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アルファシステムズ、2026年3月期は増収増益 当期純利益3,750百万円で16.8%増

決算サマリー 2026.08.19
アルファシステムズ、2026年3月期は増収増益 当期純利益3,750百万円で16.8%増

※本記事はアルファシステムズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

アルファシステムズは2026年5月18日、2026年3月期(決算期末2026年3月)の決算説明会を開催した。良好な市場環境を背景に増収増益となり、売上高は40,722百万円(前期比+5.8%)、営業利益は4,945百万円(同+11.8%)、当期純利益は3,750百万円(同+16.8%)となった。期初計画に対する達成率は売上高101.8%、営業利益103.0%、当期純利益113.6%で、いずれも計画を上回った。1株当たり当期純利益(EPS)は267.14円。

目次

連結業績(当期 実績)

エンジニアの価値向上と積極的な事業展開により売上高は前期比2,238百万円増加した。売上原価は体制の拡充とベースアップにより前期比1,718百万円増加し、売上総利益は9,436百万円(前期比+5.8%)となった。販管費は4,491百万円でほぼ前期並み(同2百万円減)。売上高営業利益率は12.1%(前期比+0.7pt)、売上高純利益率は9.2%だった。

項目当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)前期比
売上高40,722百万円38,484百万円+5.8%
営業利益4,945百万円4,422百万円+11.8%
当期純利益3,750百万円3,211百万円+16.8%
1株当たり当期純利益(EPS)267.14円228.76円開示なし
2026年3月期 経営成績サマリー(売上高・営業利益・当期純利益・達成率)
出典:アルファシステムズ 2026年3月期 決算説明資料 P.4

事業区分別の業績

主力3分野(通信・公共・流通サービス)の売上高は24,470百万円(前期比▲0.4%)と前年並みで推移。通信は通信インフラに対する投資の低調が続き7,204百万円(同▲0.8%)、流通・サービスは大型案件の反動減の影響で8,997百万円(同▲1.2%)となった一方、公共はエネルギー関連の増加で反動減を吸収し8,268百万円(同+1.0%)と増収を確保した。次なる成長エンジン分野(金融・情報通信・組み込み)は売上高12,240百万円(前期比+24.5%)と大きく伸長。金融はDXやモダナイゼーションに対する投資の活発化により5,737百万円(同+31.7%)、情報通信は通信事業者のDXや非通信事業向け投資の好調により4,073百万円(同+18.8%)、組み込みは計測制御機器および車載関連の伸長により2,428百万円(同+18.6%)となった。このほか製造業等はクラウド化案件等の増加で2,765百万円(同+6.4%)、プロダクト・サービスは文教ソリューションの減少で1,245百万円(同▲16.3%)となった。

事業区分当期(2026.3)前期(2025.3)前期比増減率
通信7,204百万円7,263百万円▲0.8%
公共8,268百万円8,189百万円+1.0%
流通・サービス8,997百万円9,110百万円▲1.2%
金融5,737百万円4,358百万円+31.7%
情報通信4,073百万円3,428百万円+18.8%
組み込み2,428百万円2,048百万円+18.6%
製造業等2,765百万円2,598百万円+6.4%
プロダクト・サービス1,245百万円1,487百万円▲16.3%
事業区分別の業績(通信・公共・流通サービス)
出典:アルファシステムズ 2026年3月期 決算説明資料 P.6

通期業績予想(2027年3月期)

会社側は2027年3月期も良好な市場環境を背景に増収増益を予想する。売上高は42,500百万円(前期比+4.4%)、営業利益は5,100百万円(同+3.1%)を見込む。金融・情報通信・組み込み分野は堅調に推移する一方、国内のDX需要は旺盛としつつ、AIの動向や影響を注視するとしている。

項目予想(2027年3月期)前期実績(2026年3月期)
売上高42,500百万円40,722百万円
営業利益5,100百万円4,945百万円
当期純利益3,650百万円3,750百万円
1株当たり当期純利益(EPS)260.00円267.14円

事業区分別では、主力3分野の売上高は24,400百万円(前期比▲0.3%)と前年並みを見込む。通信は既存通信インフラに対する更新需要により7,900百万円(同+9.7%)、公共はエネルギー関連の伸長により8,500百万円(同+2.8%)に増加する一方、流通・サービスは大型案件の反動減により8,000百万円(同▲11.1%)に減少する見込み。次なる成長エンジン分野は13,700百万円(同+11.9%)を見込み、金融は金融業界のDXやモダナイゼーションに対する投資により6,800百万円(同+18.5%)、情報通信は通信事業者のDXや非通信事業向け投資の好調により4,400百万円(同+8.0%)、組み込みは車載関連の拡大基調により2,500百万円(同+2.9%)とそれぞれ拡大が続く見込み。

2027年3月期 業績見通し(売上高・営業利益)
出典:アルファシステムズ 2026年3月期 決算説明資料 P.12

株主還元

配当については、安定的かつ継続的な配当による利益還元の維持、業績・利益水準に応じた配当水準の更なる向上を基本方針とし、配当性向50%を目標とする。2026年3月期の配当は1株当たり135円(中間配当60円、期末配当75円)で配当性向50.5%だった。2027年3月期は1株当たり140円(中間配当70円、期末配当70円)を予定し、配当性向は53.8%を見込む。あわせて記念配当25円の実施も示されている。

決算期1株当たり配当金配当性向
2024年3月期100円46.1%
2025年3月期125円54.6%
2026年3月期135円50.5%
2027年3月期(予想)140円53.8%
配当金・配当性向・1株当たり当期純利益の推移
出典:アルファシステムズ 2026年3月期 決算説明資料 P.16

中期経営計画/トピック

2027年3月期の経営戦略として、システム開発事業の基盤拡大、ソリューションビジネスの拡大、AI技術を基盤とした事業成長の3点を掲げる。学校向け時間割自動生成サービス「コマ助」など、独自の価値をエンドユーザーに直接提供するD2C(Direct to Customer)事業でプロダクト・サービスビジネスの拡大を進めるほか、事業と業務プロセスの両面でAIの進化に対応する方針を示した。中長期的には『社会インフラを支える企業』としての成長を追求するとしている。

※本記事はアルファシステムズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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