大和ハウス工業

大和ハウス工業、2026年3月期は売上高5兆5,768億円・営業利益6,148億円・当期純利益3,505億円で7次中計目標を1年前倒し達成

決算サマリー 2026.08.01
大和ハウス工業、2026年3月期は売上高5兆5,768億円・営業利益6,148億円・当期純利益3,505億円で7次中計目標を1年前倒し達成

※本記事は大和ハウス工業が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

大和ハウス工業は2026年3月期(第7次中期経営計画の最終年度)において、売上高5兆5,768億円、営業利益6,148億円、当期純利益(親会社株主に帰属する当期純利益)3,505億円をあげた。これは第7次中期経営計画(FY2022〜FY2025)の当初業績目標であった売上高5兆5,000億円・営業利益5,000億円・当期純利益3,400億円を、いずれも1年前倒しで達成した水準にあたる。第7次中期経営計画は当初計画より1年前倒しで終了し、第8次中期経営計画は事業環境の先行きを見極めたのち改めて公表するとしている。

目次

連結業績(当期 実績)

2026年3月期の連結業績は、売上高5兆5,768億円、営業利益6,148億円、当期純利益3,505億円。ROEは12.7%、配当性向は39.9%(1株当たり配当金額175円、退職給付数理差異の影響を除く当期純利益より算出)、D/Eレシオは0.98倍だった。

項目2026年3月期実績(当期)7次中計当初目標(FY2026目標)
売上高5兆5,768億円5兆5,000億円
営業利益6,148億円5,000億円(営業利益率9.1%)
当期純利益3,505億円3,400億円
ROE12.7%13%以上
配当性向(1株当たり配当金額)39.9%(175円)35%以上(下限130円)
D/Eレシオ0.98倍0.6倍程度
財務目標と実績(7次中計当初目標とFY2025実績の対比)
出典:大和ハウス工業 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.5

事業別(収益モデル別)の状況

大和ハウス工業は請負中心の収益モデルから、海外事業・ストック型も含めたバランスの取れた収益モデルへの進化を進めている。第7次中期経営計画の5年間(FY2021実績→FY2025実績)で、海外事業の売上高は4,451億円から1兆284億円へ+131%、ストック型売上高は1兆4,109億円から1兆8,189億円へ+29%、開発型売上高は2,900億円から3,337億円へ+15%、請負・分譲型売上高は2兆7,951億円から3兆5,116億円へ+26%と、いずれも増加した。なお開発型については、米国子会社による大型土地取引等の影響でFY2025では売却を調整したとしている。

収益モデルFY2021実績FY2025実績成長率(FY2021→FY2025)
請負・分譲型2兆7,951億円3兆5,116億円+26%
開発型2,900億円3,337億円+15%
ストック型1兆4,109億円1兆8,189億円+29%
海外事業4,451億円1兆284億円+131%
主要収益モデル別売上高(請負・分譲型/開発型/ストック型/海外事業)
出典:大和ハウス工業 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.6

通期業績予想

本資料は第7次中期経営計画の振り返りを主題とする機関投資家・アナリスト向け経営説明会資料であり、次期以降の具体的な業績予想数値は開示されていない。資料では「第8次中期経営計画は、事業環境の先行きを見極めたのち開示を行う」としている(開示なし)。

株主還元

2026年3月期の配当性向は39.9%(1株当たり配当金額175円)で、第7次中期経営計画の当初目標である配当性向35%以上(下限130円)を上回る水準となった。自己株式取得方針についての記載はない(開示なし)。

中期経営計画/トピック(サステナビリティ・人的資本)

第7次中期経営計画期間中、GHG排出量削減やZEH・ZEB化などのカーボンニュートラル関連指標、および人的資本関連指標のいずれも改善が進んだ。バリューチェーン全体のGHG排出量削減率はFY2021実績16.1%からFY2025実績42.5%(速報値)となり、FY2030当初目標の40%を上回る水準に達した。

指標FY2021実績FY2025実績FY2030当初目標
バリューチェーン全体GHG排出量削減率16.1%42.5%(速報値)40%
ZEH率53%98%100%
ZEB率38%66.2%100%

人的資本関連指標では、新卒採用女性比率・管理職における女性比率・男性の育児休業取得率のいずれもFY2021実績からFY2025実績にかけて上昇した。

指標FY2021実績FY2025実績目標
新卒採用女性比率25.8%(2022/4/1)27.9%(2026/4/1)30%
管理職における女性比率4.9%(2022/4/1)6.3%(2026/4/1)8%(2027/4/1)
男性の育児休業取得率41.9%87.3%80%(FY2026)
人的資本関連指標(採用・多様性・出産育児等の目標と実績)
出典:大和ハウス工業 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.19

※本記事は大和ハウス工業が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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