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ミニストップ、2026年2月期は増収減益 当期純利益は前年差10億円改善

決算サマリー 2026.08.15
ミニストップ、2026年2月期は増収減益 当期純利益は前年差10億円改善

※本記事はミニストップが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ミニストップは2026年2月期の連結業績が増収減益となったことを発表した。当期純利益は前年差10億円の改善となり、赤字幅を縮小させた。単体が連結業績を押し下げる一方、ベトナム事業は改善したことが背景にある。手づくりおにぎり等の表示不正に伴う対策費用等は通期で37億5千万円の減益要因となった。2027年2月期は営業利益・経常利益・当期純利益ともに黒字化を計画する。

目次

連結業績(2026年2月期 実績)

2026年2月期の連結営業総収入は917億88百万円となり、前年比104.9%の増収となった。一方、営業利益は3,610百万円の損失、経常利益は3,067百万円の損失となり、いずれも前年より損失が拡大した。当期純利益は5,630百万円の損失となったが、前年の6,774百万円の損失から前年差1,143百万円改善し、直近公表比でも369百万円の改善となった。

項目2025年2月期2026年2月期前年比
営業総収入87,47591,788104.9%
営業利益△3,486△3,610△123百万円
経常利益△2,868△3,067△198百万円
当期純利益△6,774△5,630+1,143百万円
連結決算実績(2026年2月期 通期)
出典:9946_ミニストップ_2026年2月期_通期_説明資料 P.3

単体・ベトナム事業の状況

ミニストップ単体が連結業績を押し下げる一方、ベトナム事業は8億円の改善となった。単体の既存店日販は昨対97.8%にとどまり、客数が課題となっている。手づくりおにぎり等の表示不正に伴う影響として、売上・売上総利益率等の収入減少が2,650百万円、安全安心等対策費用が1,100百万円発生し、通期の営業利益への影響額は合計3,750百万円となった。一方、ベトナム事業は既存店日販が昨対100.2%、売上総利益率が前年差+2.5ptとなり、MD改革による日販・売上総利益率の改善とオペレーション改革による経費適正化が業績改善につながった。

区分内容営業利益への影響(百万円)
手づくりおにぎり等表示不正の影響売上・売上総利益率等の収入減少△2,650
手づくりおにぎり等表示不正の影響安全安心等対策費用△1,100
手づくりおにぎり等表示不正の影響通期合計△3,750
ミニストップ単体 年間営業利益増減要因(対前年ブリッジチャート)
出典:9946_ミニストップ_2026年2月期_通期_説明資料 P.6

通期業績予想(2027年2月期)

2027年2月期の連結業績予想は、営業総収入970億円(前年比105.7%)、営業利益15億円、経常利益19億円、当期純利益1億円を計画する。2026年2月期実績が営業利益・経常利益・当期純利益いずれも損失であったのに対し、2027年2月期はいずれも黒字化を計画しており、当期純利益は前年差5,730百万円の改善を見込む。構造改革フェーズと位置づけ、単体では事業構造改革(店舗収益改善、直営店規模縮小)と収益構造改革(MD改革、新フォーマット「Newコンボストア」の確立・先行導入)、本部構造改革(店舗運営の支援体制刷新、本部機能強化・効率化)に取り組み、ベトナム事業では「ベトナム版コンボストア」による個店モデルの確立を進める。

項目2026年2月期(実績)2027年2月期(計画)前年比
営業総収入91,78897,000105.7%
営業利益△3,6101,500+5,110百万円
経常利益△3,0671,900+4,967百万円
当期純利益△5,630100+5,730百万円
2027年2月期 連結計画数値
出典:9946_ミニストップ_2026年2月期_通期_説明資料 P.28

主要指標計画(2027年2月期)

2027年2月期の主要指標として、チェーン全店売上高は2,847億40百万円(前年比103.4%)、既存店日販は451千円(前年比105.6%)、売上総利益率は31.1%(前年差+0.7pt)を計画する。販管費は連結ベースで469億46百万円(前年比106.8%)、うち人件費は145億88百万円(前年比114.9%)を見込む。事業経費率は18.4%(前年差△1.0pt)に改善する計画で、出店11店・閉店80店を予定する。なお、既存店日販の前年比は計画閉店を織り込んだ数値である。

項目2026年2月期2027年2月期前年比
チェーン全店売上高(百万円)275,285284,740103.4%
既存店日販(千円)421451105.6%
売上総利益率(%)30.431.1+0.7pt
事業経費率(%)19.418.4△1.0pt

株主還元

配当については、2026年2月期は中間期末10円00銭、期末10円00銭の合計20円00銭を実施した。2027年2月期(予想)についても中間期末10円00銭、期末10円00銭の合計20円00銭を予定しており、前期と同水準の配当を計画している。

株主配当について
出典:9946_ミニストップ_2026年2月期_通期_説明資料 P.32

2026年度政策骨子(トピック)

2026年度(2027年2月期)は構造改革フェーズと位置づけ、事業構造改革・収益構造改革に集中する。単体では店舗収益性の改善と直営店規模の縮小、MD改革、新フォーマット「Newコンボストア」の取り組み要素の先行導入を進めるほか、店舗運営の支援体制刷新と本部機能強化・効率化に取り組む。ベトナム事業では個店モデル「ベトナム版コンボストア」の確立を目指す。26年度の主要な数値水準として、既存店日販は前年比105.6%、売上総利益率は前年差+0.7pt、事業経費率は前年差△1.0pt、直営店舗数は期末時点で前年差△40店を計画している。

※本記事はミニストップが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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