※本記事は円谷フィールズホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
円谷フィールズホールディングスの2026年3月期は、売上高1,741.4億円(前年同期比+23.9%)、営業利益174.5億円(同+14.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益130.5億円(同+17.0%)となった。アミューズメント機器事業における有力IP搭載機種の好調な販売と増産対応がグループ全体を牽引し、大幅な増収増益を記録した。一方、コンテンツ&デジタル事業は海外の地政学的リスクや商品サイクルの調整により減収となった。連結業績は期初・修正予想をいずれも上回って着地している。
連結業績(当期実績)
売上高は1,405.8億円から1,741.4億円へ335.6億円(+23.9%)増加し、営業利益は152.9億円から174.5億円へ21.6億円(+14.1%)増加した(営業利益率は10.9%から10.0%)。経常利益は164.6億円から177.5億円へ12.8億円(+7.8%)増加、親会社株主に帰属する当期純利益は111.5億円から130.5億円へ18.9億円(+17.0%)増加した。期初・修正予想を上回る増収増益を達成し、事業規模は着実に拡大している。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,741.4億円 | 1,405.8億円 | +23.9% |
| 売上総利益 | 383.8億円 | 352.6億円 | +8.8% |
| 販売管理費 | 209.2億円 | 199.6億円 | +4.8% |
| 営業利益 | 174.5億円 | 152.9億円 | +14.1% |
| 営業利益率 | 10.0% | 10.9% | – |
| 経常利益 | 177.5億円 | 164.6億円 | +7.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 130.5億円 | 111.5億円 | +17.0% |

セグメント別(事業別)の状況
アミューズメント機器事業セグメントは売上高1,230.9億円から1,590.6億円へ359.7億円(+29.2%)増加、営業利益は152.7億円から198.8億円へ46.0億円(+30.1%)増加した(営業利益率12.4%から12.5%)。有力IP搭載機種の好調な販売と、前期販売PB機種(パチスロ)の増産ニーズへの対応が牽引した。一方、コンテンツ&デジタル事業セグメントは売上高164.1億円から138.7億円へ25.3億円(△15.4%)減少、営業利益は28.3億円から9.3億円へ19.0億円(△67.0%)減少した(営業利益率17.3%から6.7%)。国内は「ウルトラマンシリーズ放送開始60周年」記念事業施策等で増収となった一方、海外は地政学的リスクや商品サイクルの調整により減収となった。アミューズメント機器事業が大幅な増収増益で牽引し、グループ全体の成長を支えた。
| セグメント | 指標 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|---|
| コンテンツ&デジタル事業 | 売上高 | 138.7億円 | 164.1億円 |
| コンテンツ&デジタル事業 | 営業利益(利益率) | 9.3億円(6.7%) | 28.3億円(17.3%) |
| アミューズメント機器事業 | 売上高 | 1,590.6億円 | 1,230.9億円 |
| アミューズメント機器事業 | 営業利益(利益率) | 198.8億円(12.5%) | 152.7億円(12.4%) |
| その他 | 売上高 | 17.8億円 | 16.8億円 |
| 調整額 | 営業利益 | △33.9億円 | △28.2億円 |

通期業績予想(2027年3月期)
2027年3月期の連結業績見通しは、売上高1,870.0億円(前期比+128.5億円、+7.4%)、営業利益190.0億円(同+15.4億円、+8.8%)、経常利益191.5億円(同+13.9億円、+7.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益135.0億円(同+4.4億円、+3.4%)としている。セグメント別では、コンテンツ&デジタル事業の売上高は138.7億円から153.0億円(+10.3%)、営業利益は9.3億円から30.0億円(+220.9%)を見込む。アミューズメント機器事業の売上高は1,590.6億円から1,700.0億円(+6.9%)、営業利益は198.8億円から200.0億円(+0.6%)を見込む。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 2026年3月期(実績) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,870.0億円 | 1,741.4億円 | +7.4% |
| 営業利益 | 190.0億円 | 174.5億円 | +8.8% |
| 経常利益 | 191.5億円 | 177.5億円 | +7.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 135.0億円 | 130.5億円 | +3.4% |

株主還元
本資料内に配当・自己株式取得等の株主還元方針に関する記載はない。
トピック:「ウルトラマンシリーズ放送開始60周年」記念事業
2025年7月からの約2年半をかけ、ライセンス・MD(物販)・映像・イベント・店舗・カード・テレビ・アニメ・映画・ゲームなど各事業カテゴリでの取り組みを連動させ、「ウルトラマン」シリーズの世界観を届けていく方針。国内では新テレビシリーズ『ウルトラマンテオ』(2026年7月4日世界同時期放送・配信開始)、映画『THE ORIGIN OF ULTRAMAN』(2026年7月3日公開)、「ULTRAMAN EXHIBITION~60周年展~」の全国巡回、ウルトラマンカードゲームの世界大会(2026年5月9日開催、グローバル累計出荷枚数約1億3,700万枚(4月末時点))などを展開している。

※本記事は円谷フィールズホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。