ヒューリック

【ヒューリック】決算短信の「経営成績等の概況」はどう変わったか(2024年12月期→2025年12月期)

決算短信定性文(経営概況)リサーチ 2026.09.18
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通期はほぼ同水準の分量・粒度で中期計画の説明が入れ替わっただけだが、四半期は新規連結子会社の事業説明が加わり粒度がやや細分化した。

目次

調査の概要

本記事は、東証プライム市場の時価総額上位500社を対象に、決算短信の「経営成績等の概況」相当部分の記載がどう変化したかを調べた調査の一部で、ヒューリック分です。

通期: 2024年12月期決算短信 と 2025年12月期決算短信(開示日: 2025年1月30日 → 2026年1月29日)

四半期: 2025年12月期 第2四半期決算短信 と 2026年12月期 第2四半期決算短信(開示日: 2025年7月28日 → 2026年7月28日)

ここでいう定性文とは、決算短信のうち「1. 経営成績等の概況」相当の見出しから、次の大見出しの手前までの記述を指します。文字数は、タイトル名(『』)を除外し、空白を除いて計測しています。

通期決算短信の比較

文字数: 6,730字 → 6,667字(前期比-0.9%、微減)

見出し構成の変化: 変化なし

粒度の判定: 同等

セグメント情報注記: あり(499字) → あり(509字)

変化の型: 出来事型

増えた要素

  • 「高い利益成長」と「安定基盤利益拡大」を柱とする新中期経営計画(2025-2027)の内容説明
  • 不動産事業セグメントの言及拡大(不動産投資事業等の新規表現)

減った要素

  • 中長期経営計画(2020-2029)フェーズⅢの「対処すべき課題」5項目の箇条書き(新計画の概況説明に置換)

要約: 通期は文字数がほぼ横ばいで、セグメント別業績や財政状態の記述構成は前年と同型。今後の見通しでは前年にあった「対処すべき課題」5項目の箇条書きが消え、新中期経営計画(2026-2036)を2026年2月に公表予定である旨の短い言及に置き換わった。粒度としては大きな深化・簡素化はなく同等と判定。

四半期決算短信の比較

文字数: 3,986字 → 4,538字(前期比+13.8%、増加)

見出し構成の変化: 変化なし

粒度の判定: 細分化

セグメント情報注記: あり(171字) → あり(213字)

変化の型: 出来事型、要因分析深化型

増えた要素

  • 鉱研工業・クックデリ等2025年度新規連結子会社の事業内容説明
  • ヒューリックエナジーソリューションによる小売電気事業等の記述
  • リソー教育グループ株価連動のれん償却という特殊要因の説明

要約: 四半期は前年同期比+13.8%増加。新規連結子会社(鉱研工業、クックデリ)や新設子会社(ヒューリックエナジーソリューション)の事業内容説明が加わり、セグメント言及数も増加した。その他区分の営業損失の特殊要因(のれん償却)も新たに定量説明されており、粒度は細分化したと判定。

定性文の全文(前期・今期)

通期 2024年12月期

出典: ヒューリック 2024年12月期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2025年1月30日(https://www2.jpx.co.jp/disc/30030/140120250129557228.pdf)

1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況① 当期の概況我が国経済は、企業の好調な設備投資及び個人消費の復調や好調なインバウンド需要による景気回復の動きに加え、インフレ経済への回帰の動きがみられました。不動産投資マーケットにつきましては、日銀のマイナス金利解除及び利上げ後も不動産投資家の旺盛な投資マインドが継続したため、安定的に推移しました。こうした環境のもと、当社グループは、2020年度を初年度とする中長期経営計画に基づき、「変革」と「スピード」をベースに、環境変化に柔軟に対応した進化を通じて、持続的な企業価値向上の実現に注力してまいりました結果、当連結会計年度につきましては、経常利益が1,543億円となり、期初の連結業績予想に比べて103億円、対前期比で168億円の増加となりました。

② 経営成績の分析(営業収益)当連結会計年度の営業収益は、591,615百万円となり、対前期比で145,232百万円増加いたしました。これは、前連結会計年度及び当連結会計年度に竣工、取得した物件によりオフィス等の不動産賃貸収入が安定的に推移したことに加え、販売用不動産の売上も順調に推移したことによるものであります。(営業利益)当連結会計年度の営業利益は、163,360百万円となり、対前期比で17,182百万円増加いたしました。これは、物件の竣工、取得によりオフィス等の不動産賃貸収入が安定的に推移したことに加え、販売用不動産の売上総利益が増加したことによるものであります。(経常利益)当連結会計年度の経常利益は、154,329百万円となり、対前期比で16,892百万円増加いたしました。これは、上記営業利益の増加があった一方で、支払利息の増加により営業外費用が増加したことによるものであります。(親会社株主に帰属する当期純利益)当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、102,341百万円となり、対前期比で7,715百万円増加いたしました。これは、上記経常利益の増加に加え、投資有価証券売却益の増加により特別利益が増加したこと、段階取得に係る差損の発生により特別損失が増加したこと及び税金費用が増加したことによるものであります。各セグメントの業績は、次の通りであります。(各セグメントの営業収益は、セグメント間の内部営業収益、振替高を含みます。)(不動産事業)当社グループの中核事業は、東京23区を中心に、約250件(販売用不動産除く)の賃貸物件・賃貸可能面積約127万㎡を活用した不動産賃貸事業であります。環境変化に対応した競争優位性のある高品質な賃貸ポートフォリオを構築する観点から、継続的な物件の入れ替えや耐震・環境配慮に優れた開発・建替の加速による優良アセットの積み上げに取り組んでおります。また、開発・建替、バリューアッド物件のパイプラインを充実させ、出口戦略の多様化により、安定的・継続的な開発利益と運用報酬の獲得にも取り組んでおります。当連結会計年度の新規物件(固定資産)の取得につきましては、アルボーレ銀座(一部)(東京都中央区)、キオクシア四日市工場(底地)(三重県四日市市)及びロクマルゲートIKEBUKURO(一部)(東京都豊島区)などを取得いたしました。開発・建替事業(固定資産)につきましては、ヒューリックロジスティクス橋本(相模原市中央区)が2024年7月に竣工いたしました。また、(仮称)三郷物流開発計画(埼玉県三郷市)、(仮称)銀座ビル建替計画(東京都中央区)、(仮称)札幌建替計画(2期工事)(札幌市中央区)、(仮称)心斎橋開発計画(大阪市中央区)、自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業(東京都目黒区)、(仮称)銀座8丁目9-11,12開発計画(東京都中央区)、(仮称)青山ビル建替計画(東京都港区)、(仮称)銀座五丁目開発計画(東京都中央区)及び(仮称)新宿318開発計画(東京都新宿区)などが順調に進行しております。PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業につきましては、東京都と渋谷区実施の「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」などが順調に進行しておりまヒューリック㈱ (3003)2024年12月期 決算短信す。販売用不動産につきましては、ユニモちはら台(千葉県市原市)などを取得し、THE HUB 銀座OCT(東京都中央区)、多治見物流センター(岐阜県多治見市)、ユニモちはら台(千葉県市原市)、グランドニッコー東京台場(東京都港区)及びグランドニッコー東京ベイ舞浜(千葉県浦安市)などを売却しております。このように、当セグメントにおける事業は順調に進行しており、前連結会計年度及び当連結会計年度に竣工、取得した物件によりオフィス等の不動産賃貸収入は安定的に推移したことに加え、販売用不動産の売上も順調に推移したことなどから、当連結会計年度の営業収益は527,204百万円(前期比118,605百万円、29.0%増)、営業利益は170,428百万円(前期比15,996百万円、10.3%増)となりました。(保険事業)保険事業におきましては、連結子会社であるヒューリック保険サービス株式会社が、国内・外資系の保険会社と代理店契約を結んでおり、法人から個人まで多彩な保険商品を販売しております。保険業界の事業環境は引き続き厳しい環境にありますが、既存損保代理店の営業権取得を重点戦略として、法人取引を中心に営業展開をしております。この結果、当セグメントにおける営業収益は3,699百万円(前期比53百万円、1.4%増)、営業利益は997百万円(前期比△90百万円、8.3%減)となりました。(ホテル・旅館事業)ホテル・旅館事業におきましては、連結子会社であるヒューリックホテルマネジメント株式会社は「THEGATE HOTEL」シリーズ及び「ビューホテル」シリーズ、ヒューリックふふ株式会社は「ふふ」シリーズを中心に、ホテル及び旅館の運営をおこなっております。当連結会計年度においては、国内・インバウンドとも好調に推移したことから、稼働・客室単価とも高水準で着地いたしました。この結果、当セグメントにおける営業収益は49,092百万円(前期比11,740百万円、31.4%増)、営業利益は1,675百万円(前期比649百万円、63.2%増)となりました。(その他)その他におきましては、主に連結子会社であるヒューリックビルド株式会社が、当社保有ビル等の営繕工事、テナント退去時の原状回復工事、新規入居時の内装工事を中心に受注実績を積み上げておりますほか、連結子会社である株式会社リソー教育が進学学習指導等をおこなっております。この結果、営業収益は25,814百万円(前期比19,263百万円、294.0%増)、営業利益は2,233百万円(前期比1,722百万円、336.9%増)となりました。

(2)当期の財政状態の概況(資産)当連結会計年度末の資産合計は、3,048,935百万円となり、対前期末比568,463百万円増加いたしました。当社グループにおきましては、環境変化に対応した競争優位性のある高品質な賃貸ポートフォリオを構築する観点から、継続的な物件の入れ替えや耐震・環境配慮に優れた開発・建替の加速による優良アセットの積み上げに取り組んでおります。また、ヒューリックリート投資法人及びヒューリックプライベートリート投資法人の中長期的な収益向上と優良アセットの着実な積上げを実現するために、スポンサーとしてのサポートやバックアップにも努めております。主な項目の増減は以下の通りであります。・現金及び預金 51,584百万円増加・販売用不動産 91,872百万円増加(固定資産からの振替、物件の取得及び売却等)・土地 88,558百万円増加(物件の取得及び販売用不動産への振替等)・のれん 112,996百万円増加(連結子会社株式の取得及びのれんの償却等)・投資有価証券 92,023百万円増加(投資有価証券の取得、売却及び有価証券の含み益の増加等)ヒューリック㈱ (3003)2024年12月期 決算短信(負債)当連結会計年度末の負債合計は、2,192,591百万円となり、対前期末比481,418百万円増加いたしました。これは主に、設備投資等に伴い、資金調達をおこなったことによるものであります。当社グループの借入金残高は1,397,089百万円となっておりますが、このうち特別目的会社(SPC)のノンリコースローンが30,000百万円含まれております。金融機関からの資金調達については、高い収益力を背景として安定的に低コストで調達をおこなっております。(純資産)当連結会計年度末の純資産合計は、856,344百万円となり、対前期末比87,044百万円増加いたしました。このうち株主資本合計は、769,176百万円となり、対前期末比で62,382百万円増加しております。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益による利益剰余金の増加及び配当金の支払による利益剰余金の減少によるものであります。また、その他の包括利益累計額合計は、63,814百万円となり、対前期末比で4,952百万円増加いたしました。これは主に、有価証券の含み益が9,753百万円増加したことによるその他有価証券評価差額金の増加によるものであります。

(3)当期のキャッシュ・フローの概況当連結会計年度における現金及び現金同等物は、営業活動により353,388百万円増加し、投資活動により602,020百万円減少し、財務活動において300,589百万円増加し、当連結会計年度末には134,326百万円となりました。( 単位:百万円)2023年12月期 2024年12月期営業活動によるキャッシュ・フロー 270,819 353,388投資活動によるキャッシュ・フロー △298,330 △602,020財務活動によるキャッシュ・フロー △28,024 300,589現金及び現金同等物の期末残高 82,763 134,326当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは353,388百万円の収入(前期比82,569百万円)となりました。これは主に、不動産賃貸収入及び販売用不動産の売却を主因とした税金等調整前当期純利益が151,136百万円、減価償却費が17,881百万円、棚卸資産の減少額が212,081百万円あったためであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは602,020百万円の支出(前期比303,690百万円)となりました。これは主に、環境変化に対応した競争優位性のある高品質な賃貸ポートフォリオを構築する観点から、物件の入れ替えや開発・建替等をおこなったためであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは300,589百万円の収入(前期比328,614百万円)となりました。これは主に、開発・建替や新規物件の取得に伴う資金調達をおこなった一方で、配当金の支払いがあったことによるものであります。ヒューリック㈱ (3003)2024年12月期 決算短信(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移2022年12月期 2023年12月期 2024年12月期自己資本比率(%) 29.5 30.8 27.3時価ベースの自己資本比率(%) 34.0 45.2 34.2キャッシュ・フロー対有利子負債比率(倍) 5.4 5.3 5.3インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 26.0 23.3 27.4自己資本比率: 自己資本/総資産時価ベースの自己資本比率: 株式時価総額/総資産キャッシュ・フロー対有利子負債比率: 有利子負債/キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ: キャッシュ・フロー/利払い(注)1.各指標の基準はいずれも連結ベースの財務諸表により計算しております。

2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。3.キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。

4.有利子負債は連結財務諸表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

(4)今後の見通し次期につきましては、賃金上昇により個人消費が増加するとともに、企業の設備投資も堅調な動きが継続するものの、海外経済及び海外情勢の不確実性、国内の物価上昇、人手不足の深刻化などによる先行き不透明な状況が続くものと予想しています。不動産事業環境におきましては、日銀の金融政策転換により国内金利が上昇傾向にあり、イールドギャップの幅は縮小傾向にあるものの、安定した賃貸市況や高い流動性などを背景に、収益不動産の投資市場は引き続き堅調に推移すると考えております。こうした環境のもと、2025年度から中長期経営計画(2020-2029)のフェーズⅢに位置する新中期経営計画(2025-2027)をスタートさせ、①「高い利益成長」と「安定基盤利益拡大」を実現するポートフォリオ再構築、②本格化する竣工物件の利益の最大化と、環境変化を見極めて厳選した開発の推進、③「次の10年後」を見据えた新たな収益の柱の土台造り~連結ベースでの収益拡大~、④格付水準の維持を前提とした財務健全性と、成長戦略に適応したリスク管理態勢構築、⑤環境対応、人的資本の価値最大化、ガバナンス強化など、サステナブル経営の一層の深化、の5点を「対処すべき課題」と捉え、更なるレベルアップをはかってまいります。次期(2025年12月期)の連結業績の見通し及び財政状態の見通しにつきましては、以下の通り計画しております。・連結業績の見通し連結業績予想 (単位:百万円)2025年12月期営業利益 178,000経常利益 164,000親会社株主に帰属108,000する当期純利益・財政状態の見通し2025年12月期におきましても、引き続き保有物件の建替、新規物件投資を計画的に推進するほか、新規開発にも注力して参ります。設備投資等に伴うキャッシュ・フローの支出は、金融機関からの借入や社債等を中心に調達する予定であります。ヒューリック㈱ (3003)2024年12月期 決算短信なお、本資料に記載いたしました業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づく分析・判断によるものであり、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績につきましては、経営環境の変化等により、異なる結果となる可能性があります。

(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当当社は、不動産賃貸事業を主たる事業としていることもあり、長期的かつ安定的な事業基盤の強化のために必要な内部留保の充実をはかるとともに、株主への利益還元を狙いとして、安定した配当を継続することを基本方針としております。また、業績動向を踏まえた配当とすることも同様に重要と考えております。当社は、期末配当による年1回の剰余金の配当をおこなうことを基本方針としておりますが、下記の通り、中間配当制度を採用していることから、各事業年度の業績の状況を勘案し、中間配当を実施することにより、年2回の剰余金の配当をおこなう場合もございます。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。このような利益配分の考え方に基づき、当事業年度の配当金につきましては、2025年3月26日開催予定の定時株主総会で、期末配当28.0円(中間配当26.0円実施済)を決議する予定であります。当社は、会社法第454条第5項に基づき、中間配当制度を採用しております。なお、当事業年度の剰余金の配当額は以下の通りであります。配当金の総額 1株当たり配当額決議年月日(百万円) (円)2024年7月26日19,933 26.0取締役会決議2025年3月26日21,466 28.0定時株主総会決議予定また、2025年12月期配当につきましては、上記方針に則り、年57.0円(中間配当28.5円、期末配当28.5円)の配当を見込んでおります。

通期 2025年12月期

出典: ヒューリック 2025年12月期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2026年1月29日

1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況① 当期の概況我が国経済は、底堅い個人消費や堅調な設備投資を中心に内需を下支えし、緩やかな景気回復が継続しているほか、インフレ・賃金上昇・金利上昇が継続しております。不動産投資マーケットにつきましては、日銀による追加利上げ後も、国内外の投資家による事業用不動産の投資意欲は高い状況が続き、賃料上昇が見込めるオフィスを中心として多くの大型取引が成立するなど、活発な状況が継続しました。こうした環境のもと、当社グループは、2020年度を初年度とする中長期経営計画に基づき、「変革」と「スピード」をベースに、環境変化に柔軟に対応した進化を通じて、持続的な企業価値向上の実現に注力してまいりました結果、当連結会計年度につきましては 、経常利益が1,729億円となり、期初の連結業績予想に比べて89億円、対前期比で185億円の増加となりました。

② 経営成績の分析(営業収益)当連結会計年度の営業収益は、727,447百万円となり、対前期比で135,831百万円増加いたしました。これは、前連結会計年度及び当連結会計年度に竣工、取得した物件によりオフィス等の不動産賃貸収入が安定的に推移したことに加え、販売用不動産の売上も順調に推移したことによるものであります。(営業利益)当連結会計年度の営業利益は、186,826百万円となり、対前期比で23,465百万円増加いたしました。これは、物件の竣工、取得によりオフィス等の不動産賃貸収入が安定的に推移したことに加え、販売用不動産の売上総利益が増加したことによるものであります。(経常利益)当連結会計年度の経常利益は、172,927百万円となり、対前期比で18,597百万円増加いたしました。これは、上記営業利益の増加があった一方で、支払利息の増加により営業外費用が増加したことによるものであります。(親会社株主に帰属する当期純利益)当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、114,334百万円となり、対前期比で11,993百万円増加いたしました。これは、上記経常利益の増加に加え、段階取得に係る差損の減少により特別損失が減少した一方で、投資有価証券売却益の減少により特別利益が減少したこと及び税金費用が増加したことによるものであります。各セグメントの業績は、次の通りであります。(各セグメントの営業収益は、セグメント間の内部営業収益、振替高を含みます。)(不動産事業)当社グループの中核事業は、東京23区を中心に、約250件(販売用不動産除く)の賃貸物件・賃貸可能面積約131万㎡を活用した不動産事業であります。「高い利益成長」と「安定基盤利益拡大」を実現するポートフォリオ再構築の観点から、環境変化に対応できる競争優位性のある物件への継続的な入れ替えや厳選した開発の推進に取り組んでおります。また、本格化する竣工物件の利益の最大化をはかるため、出口戦略の多様化により、安定的・継続的な開発利益と運用報酬の獲得にも継続して取り組んでおります。当連結会計年度の新規物件(固定資産)の取得につきましては、アリオ西新井(一部)(東京都足立区)、ヒューリック神谷町ビル(一部)(東京都港区)及びFORECAST新宿SOUTH(東京都新宿区)などを取得いたしました。開発・建替事業(固定資産)につきましては、ヒューリックロジスティクス三郷(埼玉県三郷市)が2025年7月、ヒューリック銀座ビル(東京都中央区)が2025年8月、ヒューリックスクエア札幌(Ⅱ期)(札幌市中央区)が2025年9月に竣工いたしました。また、(仮称)心斎橋開発計画(大阪市中央区)、自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業(東京都目黒区)、(仮称)銀座8丁目9-11,12開発計画(東京都中央区)、(仮称)塩浜二丁目開発計画Ⅰ期(東京都江東区)、(仮称)青山ビル建替計画(東京都港区)、(仮称)G8開発計画(東京都中央区)、(仮称)銀座五丁目開発計画(東京都中央区)、(仮称)銀座六丁目みゆき通り開発計画(東京都中央区)、銀座7ヒューリック㈱ (3003)2025年12月期 決算短信丁目昭和通り開発計画(東京都中央区)及び(仮称)新宿318開発計画(東京都新宿区)などが順調に進行しております。PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業につきましては、東京都と渋谷区実施の「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」などが順調に進行しております。販売用不動産につきましては、ヒューリック広尾ビル(東京都港区)、(仮称)市ヶ谷開発計画(東京都千代田区)、ヒューリック新宿ビル(一部)(東京都新宿区)、浅草ビューホテル(東京都台東区)、八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業(東京都中央区)及びヒューリック大阪ビル(大阪市中央区)などを売却しております。このように、当セグメントにおける事業は順調に進行しており、前連結会計年度及び当連結会計年度に竣工、取得した物件によりオフィス等の不動産賃貸収入は安定的に推移したことに加え、販売用不動産の売上も順調に推移したことなどから、当連結会計年度の営業収益は637,458百万円(前期比110,253百万円、20.9%増)、営業利益は198,111百万円(前期比27,683百万円、16.2%増)となりました。(保険事業)保険事業におきましては、連結子会社であるヒューリック保険サービス株式会社が、国内・外資系の保険会社と代理店契約を結んでおり、法人から個人まで多彩な保険商品を販売しております。保険業界の事業環境は引き続き厳しい環境にありますが、既存損保代理店の営業権取得を重点戦略として、法人取引を中心に営業展開をしております。この結果、当セグメントにおける営業収益は3,929百万円(前期比230百万円、6.2%増)、営業利益は1,090百万円(前期比93百万円、9.3%増)となりました。(ホテル・旅館事業)ホテル・旅館事業におきましては、連結子会社であるヒューリックホテルマネジメント株式会社は「THEGATE HOTEL」シリーズ及び「ビューホテル」シリーズ、ヒューリックふふ株式会社は「ふふ」シリーズを中心に、ホテル及び旅館の運営をおこなっております。当連結会計年度においては、旺盛なインバウンド需要を取込み、宿泊単価の上昇により好業績で推移いたしました。この結果、当セグメントにおける営業収益は54,256百万円(前期比5,163百万円、10.5%増)、営業利益は1,670百万円(前期比△5百万円、0.3%減)となりました。(その他)その他におきましては、主に連結子会社であるヒューリックビルド株式会社が、当社保有ビル等の営繕工事、テナント退去時の原状回復工事、新規入居時の内装工事を中心に受注実績を積み上げておりますほか、連結子会社である株式会社リソー教育グループが進学学習指導等をおこなっております。この結果、営業収益は45,643百万円(前期比19,829百万円、76.8%増)、営業利益は2,137百万円(前期比△95百万円、4.2%減)となりました。

(2)当期の財政状態の概況(資産)当連結会計年度末の資産合計は、3,506,068百万円となり、対前期末比457,132百万円増加いたしました。当社グループにおきましては、「高い利益成長」と「安定基盤利益拡大」を実現するポートフォリオ再構築の観点から、環境変化に対応できる競争優位性のある物件への継続的な入れ替えや厳選した開発の推進に取り組んでおります。また、ヒューリックリート投資法人及びヒューリックプライベートリート投資法人の中長期的な収益向上と優良アセットの着実な積上げを実現するために、スポンサーとしてのサポートやバックアップにも努めております。主な項目の増減は以下の通りであります。・営業投資有価証券 68,539百万円増加(営業投資有価証券の取得及び出資の返還等)・建物及び構築物 33,829百万円増加(物件の取得、竣工及び販売用不動産への振替等)・土地 140,779百万円増加(物件の取得及び販売用不動産への振替等)・投資有価証券 79,012百万円増加(投資有価証券の取得、売却及び有価証券の含み益の増加等)ヒューリック㈱ (3003)2025年12月期 決算短信(負債)当連結会計年度末の負債合計は、2,566,887百万円となり、対前期末比374,296百万円増加いたしました。これは主に、設備投資等に伴い、資金調達をおこなったことによるものであります。当社グループの借入金残高は1,607,396百万円となっておりますが、このうち特別目的会社(SPC)のノンリコースローンが76,175百万円含まれております。金融機関からの資金調達については、高い収益力を背景として安定的に低コストで調達をおこなっております。(純資産)当連結会計年度末の純資産合計は、939,180百万円となり、対前期末比82,835百万円増加いたしました。このうち株主資本合計は、829,364百万円となり、対前期末比で60,187百万円増加しております。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益による利益剰余金の増加及び配当金の支払による利益剰余金の減少によるものであります。また、その他の包括利益累計額合計は、83,915百万円となり、対前期末比で20,100百万円増加いたしました。これは主に、有価証券の含み益が30,002百万円増加したことによるその他有価証券評価差額金の増加によるものであります。

(3)当期のキャッシュ・フローの概況当連結会計年度における現金及び現金同等物は、営業活動により269,239百万円増加し、投資活動により544,500百万円減少し、財務活動において272,264百万円増加し、当連結会計年度末には130,655百万円となりました。( 単位:百万円)2024年12月期 2025年12月期営業活動によるキャッシュ・フロー 353,388 269,239投資活動によるキャッシュ・フロー △602,020 △544,500財務活動によるキャッシュ・フロー 300,589 272,264現金及び現金同等物の期末残高 134,326 130,655当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは269,239百万円の収入(前期比△84,149百万円)となりました。これは主に、不動産賃貸収入及び販売用不動産の売却を主因とした税金等調整前当期純利益が171,343百万円、減価償却費が19,913百万円、棚卸資産の減少額が164,868百万円あったためであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは544,500百万円の支出(前期比△57,519百万円)となりました。これは主に、「高い利益成長」と「安定基盤利益拡大」を実現するポートフォリオ再構築の観点から、物件の入れ替えや開発・建替等の推進をおこなったためであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは272,264百万円の収入(前期比△28,324百万円)となりました。これは主に、上記、物件の入れ替えや開発・建替等のために資金調達をおこなった一方で、配当金の支払いがあったことによるものであります。ヒューリック㈱ (3003)2025年12月期 決算短信(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移2023年12月期 2024年12月期 2025年12月期自己資本比率(%) 30.8 27.3 26.0時価ベースの自己資本比率(%) 45.2 34.2 37.1キャッシュ・フロー対有利子負債比率(倍) 5.3 5.3 8.2インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 23.3 27.4 13.5自己資本比率: 自己資本/総資産時価ベースの自己資本比率: 株式時価総額/総資産キャッシュ・フロー対有利子負債比率: 有利子負債/キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ: キャッシュ・フロー/利払い(注)1.各指標の基準はいずれも連結ベースの財務諸表により計算しております。

2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。3.キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。

4.有利子負債は連結財務諸表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

(4)今後の見通し次期につきましては、賃金上昇により個人消費が増加するとともに、成長投資のための企業の設備投資が増加することで、引き続き緩やかな成長が続くと予想しております。一方で、海外経済及び海外情勢の不確実性、金融市場の変動等の影響について注視が必要と考えております。不動産事業環境におきましては、金融機関の積極的な融資姿勢や、建築費高騰を受けた新規供給の減少が続くことを背景とした賃貸市況の活況を要因として、収益不動産の投資市場は引き続き堅調に推移すると予想しております。このような環境のもと、次期(2026年12月期)の連結業績の見通し及び財政状態の見通しにつきましては、以下の通り計画しております。なお、2025年12月期の連結経常利益が1,729億円となり、現中期経営計画(2020-2029)の目標達成に目途がたったことから、環境変化に対応した新中期経営計画(2026-2036)を策定しており、詳細につきましては、2026年2月3日の公表を予定しております。・連結業績の見通し連結業績予想 (単位:百万円)2026年12月期営業利益 210,000経常利益 185,000親会社株主に帰属121,000する当期純利益・財政状態の見通し2026年12月期におきましては、新規物件投資を計画的に推進するほか、新規事業投資にも注力してまいります。設備投資等に伴うキャッシュ・フローの支出は、金融機関からの借入や社債等を中心に調達する予定であります。なお、本資料に記載いたしました業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づく分析・判断によるものであり、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績につきましては、経営環境の変化等により、異なる結果となる可能性があります。ヒューリック㈱ (3003)2025年12月期 決算短信

(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当当社は、不動産投資事業を主たる事業としていることもあり、長期的かつ安定的な事業基盤の強化のために必要な内部留保の充実をはかるとともに、株主への利益還元を狙いとして、安定した配当を継続することを基本方針としております。また、業績動向を踏まえた配当とすることも同様に重要と考えております。当社は、期末配当による年1回の剰余金の配当をおこなうことを基本方針としておりますが、下記の通り、中間配当制度を採用していることから、各事業年度の業績の状況を勘案し、中間配当を実施することにより、年2回の剰余金の配当をおこなう場合もございます。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。このような利益配分の考え方に基づき、当事業年度の配当金につきましては、2026年3月25日開催予定の定時株主総会で、期末配当33.5円(中間配当28.5円実施済)を決議する予定であります。当社は、会社法第454条第5項に基づき、中間配当制度を採用しております。なお、当事業年度の剰余金の配当額は以下の通りであります。配当金の総額 1株当たり配当額決議年月日(百万円) (円)2025年7月28日21,849 28.5取締役会決議2026年3月25日25,683 33.5定時株主総会決議予定また、2026年12月期配当につきましては、上記方針に則り、年67.0円(中間配当33.5円、期末配当33.5円)の配当を見込んでおります。

四半期 2025年12月期 第2四半期

出典: ヒューリック 2025年12月期 第2四半期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2025年7月28日(https://www2.jpx.co.jp/disc/30030/140120250725520946.pdf)

1.経営成績等の概況(1)当中間期の経営成績の概況当中間連結会計期間の連結業績は、前連結会計年度及び当中間連結会計期間に竣工、取得した物件によりオフィス等の不動産賃貸収入は安定的に推移しております。また、販売用不動産の売上も順調に推移したことなどにより、営業収益は300,081百万円(前年同期比95,229百万円、46.4%増)、営業利益は75,055百万円(前年同期比6,132百万円、8.8%増)、経常利益は66,547百万円(前年同期比1,691百万円、2.6%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は44,893百万円(前年同期比762百万円、1.7%増)となりました。各セグメントの経営成績は、次の通りであります。(各セグメントの営業収益は、セグメント間の内部営業収益、振替高を含みます。)(不動産事業)当社グループの中核事業は、東京23区を中心に、約250件(販売用不動産除く)の賃貸物件・賃貸可能面積約128万㎡を活用した不動産賃貸事業であります。「高い利益成長」と「安定基盤利益拡大」を実現するポートフォリオ再構築の観点から、環境変化に対応できる競争優位性のある物件への継続的な入れ替えや厳選した開発の推進に取り組んでおります。また、本格化する竣工物件の利益の最大化をはかるため、出口戦略の多様化により、安定的・継続的な開発利益と運用報酬の獲得にも継続して取り組んでおります。当中間連結会計期間における新規物件(固定資産)の取得につきましては、アリオ西新井(一部)(東京都足立区)及びヒューリック神谷町ビル(東京都港区)などを取得いたしました。開発・建替事業(固定資産)につきましては、(仮称)三郷物流開発計画(埼玉県三郷市)、(仮称)銀座ビル建替計画(東京都中央区)、(仮称)札幌建替計画(2期工事)(札幌市中央区)、(仮称)心斎橋開発計画(大阪市中央区)、自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業(東京都目黒区)、(仮称)銀座8丁目9-11,12開発計画(東京都中央区)、(仮称)青山ビル建替計画(東京都港区)、(仮称)銀座五丁目開発計画(東京都中央区)及び(仮称)新宿318開発計画(東京都新宿区)などが順調に進行しております。PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業につきましては、東京都と渋谷区実施の「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」などが順調に進行しております。販売用不動産につきましては、ヒューリック広尾ビル(東京都港区)、(仮称)市ヶ谷開発計画(東京都千代田区)及びヒューリック新宿ビル(一部)(東京都新宿区)などを売却しております。このように、当セグメントにおける事業は順調に進行しており、前連結会計年度及び当中間連結会計期間に竣工、取得した物件によりオフィス等の不動産賃貸収入は安定的に推移したことに加え、販売用不動産の売上も順調に推移したことなどから、当中間連結会計期間の営業収益は257,335百万円(前年同期比76,795百万円、42.5%増)、営業利益は79,713百万円(前年同期比6,874百万円、9.4%増)となりました。(保険事業)保険事業におきましては、連結子会社であるヒューリック保険サービス株式会社が、国内・外資系の保険会社と代理店契約を結んでおり、法人から個人まで多彩な保険商品を販売しております。保険業界の事業環境は引き続き厳しい環境にありますが、既存損保代理店の営業権取得を重点戦略として、法人取引を中心に営業展開をしております。この結果、当セグメントにおける営業収益は1,966百万円(前年同期比74百万円、3.9%増)、営業利益は557百万円(前年同期比△29百万円、5.0%減)となりました。ヒューリック㈱ (3003)2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信(ホテル・旅館事業)ホテル・旅館事業におきましては、連結子会社であるヒューリックホテルマネジメント株式会社は「THEGATE HOTEL」シリーズ及び「ビューホテル」シリーズ、ヒューリックふふ株式会社は「ふふ」シリーズを中心に、ホテル及び旅館の運営をおこなっております。当中間連結会計期間においては、引き続き旺盛なインバウンド需要の取り込みによる宿泊単価の上昇に加え、国内外の活発な需要を着実に取り込みましたことから、当セグメントにおける営業収益は27,943百万円(前年同期比2,958百万円、11.8%増)、営業利益は2,652百万円(前年同期比1,119百万円、73.0%増)となりました。(その他)その他におきましては、主に連結子会社であるヒューリックビルド株式会社が、当社保有ビル等の営繕工事、テナント退去時の原状回復工事、新規入居時の内装工事を中心に受注実績を積み上げておりますほか、連結子会社である株式会社リソー教育が進学学習指導等をおこなっております。この結果、営業収益は19,019百万円(前年同期比14,536百万円、324.3%増)、営業損失は52百万円(前年同期は営業利益187百万円)となりました。

(2)当中間期の財政状態の概況①財政状態の変動状況(資産)当中間連結会計期間末の資産合計は、3,424,321百万円となり、対前期末比で375,385百万円増加いたしました。当社グループにおきましては、「高い利益成長」と「安定基盤利益拡大」を実現するポートフォリオ再構築の観点から、環境変化に対応できる競争優位性のある物件への継続的な入れ替えや厳選した開発の推進に取り組んでおります。また、ヒューリックリート投資法人及びヒューリックプライベートリート投資法人の中長期的な収益向上と優良アセットの着実な積上げを実現するために、スポンサーとしてのサポートやバックアップにも努めております。主な項目の増減は以下の通りであります。・現金及び預金 35,237百万円増加・土地 87,316百万円増加(物件の取得及び販売用不動産への振替等)・投資有価証券 43,011百万円増加(投資有価証券の取得、売却及び含み益の増加等)(負債)当中間連結会計期間末の負債合計は、2,556,629百万円となり、対前期末比で364,038百万円増加いたしました。これは主に、設備投資等に伴い、資金調達をおこなったことによるものであります。当社グループの借入金残高は1,562,406百万円となっておりますが、このうち特別目的会社(SPC)のノンリコースローンが34,830百万円含まれております。金融機関からの資金調達については、高い収益力を背景として安定的に低コストで調達をおこなっております。(純資産)当中間連結会計期間末の純資産合計は、867,691百万円となり、対前期末比で11,347百万円増加いたしました。このうち株主資本合計は、781,909百万円となり、対前期末比で12,732百万円増加しております。これは主に、親会社株主に帰属する中間純利益による利益剰余金の増加及び配当金の支払による利益剰余金の減少によるものであります。また、その他の包括利益累計額合計は、66,309百万円となり、対前期末比で2,495百万円増加いたしました。これは主に、有価証券の含み益が増加したことによるその他有価証券評価差額金の増加によるものであります。ヒューリック㈱ (3003)2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信

②キャッシュ・フローの状況当中間連結会計期間における現金及び現金同等物は、営業活動により47,195百万円増加し、投資活動により220,580百万円減少し、財務活動において208,721百万円増加し、当中間連結会計期間末には169,585百万円となりました。(単位:百万円)前中間連結会計期間 当中間連結会計期間(自 2024年1月1日 (自 2025年1月1日至 2024年6月30日) 至 2025年6月30日)営業活動によるキャッシュ・フロー 85,234 47,195投資活動によるキャッシュ・フロー △298,199 △220,580財務活動によるキャッシュ・フロー 240,431 208,721現金及び現金同等物の中間期末残高 110,230 169,585当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは47,195百万円の収入(前年同期比△38,039百万円)となりました。これは主に、不動産賃貸収入及び販売用不動産の売却を主因とした税金等調整前中間純利益が68,648百万円、棚卸資産の減少額が25,029百万円、営業投資有価証券の増加額が21,580百万円、法人税等の支払額が30,000百万円あったためであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは220,580百万円の支出(前年同期比△77,619百万円)となりました。これは主に、「高い利益成長」と「安定基盤利益拡大」を実現するポートフォリオ再構築の観点から、物件の入れ替えや開発・建替等をおこなったためであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは208,721百万円の収入(前年同期比△31,710百万円)となりました。これは主に、上記、物件の入れ替えや開発・建替等のために、資金調達をおこなったためであります。

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明当中間期の業績は概ね計画通りに推移しており、2025年12月期の業績予想に変更はありません。ヒューリック㈱ (3003)2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信

四半期 2026年12月期 第2四半期

出典: ヒューリック 2026年12月期 第2四半期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2026年7月28日(https://www2.jpx.co.jp/disc/30030/140120260727500129.pdf)

1.経営成績等の概況(1)当中間期の経営成績の概況当中間連結会計期間の連結業績は、前連結会計年度及び当中間連結会計期間に竣工、取得した物件によりオフィス等の不動産賃貸収入は安定的に推移しております。また、販売用不動産の売上も順調に推移したことなどにより、営業収益は416,596百万円(前年同期比116,515百万円、38.8%増)、営業利益は80,313百万円(前年同期比5,258百万円、7.0%増)、経常利益は70,861百万円(前年同期比4,314百万円、6.4%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は49,978百万円(前年同期比5,085百万円、11.3%増)となりました。各セグメントの経営成績は、次の通りであります。(各セグメントの営業収益は、セグメント間の内部営業収益、振替高を含みます。)(不動産事業)当社グループは不動産マーケットにおける多様なニーズに対応して、競争優位性のある賃貸ポートフォリオの構築を目的とした好立地の不動産取得をおこなっております。2026年6月末時点において東京23区の駅近を中心に約250件(販売用不動産除く)の賃貸物件を保有・管理しており、賃貸可能面積は約126万㎡となっており、この賃貸ポートフォリオを用いて不動産賃貸業務をおこなっております。また、収益力の一層の強化をはかるため、開発・建替による賃料収入の増強を実現し、安定的な賃貸収入を得ているほか、不動産バリューアッドビジネス等の不動産の取得・販売業務をおこなっております。当中間連結会計期間における新規物件(固定資産)の取得につきましては、ヒューリック神谷町ビル(一部)(東京都港区)、ヒューリック九段ビル(底地)(東京都千代田区)、札幌ネットワークセンター(札幌市北区)などを取得いたしました。開発・建替事業(固定資産)につきましては、クオーツ心斎橋(大阪市中央区)が2026年3月に竣工いたしました。また、自由が丘一丁目29番地区第一種市街地再開発事業(東京都目黒区)、(仮称)銀座8丁目9-11,12開発計画(東京都中央区)、(仮称)塩浜二丁目開発計画Ⅰ期(東京都江東区)、(仮称)青山ビル建替計画(東京都港区)、(仮称)G8開発計画(東京都中央区)、(仮称)銀座五丁目開発計画(東京都中央区)、(仮称)銀座六丁目みゆき通り開発計画(東京都中央区)、銀座7丁目昭和通り開発計画(東京都中央区)及び(仮称)新宿318開発計画(東京都新宿区)などが順調に進行しております。PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業につきましては、東京都と渋谷区実施の「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」などが順調に進行しております。販売用不動産につきましては、イーストネットビルディング(東京都江東区)及びザ・スクエアホテル銀座(東京都中央区)などを取得し、ヒューリックみなとみらい(横浜市中区)及びヒューリック府中タワー(東京都府中市)などを売却しております。このように、当セグメントにおける事業は順調に進行しており、前連結会計年度及び当中間連結会計期間に竣工、取得した物件によりオフィス等の不動産賃貸収入は安定的に推移したことに加え、販売用不動産の売上も順調に推移したことなどから、当中間連結会計期間の営業収益は349,630百万円(前年同期比92,295百万円、35.8%増)、営業利益は87,253百万円(前年同期比7,540百万円、9.4%増)となりました。(保険事業)保険事業におきましては、連結子会社であるヒューリック保険サービス株式会社が、国内・外資系の保険会社と代理店契約を結んでおり、法人から個人まで多彩な保険商品を販売しております。保険業界の事業環境は引き続き厳しい環境にありますが、既存損保代理店の営業権取得を重点戦略として、法人取引を中心に営業展開をしております。この結果、当セグメントにおける営業収益は2,058百万円(前年同期比92百万円、4.6%増)、営業利益は662百万円(前年同期比105百万円、18.8%増)となりました。ヒューリック㈱ (3003)2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信(ホテル・旅館事業)ホテル・旅館事業におきましては、連結子会社であるヒューリックホテルマネジメント株式会社は「THEGATE HOTEL」シリーズ及び「ビューホテル」シリーズ、ヒューリックふふ株式会社は「ふふ」シリーズを中心に、ホテル及び旅館の運営をおこなっております。当中間連結会計期間においては、引き続き旺盛なインバウンド需要の取り込みによる宿泊単価の上昇とともに、新規開業事業所の売上も加わりましたことなどから、当セグメントにおける営業収益は31,579百万円(前年同期比3,635百万円、13.0%増)、営業利益は2,700百万円(前年同期比47百万円、1.8%増)となりました。(その他)その他におきましては、主に連結子会社であるヒューリックビルド株式会社が、当社保有ビル等の営繕工事、テナント退去時の原状回復工事、新規入居時の内装工事を中心に受注実績を積み上げておりますほか、連結子会社である株式会社リソー教育グループが進学学習指導等をおこなっております。また、連結子会社であるヒューリックエナジーソリューション株式会社は再生可能エネルギー発電所及び蓄電所の開発・管理、小売電気事業等環境・インフラ事業をおこなっております。2025年度に当社の連結子会社となった鉱研工業株式会社はボーリング機器とその他関連機器製造販売及び工事施工をおこなっており、同じく2025年度に当社の連結子会社となったクックデリ株式会社は高齢者施設向けの完全調理済み食品の企画・製造及び販売をおこなっております。この結果、営業収益は39,389百万円(前年同期比20,370百万円、107.1%増)、営業損失は2,459百万円(前年同期は営業損失52百万円)となりました。なお、当中間連結会計期間の特殊要因として、株式会社リソー教育グループの株価に応じた追加的なのれん償却5,129百万円を計上しており、当該特殊要因を除きますと営業利益は2,669百万円(前年同期は営業損失52百万円)となります。

(2)当中間期の財政状態の概況①財政状態の変動状況(資産)当中間連結会計期間末の資産合計は、3,592,508百万円となり、対前期末比で86,440百万円増加いたしました。当社グループは、本格的なインフレと賃料上昇、不動産売買市場のさらなる活性化、建築費の高騰を背景に、不動産事業のさらなる高度化と効率化を通じて、不動産の賃貸利益・売却利益・連結利益を最大化してまいります。不動産投資事業においては、流動性が高いアセット及び賃料成長が見込めるインフレ耐性アセットへの投資をおこなっているほか、不動産開発事業においては、優良な固定資産ポートフォリオの構築やグループのリート・ファンドの成長(AUM増加)の推進、新規事業アセットの開発をおこなっております。主な項目の増減は以下の通りであります。・現金及び預金 25,113百万円増加・営業投資有価証券 31,275百万円増加(営業投資有価証券の取得及び出資の償還等)・土地 15,878百万円減少(物件の取得及び販売用不動産への振替等)・建設仮勘定 25,250百万円増加(建替及び開発計画の進行、物件の竣工)(負債)当中間連結会計期間末の負債合計は、2,612,162百万円となり、対前期末比で45,274百万円増加いたしました。これは主に、設備投資等に伴い、資金調達をおこなったことによるものであります。当社グループの借入金残高は1,665,236百万円となっておりますが、このうち特別目的会社(SPC)のノンリコースローンが50,060百万円含まれております。金融機関からの資金調達については、高い収益力を背景として安定的に低コストで調達をおこなっております。(純資産)当中間連結会計期間末の純資産合計は、980,346百万円となり、対前期末比で41,166百万円増加いたしました。このうち株主資本合計は、853,561百万円となり、対前期末比で24,196百万円増加しております。これは主に、親会社株主に帰属する中間純利益による利益剰余金の増加及び配当金の支払による利益剰余金の減少によるものであります。また、その他の包括利益累計額合計は、93,870百万円となり、対前期末比で9,955百万円増加いたしました。これは主に、円安基調を背景とした為替換算調整勘定の増加や、有価証券の含み益が増加したことによるその他有価証券評価差額金の増加によるものであります。ヒューリック㈱ (3003)2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信

②キャッシュ・フローの状況当中間連結会計期間における現金及び現金同等物は、営業活動により155,752百万円増加し、投資活動により200,165百万円減少し、財務活動において69,509百万円増加し、当中間連結会計期間末には155,867百万円となりました。(単位:百万円)前中間連結会計期間 当中間連結会計期間(自 2025年1月1日 (自 2026年1月1日至 2025年6月30日) 至 2026年6月30日)営業活動によるキャッシュ・フロー 47,195 155,752投資活動によるキャッシュ・フロー △220,580 △200,165財務活動によるキャッシュ・フロー 208,721 69,509現金及び現金同等物の中間期末残高 169,585 155,867当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは155,752百万円の収入(前年同期比108,556百万円)となりました。これは主に、不動産賃貸収入及び販売用不動産の売却を主因とした税金等調整前中間純利益が71,928百万円、棚卸資産の減少額が56,912百万円、営業投資有価証券の減少額が37,140百万円、法人税等の支払額が32,945百万円あったためであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは200,165百万円の支出(前年同期比△20,414百万円)となりました。これは主に、競争優位性のある賃貸ポートフォリオの構築を目的として、物件の入れ替えや開発・建替等をおこなったためであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動によるキャッシュ・フローは69,509百万円の収入(前年同期比△139,212百万円)となりました。これは主に、上記、物件の入れ替えや開発・建替等のために、資金調達をおこなったためであります。

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明当中間期の業績は概ね計画通りに推移しており、2026年12月期の業績予想に変更はありません。ヒューリック㈱ (3003)2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信

本記事は各社が開示した決算短信の記載を機械的に抽出・比較し、AIが要約したものです。数値・表現は原資料をご確認ください。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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