2027年3月期(27/3期)は、純利益1,600億円、ROA1.2%、ROE8.0%を予想。年間配当金は前期比5円増配の51円とし、28期連続増配を計画している。

目次

連結業績(26/3期 実績)

売上高は2,215,384百万円(前期比+6.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益は162,206百万円(1,622億円、前期比+27,040百万円・+20.0%)。インカムゲインは4,501億円(前期比+12.4%)と増加した一方、アセット関連損益は408億円(前期比-37.0%)で、前期に計上した御幸ビルディングの大口売却益370億円の剥落等が影響した。

項目26/3期25/3期増減
売上高(百万円)2,215,3842,090,808+124,576(+6.0%)
営業利益(百万円)240,428187,126+53,301(+28.5%)
経常利益(百万円)236,089193,594+42,495(+22.0%)
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)162,206135,165+27,040(+20.0%)
ROA1.3%1.2%+0.1pt
ROE8.6%7.8%+0.8pt
年間配当金46円40円+6円

セグメント別の状況

セグメント利益合計は1,622億円(前期比+270億円)。航空(+73億円)、不動産(+139億円)、海外カスタマー(+57億円)、ロジスティクス(+61億円)、カスタマーソリューション(+42億円)、モビリティ(+2億円)が増益となった一方、環境エネルギーは-48億円(前期比-96億円)と損失計上となった。

セグメント26/3期25/3期増減
カスタマーソリューション411億円368億円+42億円
海外カスタマー83億円26億円+57億円
環境エネルギー-48億円47億円-96億円
航空545億円472億円+73億円
ロジスティクス293億円232億円+61億円
不動産261億円122億円+139億円
モビリティ33億円31億円+2億円
調整額41億円51億円-9億円
合計1,622億円1,351億円+270億円
セグメント別利益の増減
出典:2026年3月期 決算概要資料 P.11

通期業績予想(27/3期)

27/3期は純利益1,600億円、ROA1.2%、ROE8.0%を予想。3ユニット別では、カスタマーソリューション411億円→441億円、海外カスタマー83億円→220億円、専門事業1,085億円→997億円(前期の決算期変更影響の剥落により見かけ上は減少)を見込む。なお、米国・イスラエルとイランの武力衝突に伴う中東情勢悪化による業績影響は、現時点で合理的な算出が困難として業績予想に織り込んでいない。

項目27/3期予想26/3期(実績)
純利益1,600億円1,622億円
ROA1.2%1.3%
ROE8.0%8.6%
年間配当金(配当性向)51円(45.8%)46円(40.7%)
2027年3月期業績予想
出典:2026年3月期 決算概要資料 P.27

株主還元

26/3期の年間配当金は前期比6円増配・期初予想比1円増配の46円(配当性向40.7%)。27/3期は、新中期経営計画で配当性向を従来の40%から45%に引き上げることに伴い、前期比5円増配の51円(配当性向45.8%)、28期連続増配を予想している。

項目26/3期実績27/3期予想増減
年間配当金46円51円+5円
配当性向40.7%45.8%+5.1pt

中期経営計画(2028中計)/トピック

2025中計の財務目標総括では、純利益目標1,600億円に対し実績1,622億円で目標達成。一方、ROA目標1.5%程度に対し実績1.3%、ROE目標10%程度に対し実績8.6%はいずれも未達となった。配当性向40%以上の方針は2023年度42.9%、2024年度42.5%、2025年度40.7%と3年間を通じて達成。財務健全性目標であるA格の維持も3年間達成した。

2027年3月期からの新中期経営計画「2028中計」ではROEを最重要指標に位置づけ、事業ポートフォリオ入替などの主要戦略を通じて3年後の目標達成を目指すとしている。

2025中計の総括(財務目標)
出典:2026年3月期 決算概要資料 P.33

※本記事は三菱HCキャピタルが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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