※本記事はBeeXが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
BeeX(東証グロース:4270)は2026年2月期(通期)の決算を発表した。売上高は10,626百万円(前期比14.8%増)で過去最高を更新した一方、スカイ365社の子会社化に伴う販管費増加や成長投資の増加により、営業利益は592百万円(同9.8%減)、経常利益は616百万円(同8.4%減)、当期純利益は452百万円(同9.3%減)といずれも前期比で減益となった。2026年2月期については期末配当(初配)を実施する方針とし、期末配当予想を1株当たり0円00銭から25円00銭に修正した。
連結業績(2026年2月期 通期実績)
売上高は10,626百万円(前期比14.8%増)で過去最高。クラウドライセンスリセールとMSPの伸びが牽引した一方、クラウドインテグレーションは大型案件不足で減少した。売上総利益は1,807百万円(同5.2%増)。営業利益は592百万円(同9.8%減)、経常利益は616百万円(同8.4%減)、当期純利益は452百万円(同9.3%減)で、いずれも減益。営業利益の減少は、高利益率のクラウドインテグレーションの減少に加え、スカイ365社の子会社化に伴う販管費増加、人材・マーケティング・海外拠点への成長投資の増加が要因(数値の単位は百万円)。なお、2026年2月期1Qから連結ベースに移行したため、2025年2月期の数値は参考値として単体ベースとしている。
| 項目 | 2025年2月期(参考:単体) | 2026年2月期(実績) | 前期比 | 2026年2月期(予想) | 達成率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 9,255 | 10,626 | 14.8% | 11,413 | 93.1% |
| 売上総利益 | 1,717 | 1,807 | 5.2% | 2,075 | 87.1% |
| 営業利益 | 656 | 592 | △9.8% | 739 | 80.1% |
| 経常利益 | 673 | 616 | △8.4% | 748 | 82.5% |
| 当期純利益 | 499 | 452 | △9.3% | 552 | 81.9% |

セグメント別(サービス別)の状況
サービス別ではクラウドライセンスリセールが6,827百万円(前期比23.6%増、予想比99.7%)、MSPが1,352百万円(同51.2%増、予想比93.8%)と伸長した一方、クラウドインテグレーションは2,446百万円(同13.8%減、予想比78.4%)と減少した。全体売上高に占めるクラウドライセンスリセール及びMSPの割合であるストック比率は77.0%(前年同期69.3%)に上昇し、収益基盤が強化された(数値の単位は百万円)。
| 区分 | 2025年2月期(参考:単体) | 2026年2月期(実績) | 前期比 | 2026年2月期(予想) | 達成率 |
|---|---|---|---|---|---|
| クラウドインテグレーション | 2,839 | 2,446 | △13.8% | 3,120 | 78.4% |
| MSP | 904 | 1,352 | 51.2% | 1,458 | 93.8% |
| クラウドライセンスリセール | 5,511 | 6,827 | 23.6% | 6,833 | 99.7% |

通期業績予想(2027年2月期)
2027年2月期の連結業績予想は、売上高12,516百万円(前期比17.8%増)、営業利益605百万円(同2.1%増)、経常利益617百万円(同0.1%増)、親会社に帰属する当期純利益454百万円(同0.3%増)。ストック型売上高の拡大を継続する一方、人的投資・マーケティング投資・サービス開発投資により利益は微増にとどまる計画(数値の単位は百万円)。
| 項目 | 2026年2月期(実績) | 2027年2月期(予想) | 増減額 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 10,626 | 12,516 | 1,890 | 17.8% |
| クラウドインテグレーション | 2,446 | 2,835 | 388 | 15.9% |
| MSP | 1,352 | 1,439 | 87 | 6.5% |
| クラウドライセンスリセール | 6,827 | 8,241 | 1,414 | 20.7% |
| 売上総利益 | 1,807 | 2,133 | 325 | 18.0% |
| 営業利益 | 592 | 605 | 12 | 2.1% |
| 経常利益 | 616 | 617 | 0 | 0.1% |
| 親会社に帰属する当期純利益 | 452 | 454 | 1 | 0.3% |

株主還元
2026年2月期については期末配当(初配)を実施する方針とし、期末配当予想を1株当たり0円00銭から25円00銭に修正した。
| 項目 | 修正前(1株当たり) | 修正後(1株当たり) |
|---|---|---|
| 2026年2月期 期末配当予想 | 0円00銭 | 25円00銭 |
中期経営計画/トピック
中期経営計画では、売上高目標として新たに2030年2月期に200~220億円を設定した。トピックスとしては、MSP専業会社スカイ365を2025年4月1日に子会社化してMSP事業を拡大したほか、スカイ365のベトナム・ニャチャンに海外MSP拠点を開設し、グローバル対応を強化した。SAP関連では、SAP PartnerEdge®プログラムでSAP Gold Partnerに昇格し、SAP S/4HANA Cloud Public Edition分野へ本格参入。第一弾として会計伝票登録/承認ソリューションの提供を開始したほか、株式会社SNP Japanとのパートナーシップにより週末マイグレーションを実現する「BeeX Swifty Moving Service」を発表した。マーケティング活動では、AWS Summit Japan 2025で前年比2倍となる3,725件のリードを、SAP NOW AI Tour Tokyo & JSUG Conferenceで2,797件のリードを獲得した。

※本記事はBeeXが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。