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MIC、2026年3月期は増収増益で経常利益過去最高 2027年3月期も増益計画

決算サマリー 2026.08.19
MIC、2026年3月期は増収増益で経常利益過去最高 2027年3月期も増益計画

※本記事はMICが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

MIC株式会社は2026年3月期(通期)の決算を発表した。売上高は15,092百万円(前年同期比+23%)、経常利益は1,742百万円(同+71%、対売上11.5%)となり、新規・既存顧客共に売上高が順調に推移したことに加え、売上原価率・販管費率の改善が寄与して大幅な増収増益で着地した。売上高・配当金額・経常利益はいずれも過去最高を更新し、上方修正後予想に対する達成率は売上高103%、配当金額110%、経常利益117%となった。

2026年3月期通期決算ハイライト
出典:MIC 2026年3月期 通期決算説明資料 P.3
目次

連結業績(当期 実績)

損益計算書ベースでは、売上高が前年同期の12,275百万円(構成比100.0%)から15,092百万円(同100.0%)へ拡大。売上原価率は71.5%から70.1%へ1.4pt改善し、販管費比率も20.4%から18.7%へ1.7pt改善した結果、営業利益は998百万円(構成比8.1%)から1,686百万円(同11.2%)、経常利益は1,019百万円(同8.3%)から1,742百万円(同11.5%)、当期純利益は650百万円(同5.3%)から1,230百万円(同8.2%)と、いずれも大幅な増益となった。

項目2025年3月期実績2026年3月期実績前年同期増減前年同期比
売上高12,275百万円15,092百万円+2,817百万円122.9%
売上原価8,776百万円10,586百万円+1,810百万円120.6%
売上総利益3,498百万円4,505百万円+1,007百万円128.8%
販売費及び一般管理費2,499百万円2,819百万円+320百万円112.8%
営業利益998百万円1,686百万円+688百万円168.9%
経常利益1,019百万円1,742百万円+723百万円171.0%
当期純利益650百万円1,230百万円+580百万円189.2%
2026年3月期の損益計算書
出典:MIC 2026年3月期 通期決算説明資料 P.5

事業別(サービス別)の状況

MICは物流と販促支援を組み合わせた事業を展開しており、資料では主要サービスであるドラッグストア向け共同配送サービス「Co.HUB」と、販促業務DXクラウド「PromOS」の実績が開示されている。Co.HUBは2026年3月31日時点で34チェーンのドラッグストアに導入され、全国のドラッグストア店舗20,373店舗のうち13,208店舗(導入率65%)をカバー。契約メーカー企業数は686社(うち利用メーカー企業数433社)となった。PromOSは2026年3月期末時点で34社に導入され、前年同期比+36%で拡大した。

サービス指標当期の値補足
Co.HUB(共同配送)導入ドラッグストアチェーン数34チェーン開示なし
Co.HUB(共同配送)ドラッグストア店舗導入率65%(20,373店舗中13,208店舗)開示なし
Co.HUB(共同配送)契約メーカー企業数686社(うち利用433社)開示なし
PromOS導入社数34社前年同期比+36%
Co.HUBの導入実績
出典:MIC 2026年3月期 通期決算説明資料 P.23

通期業績予想

2027年3月期の業績予想は、売上高15,400百万円(前年同期比+2%、実質増収率+17%)、営業利益2,040百万円(同+21%)、経常利益2,100百万円(同+21%、売上高経常利益率13.6%)、当期純利益1,350百万円(同+10%)としており、営業利益・経常利益・当期純利益ともに過去最高を計画している。なお2027年3月期より郵券代(DM郵送代)を売上高から立替金計上へ変更する会計処理の変更があり、この影響を除いた実質成長率は+17%としている。また、フルフィルメントセンター移転に伴う特別損失として102百万円を計上する見込み。

項目2026年3月期(着地)2027年3月期(見込)前年増加額前年比率
売上高15,092百万円15,400百万円+308百万円102%
営業利益1,686百万円2,040百万円+354百万円121%
経常利益1,742百万円2,100百万円+358百万円121%
当期純利益1,229百万円1,350百万円+121百万円110%
2027年3月期業績予想
出典:MIC 2026年3月期 通期決算説明資料 P.9

株主還元

1株当たり配当金は2026年3月期に70円00銭(前期比+42円50銭の増配)、2027年3月期は77円00銭(前期比+7円00銭)を予定しており、増配を計画している。

項目2026年3月期(実績)前期比2027年3月期(予想)前期比
1株当たり配当金70円00銭+42円50銭77円00銭+7円00銭

中期経営計画/トピック

中期的な成長ガイドラインとして、売上高年平均成長率10%超、経常利益率10%超を目標に掲げている。また、自社フルフィルメントセンターの増設・新倉庫への移転を進めており、賃貸物件からの切り替えにより10年間で約11億円のPL費用削減効果を見込む(2027年3月期には移転に伴う特別損失約1億円を計上予定)。このほかクリエイティブ拠点の拡張、PromOSの開発拠点拡張、生産性向上に向けた設備投資、採用・教育・制度面での人材強化投資を計画している。

※本記事はMICが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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