※本記事は大林組が公開したIR資料(インベスターズガイド 2026年6月版)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は同資料公表時点のものです。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
開発事業は、売上構成比4.1%ながら営業利益の1割を稼ぐ高収益セグメントです。ガイドP.20の記載を、数値・戦略・ポートフォリオの3面から整理します。
2025年度の実績と利益目標
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 連結売上高 | 1,067億円 |
| 連結営業利益/利益率 | 199億円/18.7% |
| 賃貸等不動産 簿価/時価 | 5,737億円/8,614億円 |
| 利益目標 | 連結営業利益200億円を安定的に確保 |
賃貸等不動産の簿価5,737億円に対し時価は8,614億円で、その差は約2,877億円。バランスシートに表れない含み益を抱えています。
事業戦略 — インカム×キャピタル×ノンアセット
- 優良資産が生み出す安定的なインカムゲインを収益の基盤とし、機動的な売却と開発案件への新規投資を繰り返すことでキャピタルゲインの獲得と継続的な利益成長を実現
- グループ会社が組成する私募ファンドを売却先として活用することによるノンアセット事業(AM・PM・BM)の拡大
- 環境認証取得やスマートビルなどによる付加価値の高い建物の提供、建物の差別化
- 投資計画:中期経営計画2022で3,000億円(売却1,400億円、NET1,600億円)
保有資産ポートフォリオ(2025年度末・連結)
| 区分 | 構成比 | 主なエリア |
|---|---|---|
| 国内オフィス | 50.7% | 主に都心5区や大阪都心部 |
| 海外オフィス | 28.1% | ロンドン、バンコク |
| 物流施設 | 10.8% | 主に首都圏 |
| 賃貸マンションほか | 10.4% | — |
主な案件として、グラングリーン大阪、横浜シンフォステージ、OAK LOGISTICS CENTER名古屋、60 Gracechurch Street(ロンドン・建て替え後の外観イメージ掲載)が挙げられています。開発事業ではレバレッジの活用(2,000億円・P.26)も資金計画に組み込まれています。

(出典:大林組「インベスターズガイド」2026年6月版 P.20(関連:P.26・30))
本記事は「大林組 インベスターズガイド2026」徹底解説シリーズの一部です。全体像・他の記事はハブ記事からご覧ください。
※本記事は大林組が公開したIR資料(インベスターズガイド 2026年6月版)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は同資料公表時点のものです。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。