日本精化

日本精化、2026年3月期は営業利益9.1%増 純利益14.4%増

決算サマリー 2026.08.19
日本精化、2026年3月期は営業利益9.1%増 純利益14.4%増

※本記事は日本精化が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

日本精化は2026年3月期(2025年度)の連結業績で、売上高338.0億円(前期比▲5.2%)、営業利益53.4億円(同9.1%増)、経常利益55.7億円(同6.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益44.3億円(同14.4%増)となった。ヘルスケア分野やファインケミカル分野の増益が牽引し、減収ながら増益を確保した。2027年3月期(2026年度)は売上高374.0億円、営業利益57.0億円を見込む。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

2026年3月期の売上高は338.0億円(前期比▲5.2%)で、直近予想の350.0億円に対しては▲3.4%となった。営業利益は53.4億円(同9.1%増、営業利益率15.8%)、EBITDAは68.4億円(同9.5%増、EBITDAマージン20.2%)。経常利益は55.7億円(同6.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は44.3億円(同14.4%増)、1株当たり当期純利益は202.4円(同17.6%増)だった。

項目2025年度実績2024年度実績対前年増減率
売上高338.0億円356.6億円▲5.2%
営業利益53.4億円49.0億円9.1%
営業利益率15.8%13.7%
EBITDA68.4億円62.5億円9.5%
EBITDAマージン20.2%17.5%
経常利益55.7億円52.1億円6.9%
親会社株主に帰属する当期純利益44.3億円38.7億円14.4%
1株当たり当期純利益202.4円172.1円17.6%

セグメント別の状況

セグメント別では、ヘルスケアが売上高74.4億円(同23.0%増)、営業利益14.5億円(同41.0%増)、ファインケミカルが売上高58.8億円(同4.8%増)、営業利益10.8億円(同109.9%増)と大きく伸長した。一方、ビューティケアは売上高85.5億円(同▲4.4%)、営業利益19.6億円(同▲18.5%)と減収減益、トレーディングは商事子会社1社の連結離脱により売上高44.8億円(同▲42.9%)となった。機能性製品は売上高263.5億円(同▲7.3%)、営業利益46.9億円(同8.7%増)、環境衛生製品(ハイジーン)は売上高72.1億円(同3.1%増)、営業利益5.7億円(同10.2%増)だった。

セグメント売上高(億円)営業利益(億円)EBITDA(億円)
機能性製品263.546.961.0
ビューティケア85.519.623.2
ヘルスケア74.414.522.5
ファインケミカル58.810.813.3
トレーディング44.82.02.0
環境衛生製品(ハイジーン)72.15.76.3
その他2.30.81.1
連結合計338.053.468.4
2025年度連結決算概要
出典:日本精化 2026年3月期(2025年度)決算説明資料 P.6
2025年度連結決算セグメント別概要
出典:日本精化 2026年3月期(2025年度)決算説明資料 P.8

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期(2026年度)の連結業績予想は、売上高374.0億円(前期比10.7%増)、営業利益57.0億円(同6.7%増、営業利益率15.2%)、EBITDA71.7億円(同4.8%増、EBITDAマージン19.2%)、経常利益60.0億円(同7.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益52.0億円(同17.4%増)、1株当たり当期純利益239.8円(同18.5%増)を見込む。セグメント別では、ビューティケアが売上高100.0億円(同17.0%増)、営業利益22.5億円(同14.6%増)と回復を見込む一方、ヘルスケアは売上高76.0億円(同2.1%増)ながら営業利益14.0億円(同▲3.3%)を計画。環境衛生製品(ハイジーン)は売上高78.5億円(同8.8%増)、営業利益7.1億円(同24.1%増)を見込む。

項目2026年度予想2025年度実績前年比増減率
売上高374.0億円338.0億円10.7%
営業利益57.0億円53.4億円6.7%
営業利益率15.2%15.8%
EBITDA71.7億円68.4億円4.8%
EBITDAマージン19.2%20.2%
経常利益60.0億円55.7億円7.7%
親会社株主に帰属する当期純利益52.0億円44.3億円17.4%
1株当たり当期純利益239.8円202.4円18.5%
2026年度通期連結業績予想
出典:日本精化 2026年3月期(2025年度)決算説明資料 P.17

株主還元

株主還元については、2023年度から2026年度の4ヶ年平均で総還元性向50%以上を設定している。1株当たり配当額は2026年度に104円(予想)を計画。政策保有株式比率は2026年度までに17%以下とする方針。また2025年度には自己株式1,550,000株を消却した(2025年11月20日)。

項目内容
1株当たり配当額(2026年度予想)104円
総還元性向目標2023〜2026年度の4ヶ年平均50%以上に設定
政策保有株式比率目標2026年度までに17%以下に設定
株主還元・資本政策
出典:日本精化 2026年3月期(2025年度)決算説明資料 P.27

中期経営計画/トピック

第14次中期経営計画では、2026年度に売上高380.0億円、営業利益58.0億円、EBITDA75.1億円、ROIC8.0%を目標に掲げている。2025年度は米国FDAの無通告定期査察で国際基準適合を確認したほか、2025年のCDP評価で「気候変動」「水セキュリティ」の2分野でBスコアを獲得した。個人投資家向けには公式HPやSNSの開設、株主優待制度の拡充などを進めた。

※本記事は日本精化が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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