株式会社大林組

【大林組】アジア事業 — シンガポール・タイを軸に売上2,711億円

成長戦略 2026.07.28
【大林組】アジア事業 — シンガポール・タイを軸に売上2,711億円

※本記事は大林組が公開したIR資料(インベスターズガイド 2026年6月版)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は同資料公表時点のものです。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

アジアでは、子会社のローカル事業基盤の強化と、アジア支店を中心としたクロスボーダー連携体制の構築による差別化を図り、安定収益を獲得していく方針です。2025年度のアジア事業売上高(連結)は2,711億円と、2005年度(928億円)から約3倍に成長しました(※中東エリアを除く。数値には海外建設事業以外の売上高を一部含む)。

目次

グループ会社の顔ぶれ(2025年度売上高)

会社名主な事業2025年度売上高
大林シンガポール建築・土木1,377億円
タイ大林建築・不動産829億円
ジャヤ大林(インドネシア)建築228億円
台湾大林組建築130億円
大林ベトナム建築82億円
大林組(単体)建築・土木78億円

大林シンガポールがアジア最大の稼ぎ頭で、タイ大林は建築に加えて不動産事業も手がけています。

大林組のアジアグループ会社
アジアのグループ会社概要 (出典:大林組「インベスターズガイド」2026年6月版 P.18)

60年に及ぶアジア展開の歴史

  • 1964年:タイにバンコク駐在員事務所を開設(同社初の海外拠点)
  • 1965年:シンガポール出張所開設
  • 1972年:インドネシアにジャヤ大林設立(海外初の現地法人)
  • 1974年:タイ大林設立
  • 2006年:大林ベトナム設立/2007年:台湾大林組事業開始
  • 2014年:シンガポールの建築部門を現地法人化(大林シンガポール)
  • 2019年:シンガポールにアジア支店設置 — 域内クロスボーダー連携のハブに

各子会社の成長により、アジアにおける事業規模は着実に拡大しています。北米のM&A主導型(P.16〜17)に対し、アジアは自前の現地法人を長期に育てるオーガニック型という対照的な成長モデルです。

アジア事業の成長推移
アジア事業売上高の推移 (出典:大林組「インベスターズガイド」2026年6月版 P.19)

(出典:大林組「インベスターズガイド」2026年6月版 P.18〜19)

本記事は「大林組 インベスターズガイド2026」徹底解説シリーズの一部です。全体像・他の記事はハブ記事からご覧ください。

※本記事は大林組が公開したIR資料(インベスターズガイド 2026年6月版)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は同資料公表時点のものです。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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