※本記事はエンシュウが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
エンシュウは2026年3月期の連結業績で、売上高19,218百万円、営業利益380百万円、経常利益242百万円、当期純利益236百万円となり、前期の赤字から一転して黒字回復を果たした。部品加工事業は生産性向上活動が奏功し営業利益が前期比で倍増し、工作機械事業は2023年11月から進めてきた構造改革により大幅な減収ながらも赤字幅を大きく縮小した。2027年3月期は工作機械事業の大幅増収・黒字化により、全社の営業利益は倍増となる800百万円を見込む。
連結業績(当期 実績)
2026年3月期の連結業績(単位:百万円)は、売上高19,218(前期21,886)と部品加工事業の増収を工作機械事業の減収が上回る形で減収となった一方、営業利益380(前期△705)、経常利益242(前期△943)、当期純利益236(前期△2,261)といずれも黒字に転換した。
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 19,218 | 21,886 | △2,668 |
| 営業利益 | 380 | △705 | +1,085 |
| 経常利益 | 242 | △943 | +1,185 |
| 当期純利益 | 236 | △2,261 | +2,497 |

セグメント別の状況
部品加工事業は二輪・船外機やEV関連部品の仕事量増加に加え生産性向上活動が奏功し、売上高12,390百万円、営業利益738百万円(営業利益率6.0%)と増収増益となった。工作機械事業は前期の大型案件売上の反動により売上高6,756百万円と減収となったが、構造改革の効果や中国現地法人の増収増益により営業損失は407百万円(前期は1,126百万円の損失)まで縮小した。工作機械事業の受注高は8,476百万円(前期比+20.6%)、受注残高は4,433百万円(同+63.1%)と大幅に増加した。
| セグメント | 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|---|
| 部品加工事業 | 売上高 | 12,390 | 11,945 |
| 部品加工事業 | 営業利益 | 738 | 371 |
| 部品加工事業 | 営業利益率 | 6.0% | 3.1% |
| 工作機械事業 | 売上高 | 6,756 | 9,869 |
| 工作機械事業 | 営業利益 | △407 | △1,126 |
| 工作機械事業 | 営業利益率 | △6.0% | △11.4% |


通期業績予想
2027年3月期は、工作機械事業で受注済みの大型システム案件および医療業界向け専用機の売上増加により大幅な増収・黒字化を見込み、全社売上高は22,100百万円、営業利益は800百万円(前期比倍増)を予想する。
| 項目 | 予想 | 前期(実績) |
|---|---|---|
| 売上高 | 22,100 | 19,218 |
| 営業利益 | 800(3.6%) | 380(2.0%) |
| 経常利益 | 400 | 242 |
| 当期純利益 | 250 | 236 |
株主還元
2026年3月期末配当は1株当たり10円(前期と同額)とし、配当性向26.6%、配当利回り1.85%となる見込み。2027年3月期末配当は1株当たり12円への増配を予想しており、配当性向は30.3%を見込む。
| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2027年3月期(予想) |
|---|---|---|
| 普通配当 | 10.00円 | 12.00円 |
| 配当性向 | 26.6% | 30.3% |
| 配当利回り | 1.85% | 2.08% |

※本記事はエンシュウが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。