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FUJI、2026年3月期は受注・売上・営業利益とも過去最高 純利益はのれん減損計上も44.3%増

決算サマリー 2026.08.20
FUJI、2026年3月期は受注・売上・営業利益とも過去最高 純利益はのれん減損計上も44.3%増

※本記事はFUJIが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社FUJIの2026年3月期(連結)決算は、AIサーバー関連需要の拡大を背景に受注高・売上高・営業利益・経常利益がいずれも過去最高を更新した。売上高は180,642百万円(前期比+41.8%)、営業利益は29,282百万円(同+112.5%)。親会社株主に帰属する当期純利益は、ファスフォードテクノロジにおけるのれん等の減損損失9,691百万円を計上した影響で15,733百万円(同+44.3%)にとどまった。2027年3月期は増収増益を見込み、売上高211,000百万円、営業利益43,600百万円を予想する。

目次

連結業績(当期 実績)

受注高・売上高・営業利益・経常利益はいずれも過去最高を更新した。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は、ファスフォードテクノロジにおけるのれん等の減損損失9,691百万円を計上した影響で、増益幅は他の利益指標に比べ抑制された。

項目2025年3月期実績2026年3月期実績増減額増減率
受注高123,888207,429+83,541+67.4%
売上高127,387180,642+53,255+41.8%
営業利益13,78129,282+15,501+112.5%
経常利益15,32831,291+15,962+104.1%
親会社株主に帰属する当期純利益10,90615,733+4,826+44.3%
2026年3月期業績サマリー
出典:FUJI 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.4

セグメント別(事業別)の状況

ロボットソリューション事業は、AIサーバー関連の需要が業績をけん引し、受注高・売上高・営業利益のいずれも過去最高となった。一方、マシンツール事業は自動車向け設備投資需要が低調に推移し、2年ぶりに営業赤字を計上した。

セグメント指標2025年3月期2026年3月期増減率
ロボットソリューション事業受注高112,868197,151+74.7%
ロボットソリューション事業売上高114,157168,737+47.8%
ロボットソリューション事業営業利益16,34933,623+105.7%
マシンツール事業受注高8,9008,023-9.9%
マシンツール事業売上高11,0939,705-12.5%
マシンツール事業営業利益740-107
ロボットソリューション事業業績
出典:FUJI 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.7

通期業績予想

2027年3月期は、AIサーバー関連・半導体関連の継続的な需要を見込み、増収増益を予想する。なお、中東情勢の影響については、現時点において想定できる範囲の影響額を織り込んでいるとしている。

項目2026年3月期実績2027年3月期予想増減額増減率
受注高207,429211,000+3,570+1.7%
売上高180,642211,000+30,357+16.8%
営業利益29,28243,600+14,317+48.9%
経常利益31,29144,300+13,008+41.6%
親会社株主に帰属する当期純利益15,73333,000+17,266+109.7%
2027年3月期業績予想
出典:FUJI 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.14

株主還元

2026年3月期の期末配当金は40円から50円に引き上げ、年間配当金は90円(配当性向50.3%)となった。「配当性向50%以上、年間配当金下限80円」という方針に基づき、2027年3月期の年間配当金は190円を予定する。また、現中計期間の最終年度である2027年3月期は、機動的に100億円の自己株式取得を計画している。

項目2025年3月期2026年3月期2027年3月期予想
中間配当金(円)404095
期末配当金(円)405095
年間配当金合計(円)8090190
配当性向66.9%50.3%50.6%
配当金推移
出典:FUJI 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.16

中期経営計画 2年目振り返り

中期経営計画2年目にあたる2026年3月期は、売上高180,642百万円の実績で中計計画値180,000百万円を達成した。最終年度となる2027年3月期は、売上高211,000百万円・営業利益43,600百万円を予想しており、中計計画値を大きく上回る見込みとしている。ロボットソリューション事業はAIサーバー関連・半導体(SiP・モジュール部品)需要の取り込みによる売上拡大を、マシンツール事業はターンキーソリューション・保守改造への注力による収益性改善・再黒字化を目指すとしている。

※本記事はFUJIが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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