※本記事は大林組が公開したIR資料(インベスターズガイド 2026年6月版)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は同資料公表時点のものです。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
国内土木事業は、防災・減災や国土強靭化を背景とする官庁工事を軸に、国内建築を上回る利益率を確保しているセグメントです。ガイドP.11の記載を整理します。
2025年度の実績
| 指標 | 連結 | うち単体 |
|---|---|---|
| 完成工事高 | 4,266億円 | 3,400億円 |
| 受注高 | 4,442億円 | 3,519億円 |
| 営業利益/利益率 | 409億円/9.6% | — |
工事種類別受注高の構成(単体)
鉄道が2025年度28.5%と最大区分になり、道路が26.3%で続きます。年度ごとの構成変動が大きいのが土木の特徴です。
| 工事種類 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|---|---|
| 治山・治水 | 6.7% | 4.9% | 9.0% | 2.4% |
| 鉄道 | 24.4% | 21.3% | 8.3% | 28.5% |
| 上・下水道 | 7.2% | 12.3% | 4.8% | 6.1% |
| 土地造成 | 5.5% | 6.7% | 9.5% | 8.8% |
| 道路 | 19.2% | 24.6% | 22.0% | 26.3% |
| その他 | 37.0% | 30.2% | 46.4% | 27.9% |
事業環境
- 官庁工事:防災・減災、国土強靭化対策事業など堅調に推移/高速道路リニューアルは今後も一定規模の発注がされる見通し/今後発注が増えることが見込まれる防衛関連施設整備事業にも期待
- 民間工事:首都圏の鉄道工事や、再生可能エネルギーや脱炭素関連ビジネスの市場拡大など、当面は底堅く推移すると予想
- その他:需要拡大や時間外労働の上限規制を踏まえ施工キャパシティを考慮/発注方式の変化
2025年度の主な実績
Osaka Metro中央線 夢洲駅、中央自動車道 柳樽川橋他9橋の橋梁補修、安威川ダム、川西ウインドファームが掲載されています。新設インフラ、リニューアル、ダム、再エネ関連と、工事種類の幅広さを反映した実績です。

(出典:大林組「インベスターズガイド」2026年6月版 P.11)
本記事は「大林組 インベスターズガイド2026」徹底解説シリーズの一部です。全体像・他の記事はハブ記事からご覧ください。
※本記事は大林組が公開したIR資料(インベスターズガイド 2026年6月版)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は同資料公表時点のものです。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。