平河ヒューテック

平河ヒューテック、2026年3月期は営業利益94.7%増 2027年3月期は純利益107.0%増予想

決算サマリー 2026.08.19
平河ヒューテック、2026年3月期は営業利益94.7%増 2027年3月期は純利益107.0%増予想

※本記事は平河ヒューテックが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

平河ヒューテック(証券コード5821)は2026年3月期の決算概要と2027年3月期の業績見通しを公表した。2026年3月期の売上高は38,423百万円(前年同期比24.7%増)、営業利益は4,416百万円(同94.7%増)、経常利益は4,639百万円(同81.4%増)となった一方、親会社に帰属する当期純利益は1,642百万円(同18.9%減)にとどまった。2027年3月期は売上高43,000百万円、営業利益4,500百万円、当期純利益3,400百万円(前期比107.0%増)を見込む。

目次

連結業績(当期 実績)

24/3期から26/3期にかけて売上高・営業利益・経常利益はいずれも増加傾向にあり、26/3期は増収増益となった。ROEは4.0%、EPSは105円、BPSは2,728円だった。

項目24/3期実績25/3期実績26/3期実績前年同期比
売上高29,32630,80238,42324.7%増
営業利益1,6672,2674,41694.7%増
営業利益率5.7%7.4%11.5%
経常利益2,0812,5574,63981.4%増
経常利益率7.1%8.3%12.1%
親会社に帰属する当期純利益1,4442,0261,64218.9%減
EPS(円)93130105
BPS(円)2,4202,5002,728
ROE4.0%5.3%4.0%
26/3期 決算概要(累計)の業績サマリー表
出典:平河ヒューテック 2026年3月期 決算説明資料 P.3

セグメント別の状況

電線・加工品セグメントは、車載用ケーブルの新規量産品や北米市場向けエネルギー産業関連ケーブルの需要好調に加え、7月より吉野川電線を連結したことなどにより、売上高33,520百万円(前年同期比27.9%増)、セグメント利益44億41百万円(同101.0%増)となった。電子・医療部品セグメントは、ネットワーク機器・専門用途品の好調や上期の大型OEM案件により電子機器が増加した一方、医療用特殊チューブは得意先の在庫調整の影響で減少し、セグメント全体では売上高4,876百万円(前年同期比7.0%増)、セグメント利益9億6百万円(同0.6%増)となった。

セグメント売上高(26/3期)前年同期比セグメント利益(26/3期)前年同期比
電線・加工品33,520百万円+27.9%44億41百万円+101.0%
電子・医療部品4,876百万円+7.0%9億6百万円+0.6%
26/3期 セグメント別売上高の推移グラフ(電線・加工品/電子・医療部品/その他)
出典:平河ヒューテック 2026年3月期 決算説明資料 P.4

通期業績予想

2027年3月期は、電線・加工品セグメントの売上高が38,550百万円(前期比15.0%増)となる見通しで、車載用ケーブルやエネルギー産業関連ケーブル、半導体検査装置用ケーブルが引き続き堅調に推移する見込み。電子・医療部品他は前期の大型OEM案件終了により4,450百万円(同8.7%減)を見込む。実績為替レートは151円/$、前提為替レートは155円/$。

項目26/3期実績27/3期予想前年比
売上高38,42343,000+11.9%
営業利益4,4164,500+1.9%
営業利益率11.5%10.5%
経常利益4,6394,700+1.3%
経常利益率12.1%10.9%
親会社に帰属する当期純利益1,6423,400+107.0%
EPS(円)105218
BPS(円)2,7282,882
ROE4.0%7.6%
27/3期 業績見通し(売上高・営業利益・経常利益・当期純利益等)の表
出典:平河ヒューテック 2026年3月期 決算説明資料 P.12

株主還元

配当性向(連結)は23/3期18.9%、24/3期38.7%、25/3期34.4%、26/3期44.4%と推移し、27/3期は24.2%を見込む。同社は2025年4月1日及び2026年4月1日付で普通株式1株につきそれぞれ0.05株の割合で自己株式の無償割当てを実施しており、27年3月期は増配6円と無償割当て2.24円を合わせ実質8.24円の増配となる。

項目23/3期24/3期25/3期26/3期27/3期(予想)
配当性向(連結)18.9%38.7%34.4%44.4%24.2%
配当金の推移と配当性向(連結)のグラフ
出典:平河ヒューテック 2026年3月期 決算説明資料 P.18

コスト要因とキャッシュフロー

26/3期の営業利益は25/3期の2,267百万円から4,416百万円へ21億49百万円増加した。増減要因として、売上増加が押し上げ要因となった一方、為替影響差損、研究開発費増、減価償却費増、銅価格上昇が押し下げ要因として挙げられている。現金及び現金同等物の残高は26/3期末に15,116百万円となり、前期末の10,803百万円から4,313百万円増加した。営業活動によるキャッシュ・フローは3,646百万円(前期比242百万円減)だった。

※本記事は平河ヒューテックが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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