※本記事は大林組が公開したIR資料(インベスターズガイド 2026年6月版)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は同資料公表時点のものです。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
アジアでは、子会社のローカル事業基盤の強化と、アジア支店を中心としたクロスボーダー連携体制の構築による差別化を図り、安定収益を獲得していく方針です。2025年度のアジア事業売上高(連結)は2,711億円と、2005年度(928億円)から約3倍に成長しました(※中東エリアを除く。数値には海外建設事業以外の売上高を一部含む)。
グループ会社の顔ぶれ(2025年度売上高)
| 会社名 | 主な事業 | 2025年度売上高 |
|---|---|---|
| 大林シンガポール | 建築・土木 | 1,377億円 |
| タイ大林 | 建築・不動産 | 829億円 |
| ジャヤ大林(インドネシア) | 建築 | 228億円 |
| 台湾大林組 | 建築 | 130億円 |
| 大林ベトナム | 建築 | 82億円 |
| 大林組(単体) | 建築・土木 | 78億円 |
大林シンガポールがアジア最大の稼ぎ頭で、タイ大林は建築に加えて不動産事業も手がけています。

60年に及ぶアジア展開の歴史
- 1964年:タイにバンコク駐在員事務所を開設(同社初の海外拠点)
- 1965年:シンガポール出張所開設
- 1972年:インドネシアにジャヤ大林設立(海外初の現地法人)
- 1974年:タイ大林設立
- 2006年:大林ベトナム設立/2007年:台湾大林組事業開始
- 2014年:シンガポールの建築部門を現地法人化(大林シンガポール)
- 2019年:シンガポールにアジア支店設置 — 域内クロスボーダー連携のハブに
各子会社の成長により、アジアにおける事業規模は着実に拡大しています。北米のM&A主導型(P.16〜17)に対し、アジアは自前の現地法人を長期に育てるオーガニック型という対照的な成長モデルです。

(出典:大林組「インベスターズガイド」2026年6月版 P.18〜19)
本記事は「大林組 インベスターズガイド2026」徹底解説シリーズの一部です。全体像・他の記事はハブ記事からご覧ください。
※本記事は大林組が公開したIR資料(インベスターズガイド 2026年6月版)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は同資料公表時点のものです。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。