三菱電機

三菱電機、2026年3月期は売上高5兆8,947億円・営業利益4,330億円で増収増益 過去最高を更新

決算サマリー 2026.07.28
三菱電機、2026年3月期は売上高5兆8,947億円・営業利益4,330億円で増収増益 過去最高を更新

※本記事は三菱電機が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

三菱電機は2026年3月期(25年度)決算を発表した。売上高は5兆8,947億円(前年度比+3,730億円)、ネクストステージ影響を除く営業利益は5,384億円(同+1,466億円)となり、売上高・営業利益ともに過去最高を更新した。インフラ部門、ライフ部門、FAシステム事業の規模拡大やインダストリー・モビリティ部門、ライフ部門の価格改善などが寄与し、空調・家電事業を除く全てのサブセグメントで前年度比増益となった。フリー・キャッシュ・フローは2,315億円(営業キャッシュ・フロー5,759億円、投資キャッシュ・フロー△3,444億円)を確保した。

目次

連結業績(25年度 実績)

25年度の連結業績は以下の通り。ネクストステージ支援制度特別措置の影響額△1,053億円を除いた営業利益は5,384億円(前年度比+1,466億円、137%)、当該影響を含む営業利益は4,330億円(同+412億円、111%)だった。

項目25年度24年度前年度比
売上高58,94755,217+3,730(107%)
ネクストステージ除く営業利益5,3843,918+1,466(137%)
営業利益率(ネクストステージ除く)9.1%7.1%+2.0pt
ネクストステージ影響額△1,053△1,053
営業利益4,3303,918+412(111%)
営業利益率7.3%7.1%+0.2pt
税引前当期純利益5,2604,372+888(120%)
親会社株主に帰属する当期純利益4,0773,240+836(126%)

セグメント別の状況

セグメント別では、インフラ(社会システム/エネルギーシステム/防衛・宇宙システム)、インダストリー・モビリティ(FAシステム/自動車機器)ともに売上高・営業利益が増加。ライフ(ビルシステム/空調・家電)は売上高が増加したが、空調・家電は為替影響や費用増、素材高騰影響などにより前年度比減益となった。デジタルイノベーション、セミコンダクター・デバイスも増収増益。

セグメント売上高(前年度比)営業利益(前年度比)営業利益率(前年度比)
インフラ14,634億円(+2,384)1,547億円(+652)10.6%(+3.3pt)
 社会システム5,686億円(+936)688億円(+353)12.1%(+5.0pt)
 エネルギーシステム4,733億円(+771)453億円(+178)9.6%(+2.7pt)
 防衛・宇宙システム4,214億円(+676)405億円(+121)9.6%(+1.6pt)
インダストリー・モビリティ16,738億円(+290)1,310億円(+484)7.8%(+2.8pt)
 FAシステム7,982億円(+726)766億円(+298)9.6%(+3.2pt)
 自動車機器8,756億円(△435)544億円(+186)6.2%(+2.3pt)
ライフ23,182億円(+1,330)1,705億円(+132)7.4%(+0.2pt)
 ビルシステム7,078億円(+418)667億円(+165)9.4%(+1.9pt)
 空調・家電16,103億円(+912)1,038億円(△33)6.4%(△0.7pt)
デジタルイノベーション1,580億円(+111)119億円(+10)7.6%(+0.2pt)
セミコンダクター・デバイス2,871億円(+7)475億円(+69)16.6%(+2.4pt)
売上高・営業利益のセグメント別増減
出典:三菱電機 2026年3月期 決算説明会 補足説明資料 P.9

通期業績予想(26年度)

26年度の業績見通しは、売上高6兆2,000億円(前年度比+3,052億円、105%)、調整後営業利益5,900億円(同+887億円、118%)と、売上高・調整後営業利益ともに過去最高を更新する見通し。防衛システム事業、FAシステム事業、ライフ部門の拡大などが牽引する。

項目26年度予想25年度(実績)前年度比
売上高62,00058,947105%
調整後営業利益5,9005,012118%
調整後営業利益率9.5%8.5%+1.0pt
税引前当期純利益6,4005,260122%
親会社株主に帰属する当期純利益4,7504,077117%
26年度業績見通し(部門別売上高・調整後営業損益)
出典:三菱電機 2026年3月期 決算説明会 補足説明資料 P.18

株主還元

本資料(補足説明資料)には配当金や自己株式取得に関する具体的な記載はない。開示なし。

トピック

25年度はネクストステージ支援制度特別措置の実施により営業利益に△1,053億円の影響があった。26年度業績見通しについては、中東情勢による原油由来の原材料・物流費の高騰影響を織り込んでいるとしている。

※本記事は三菱電機が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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