日清オイリオグループ

日清オイリオグループ、2025年度は純利益23,988百万円 営業減益

決算サマリー 2026.08.19
日清オイリオグループ、2025年度は純利益23,988百万円 営業減益

※本記事は日清オイリオグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

日清オイリオグループは2025年度(2026年3月期)の連結決算で、売上高554,251百万円(前期比104.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益23,988百万円(前期比186.7%)となり、増収・大幅増益となった。一方、営業利益は17,027百万円(前期比88.3%)、経常利益は16,030百万円(前期比88.6%)で減益となった。2026年度は売上高590,000百万円、営業利益19,000百万円を見込む一方、親会社株主に帰属する当期純利益は12,000百万円(前期比50.0%)を予想している。

目次

連結業績(2025年度 実績)

2025年度の売上高営業利益率は3.1%(前期3.6%)、海外売上高比率は29.7%(前期26.1%)だった。

項目2025年度実績2024年度実績増減前期比
売上高554,251百万円530,878百万円+23,373百万円104.4%
営業利益17,027百万円19,278百万円△2,251百万円88.3%
経常利益16,030百万円18,089百万円△2,058百万円88.6%
親会社株主に帰属する当期純利益23,988百万円12,850百万円+11,137百万円186.7%
売上高営業利益率3.1%3.6%
海外売上高比率29.7%26.1%
2025年度決算・セグメント別実績
出典:日清オイリオグループ 2025年度(2026年3月期)決算補足資料 P.2

セグメント別の状況

セグメントは「グローバル油脂・加工油脂」「油脂・油糧」「加工食品・素材」「ファインケミカル」「その他・調整」に区分される。売上高はグローバル油脂・加工油脂が前期比120.3%と伸びた一方、油脂・油糧は前期比99.7%、加工食品・素材は前期比100.3%とほぼ横ばいだった。営業利益はグローバル油脂・加工油脂が前期比91.1%、油脂・油糧が前期比83.1%、加工食品・素材が前期比94.7%、ファインケミカルが前期比98.1%と、いずれのセグメントも減益となった。

セグメント指標2025年度実績2024年度実績前期比
グローバル油脂・加工油脂売上高138,848百万円115,418百万円120.3%
グローバル油脂・加工油脂営業利益4,766百万円5,234百万円91.1%
油脂・油糧売上高311,544百万円312,623百万円99.7%
油脂・油糧営業利益6,706百万円8,068百万円83.1%
加工食品・素材売上高78,042百万円77,783百万円100.3%
加工食品・素材営業利益4,418百万円4,667百万円94.7%
ファインケミカル売上高15,509百万円14,545百万円106.6%
ファインケミカル営業利益1,559百万円1,590百万円98.1%
その他・調整売上高10,307百万円10,506百万円98.1%
その他・調整営業利益△422百万円△281百万円
セグメント情報詳細(グローバル油脂・加工油脂/油脂・油糧)
出典:日清オイリオグループ 2025年度(2026年3月期)決算補足資料 P.3

グローバル油脂・加工油脂のうちISFグループ(マレーシア)は、販売数量増加とパーム油相場上昇を背景とした販売単価上昇に加え、為替換算の影響もあり増収となったが、粗利単価向上もパーム油取引の時価評価損益(当期△11.5億円、前期+4.5億円)の影響により減益となった。油脂・油糧は、油脂・加工油脂の販売単価上昇やミールの販売数量増加による増収要因はあったものの、ホームユース製品を中心とした販売数量減少やミールの販売単価低下により減収となり、油脂コスト上昇や販管費増加も重なり減益となった。

通期業績予想

2026年度は売上高590,000百万円(前期比106.4%)、営業利益19,000百万円(前期比111.6%)、経常利益17,000百万円(前期比106.0%)を見込む一方、親会社株主に帰属する当期純利益は12,000百万円(前期比50.0%)と、前期実績を大きく下回る見通し。

項目2026年度予想2025年度実績増減前期比
売上高590,000百万円554,251百万円+35,748百万円106.4%
営業利益19,000百万円17,027百万円+1,972百万円111.6%
経常利益17,000百万円16,030百万円+969百万円106.0%
親会社株主に帰属する当期純利益12,000百万円23,988百万円△11,988百万円50.0%

セグメント別では、グローバル油脂・加工油脂の営業利益が前期比144.8%と伸びを見込む一方、油脂・油糧および加工食品・素材は前期比95.3%を見込む。

2026年度業績予想・セグメント別予想
出典:日清オイリオグループ 2025年度(2026年3月期)決算補足資料 P.5

経営目標・主要指標

経営目標に関する主要指標は、2025年度実績でROE12.1%(前期7.0%)、ROIC4.5%(前期4.6%)、自己資本比率46.6%(前期48.2%)。2026年度はROE5.7%、ROIC4.2%を計画する。キャッシュ・フローは、2025年度の営業キャッシュ・フローが10,460百万円(前期21,166百万円)、投資キャッシュ・フローが△9,832百万円(前期△9,590百万円)、財務キャッシュ・フローが8,231百万円(前期△13,885百万円)で、ネットD/Eレシオは0.47倍(前期0.39倍)だった。

項目2024年度実績2025年度実績2026年度予想
売上高530,878百万円554,251百万円590,000百万円
営業利益19,278百万円17,027百万円19,000百万円
親会社株主に帰属する当期純利益12,850百万円23,988百万円12,000百万円
ROE7.0%12.1%5.7%
ROIC4.6%4.5%4.2%
自己資本比率48.2%46.6%47.0%
主な指標(経営目標・BS項目・CF項目)
出典:日清オイリオグループ 2025年度(2026年3月期)決算補足資料 P.8

※本記事は日清オイリオグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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