株式会社大林組

【大林組】海外建設事業の概況 — 完工8,439億円、受注は1.2兆円に拡大

企業基本情報 2026.07.28
【大林組】海外建設事業の概況 — 完工8,439億円、受注は1.2兆円に拡大

※本記事は大林組が公開したIR資料(インベスターズガイド 2026年6月版)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は同資料公表時点のものです。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

海外建設事業は連結売上高の約3割を占める、大林組の第2の柱です。ガイドP.15の2025年度実績と事業環境を整理します。

目次

2025年度の実績 — 受注高は1兆2,046億円に拡大

指標合計内、建築内、土木
連結完成工事高8,439億円5,079億円3,360億円
連結受注高1兆2,046億円7,881億円4,165億円
連結営業利益/利益率267億円/3.2%119億円/2.4%147億円/4.4%

完成工事高8,439億円に対し受注高が1兆2,046億円と大きく上回っており、手持工事が積み上がっています。利益率は建築2.4%・土木4.4%で、国内(建築9.1%・土木9.6%)対比では改善余地が残ります。

地域別売上高の構成推移(連結)

地域2022年度2023年度2024年度2025年度
北米61.3%66.5%70.4%66.5%
アジア37.4%32.3%28.4%31.9%
その他1.3%1.2%1.2%1.6%

(※数値には海外建設事業以外の売上高を一部含む)北米が3分の2を占める構成が続いています。

事業環境

  • 北米・建築:民間不動産デベロッパーなど金利政策等の影響により停滞していた設備投資は改善の兆し。半導体やデータセンター、公共の教育、民間施設の投資需要も継続
  • 北米・土木:公共インフラ関連の建設投資が堅調に推移する見通し。水処理関連施設も安定的に投資が増加する見通し
  • アジア:各国において設備投資が堅調に推移する見込み。エネルギーや交通インフラ関連の建設投資を中心に堅調に推移する見通し

主な実績

Genesis Marina(アメリカ・Webcor施工)、MnDOT Stone Arch Bridge(アメリカ・クレマー施工)、バードパラダイス(シンガポール・大林シンガポール施工)、ジャムナ鉄道橋 東工区パッケージWD-1(バングラデシュ)が掲載されています。

大林組の海外建設事業
海外建設事業の概況 (出典:大林組「インベスターズガイド」2026年6月版 P.15)

(出典:大林組「インベスターズガイド」2026年6月版 P.15)

本記事は「大林組 インベスターズガイド2026」徹底解説シリーズの一部です。全体像・他の記事はハブ記事からご覧ください。

※本記事は大林組が公開したIR資料(インベスターズガイド 2026年6月版)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は同資料公表時点のものです。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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