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HEROZ、2026年4月期は増収増益 純利益は黒字転換

決算サマリー 2026.08.19
HEROZ、2026年4月期は増収増益 純利益は黒字転換

※本記事はHEROZが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

HEROZ株式会社は2026年6月12日、2026年4月期(通期、連結)の決算を発表した。売上高は6,424百万円(前期比+8.3%)、営業利益は523百万円(前期比+70.7%)、EBITDAは1,025百万円(前期比+29.2%)となり、いずれも通期業績予想を上回って着地した。親会社株主に帰属する当期純利益は376百万円となり、前期の△177百万円から黒字転換した。HEROZ ASKは4月末にARR2億円を突破し、2027年4月期は「AI Security」と「AI Cowork構想」の2つの戦略軸に経営資源を集中する方針。

2026年4月期 決算ハイライト(売上高・営業利益の業績進捗)
出典:2026年4月期 通期決算説明資料 P.3
目次

連結業績(当期 実績)

(単位:百万円、以下同)売上高6,424(前期比+8.3%)、営業利益523(同+70.7%)、経常利益408(同+78.9%)となった。親会社株主に帰属する当期純利益は376で黒字転換(前期は△177)。EBITDAは1,025(同+29.2%)。2025年12月公表の通期業績予想に対する進捗率は、売上高100.4%、営業利益104.6%、経常利益97.2%、EBITDA102.6%で、売上・利益とも計画を上回った。

項目2025年4月期(前期)2026年4月期(当期)前年同期比
売上高5,9296,424+8.3%
売上原価3,2413,503+8.1%
販管費2,3812,398+0.7%
営業利益306523+70.7%
経常利益228408+78.9%
親会社株主に帰属する当期純利益△177376黒字転換
EBITDA7931,025+29.2%

セグメント(事業)別の状況

HEROZグループはAIX事業とAI Security事業の2区分で構成される。AI Security事業は前年同期比で売上高+9.7%の成長となり、価格改定効果が通期で寄与し収益性改善が継続した。AIX事業は前年同期比で売上高+9.4%の成長となったが、中長期の成長加速に向けた人材採用・組織体制強化の先行投資により、セグメント利益はYoYで減少した。KPIでは、ARR(年次経常収益)は4,633百万円(前期比+11.0%)、リカーリング売上比率は68.9%(前期比+3.3pt)。リカーリング解約率は、AI Securityが0.8%(前年同期末比+0.1pt)、HEROZ ASKが1.3%(前年同期末比△1.3pt)。HEROZ ASKは4月末時点でARR2億円・累計契約顧客数約430社を達成し、貢献利益ベースで単月黒字化した。

区分指標当期の値
AI Security事業売上高(前年同期比)+9.7%
AIX事業売上高(前年同期比)+9.4%
連結ARR(年次経常収益)4,633百万円(前期比+11.0%)
連結リカーリング売上比率68.9%(前期比+3.3pt)
AI Securityリカーリング解約率0.8%(前年同期末比+0.1pt)
HEROZ ASKリカーリング解約率1.3%(前年同期末比△1.3pt)
HEROZ ASKARR/累計契約顧客数(26年4月末時点)2億円/約430社
AI Security事業・AIX事業のセグメント売上高とセグメント利益の四半期推移
出典:2026年4月期 通期決算説明資料 P.12
HEROZ ASK 売上高推移とARR2億円達成
出典:2026年4月期 通期決算説明資料 P.17

通期業績予想

2027年4月期の通期業績予想は、売上高6,800百万円(前期比+5.8%)、EBITDA1,300百万円(同+26.7%)、営業利益800百万円(同+52.9%)、経常利益700百万円(同+71.4%)を計画。親会社株主に帰属する当期純利益は300百万円(同△20.2%)を見込むが、これは2026年4月期に計上した関係会社株式売却益311百万円(税効果考慮後 約211百万円)を除いた実質ベースでは前期比+82.2%の増益となる見込み。AI Security事業やHEROZ ASKの事業拡大を踏まえた計画で、成長に向けた開発・マーケティング投資は前期同様に継続する。

項目2026年4月期(実績)2027年4月期(予想)増減率
売上高6,4246,800+5.8%
EBITDA1,0251,300+26.7%
営業利益523800+52.9%
経常利益408700+71.4%
親会社株主に帰属する当期純利益376300△20.2%
2027年4月期 通期業績予想
出典:2026年4月期 通期決算説明資料 P.31

株主還元

本資料には配当・自己株式取得など株主還元に関する記載はない(開示なし)。

事業戦略のトピック(FY27の2大戦略軸)

FY27は「AI Security」と「AI Cowork構想」の2つの戦略軸へ経営資源を集中する方針。①バリオセキュア社を株式交換により完全子会社化し、AI Securityエージェントへと進化させる。②HEROZ ASKを共通AI基盤に、顧客接点・管理部門をAIとプロが協働で担う新カテゴリ「HEROZ ASK Cowork」を創出する。標的市場はBPO市場とAI市場を合算した最大12.8兆円(2029年)を想定。バリオセキュアはストック売上高比率87.6%、解約率1%以下が28四半期連続で推移している。

※本記事はHEROZが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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