※本記事は日本動物高度医療センターが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
日本動物高度医療センターの2026年3月期は、売上高6,192百万円(前年比+17.3%)、営業利益1,150百万円(同+59.5%)となり、売上高・各利益ともに2期連続で過去最高を更新した。売上高総利益率は前年比+5.8ポイント、売上高営業利益率は同+4.9ポイント上昇し、収益性が向上した。第4四半期は川崎本院のMRI更新工事の延伸により売上高への影響があったが、通期では増収増益を達成した。
連結業績(当期実績)
売上高は6,192百万円(前年比+17.3%)、売上総利益は2,507百万円(同+36.8%、売上高総利益率40.5%)、営業利益は1,150百万円(同+59.5%、売上高営業利益率18.6%)、経常利益は1,142百万円(同+58.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益は833百万円(同+60.0%)となった。EBITDAは1,766百万円(同+34.2%)、ROEは18.5%(前期比+5.4pt)。
| 項目 | 当期(26/3期) | 前期(25/3期) | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 6,192百万円 | 5,277百万円 | +17.3% |
| 売上総利益(売上高総利益率) | 2,507百万円(40.5%) | 1,832百万円(34.7%) | +36.8%(利益率+5.8pt) |
| 営業利益(売上高営業利益率) | 1,150百万円(18.6%) | 720百万円(13.7%) | +59.5%(利益率+4.9pt) |
| 経常利益 | 1,142百万円 | 720百万円 | +58.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 833百万円 | 520百万円 | +60.0% |
| EBITDA | 1,766百万円 | 1,316百万円 | +34.2% |
| ROE | 18.5% | 13.1% | +5.4pt |

事業区分別の状況
売上高の内訳は、二次診療サービスが4,514百万円(前年比+19.2%)、画像診断サービスが647百万円(同+16.8%)、動物用医療機器・健康管理機器(在宅ケア)のレンタル・販売が1,017百万円(同+10.0%)となり、いずれも増収した。
| 区分 | 当期(26/3期) | 前期(25/3期) | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 二次診療サービス | 4,514百万円 | 3,786百万円 | +19.2% |
| 画像診断サービス | 647百万円 | 554百万円 | +16.8% |
| 動物用医療機器・健康管理機器(在宅ケア)のレンタル・販売 | 1,017百万円 | 925百万円 | +10.0% |

通期業績予想
2027年3月期の業績予想は、売上高6,600百万円(前年比+6.6%)、営業利益1,270百万円(同+10.4%)、経常利益1,220百万円(同+6.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益890百万円(同+6.8%)。動物用医療機器・健康管理機器(在宅ケア)のレンタル・販売について、中東情勢の影響による部材調達難・製造遅延等の不確実性を考慮し、業績予想は慎重に見積もっているとしている。
| 項目 | 27/3期予想 | 26/3期(実績) | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 6,600百万円 | 6,192百万円 | +6.6% |
| 営業利益 | 1,270百万円 | 1,150百万円 | +10.4% |
| 経常利益 | 1,220百万円 | 1,142百万円 | +6.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 890百万円 | 833百万円 | +6.8% |

中期経営計画の進捗
2024年6月策定の中期経営計画について、1年目(25/3期)・2年目(26/3期)はほぼ全項目で計画を達成した。最終年度である27/3期の業績予想は、2025年8月発表の修正計画(連結売上高6,200百万円、連結営業利益1,040百万円、ROE14%以上)から上方修正し、連結売上高6,600百万円、連結営業利益1,270百万円、ROE17.0%とした。
| 区分 | 26/3期実績 | 27/3期予想(今回発表) | 25/8発表修正計画(参考) |
|---|---|---|---|
| 病院売上高 | 4,514百万円 | 4,900百万円 | 4,550百万円 |
| 連結売上高 | 6,192百万円 | 6,600百万円 | 6,200百万円 |
| 連結営業利益 | 1,150百万円 | 1,270百万円 | 1,040百万円 |
| ROE | 18.5% | 17.0% | 14%以上 |

成長戦略・トピック
名古屋病院は隣接地でのリニューアルに向け土地取得済みで、診療能力を2.5倍に拡大し放射線治療施設も併設予定、2027年秋以降の稼働を目指すとしている。福岡への新規展開も土地取得済みで、建設事情・工期延伸の影響を精査しつつ早期開業を目指す。次世代型新電子カルテシステムの開発は予定通り進行中、AIは実証テストを継続中。グループ統合CRM基盤の構築を進めており、2026年5月末にテルコム社で稼働を開始し、順次グループ各社へ拡大する予定としている。
※本記事は日本動物高度医療センターが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。