※本記事はヤマザワが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社ヤマザワは2026年2月期の連結決算で、営業収益105,405百万円(前期比102.8%)、営業利益1,140百万円(前期は821百万円の営業損失)、経常利益1,229百万円(前期は407百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純利益1,378百万円(前期は2,617百万円の当期純損失)となり、増収の上で黒字に転換した。秋田地区の店舗等を株式会社東北ナイス社へ譲渡したことに伴う事業分離における移転利益などを特別利益として計上したことも寄与した。
連結業績(2026年2月期 実績)
営業収益は前期比102.8%の105,405百万円、売上総利益は103.6%の29,634百万円となった。販売管理費は96.9%の28,494百万円に抑制され、営業利益は1,140百万円(前期は821百万円の営業損失)に転換した。経常利益は1,229百万円(前期は407百万円の経常損失)。特別利益1,473百万円(うち事業分離における移転利益1,445百万円)を計上する一方、特別損失は630百万円(うち減損損失560百万円)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は1,378百万円(前期は2,617百万円の当期純損失)となった。総資産は51,958百万円、純資産合計は26,744百万円、自己資本比率は51.5%(前期46.7%)となった。
| 項目 | 2025年2月期 | 2026年2月期 | 前期比・増減 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 102,558百万円 | 105,405百万円 | 102.8% |
| 売上総利益 | 28,595百万円 | 29,634百万円 | 103.6% |
| 営業利益 | △821百万円 | 1,140百万円 | +1,961百万円 |
| 経常利益 | △407百万円 | 1,229百万円 | +1,636百万円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | △2,617百万円 | 1,378百万円 | +3,995百万円 |

単体業績及び地域別の状況
単体では、営業収益92,921百万円(前期比102.9%)、営業利益1,437百万円(前期は308百万円の営業損失)、経常利益1,506百万円(前期は83百万円の経常損失)、当期純利益1,552百万円(前期は1,624百万円の当期純損失)となった。既存店は前期比103.8%で、基盤エリアである山形県が104.4%、宮城県が103.2%と堅調に伸長した一方、秋田県は前期比91.1%(閉店除くベースでは97.8%)となった。改装店舗は改装後107.8%(改装前101.7%)に伸長した。県別の売上高は、山形県が64,281百万円(前期比104.2%)、宮城県が25,425百万円(前期比102.6%)、秋田県が6,457百万円(前期比90.8%)、全店では96,164百万円(前期比102.7%)となった。
| 地域 | 2025年2月期 売上高 | 2026年2月期 売上高 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 山形県 | 61,674百万円 | 64,281百万円 | 104.2% |
| 宮城県 | 24,774百万円 | 25,425百万円 | 102.6% |
| 秋田県 | 7,104百万円 | 6,457百万円 | 90.8% |
| 全店 | 93,553百万円 | 96,164百万円 | 102.7% |
通期業績予想(2027年2月期)
2027年2月期の連結業績予想は、営業収益99,700百万円(前期比94.6%)、営業利益700百万円(前期比61.4%)、経常利益800百万円(前期比65.1%)、当期純利益450百万円(前期比32.7%)としている。単体では営業収益87,000百万円(前期比93.6%)、営業利益800百万円(前期比55.7%)、経常利益850百万円(前期比56.4%)を見込む。
| 項目 | 2026年2月期(実績) | 2027年2月期(予想) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 営業収益(連結) | 105,405百万円 | 99,700百万円 | 94.6% |
| 営業利益(連結) | 1,140百万円 | 700百万円 | 61.4% |
| 経常利益(連結) | 1,229百万円 | 800百万円 | 65.1% |
| 当期純利益(連結) | 1,378百万円 | 450百万円 | 32.7% |

株主還元
2026年2月期の年間配当金は中間13.5円、期末13.5円の合計27.0円とした(前期も年間27.0円)。2027年2月期についても中間13.5円、期末13.5円の合計27.0円を予定しており、引き続き安定配当の方針としている。
| 区分 | 2025年2月期(実績) | 2026年2月期(実績) | 2027年2月期(予想) |
|---|---|---|---|
| 中間配当金 | 13.5円 | 13.5円 | 13.5円 |
| 期末配当金 | 13.5円 | 13.5円 | 13.5円 |
| 年間配当金 | 27.0円 | 27.0円 | 27.0円 |

第4次中期経営計画・トピック
秋田県でスーパーマーケット等を展開するよねや事業等(スーパーマーケット6店舗、フィットネス事業3店舗、対象事業の売上高6,039百万円、営業損失273百万円)を株式会社東北ナイス社へ譲渡し、2026年2月20日に事業分離を実施した。経営資本を山形県・宮城県に集約し、基盤エリアでの収益力強化を図るとして、第4次中期経営計画の目標を修正した。修正後の目標は、2026年2月期実績の営業収益1,054億円に対し、2027年2月期997億円・2028年2月期1,014億円、第4次計3,065億円、経常利益高は12億円・8億円・10億円・計30億円、経常利益率は1.1%・0.8%・1.0%・計1.0%とした(当初計画は営業収益3,095億円、経常利益高24億円、経常利益率0.8%)。ROEは前期の△9.6%から5.2%に、自己資本比率は46.7%から51.5%に改善した。

※本記事はヤマザワが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。