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オリオンビール、2026年3月期は増収増益 配当は計画比4円増配の44円

決算サマリー 2026.08.14
オリオンビール、2026年3月期は増収増益 配当は計画比4円増配の44円

※本記事はオリオンビールが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

オリオンビールの2026年3月期(通期)連結業績は、売上高297億13百万円(前期比102.9%)、営業利益43億14百万円(前期比124.0%)、経常利益41億18百万円(前期比119.5%)となり、2月10日公表の修正計画に対し売上高は計画通り、各利益は超過達成した。親会社株主に帰属する当期純利益は36億41百万円(前期比49.9%)と減少したが、これは前期に不動産譲渡益等の一過性要因があったためで、調整後ベースの親会社株主に帰属する当期純利益は30億30百万円(前期比118.6%)となり増益を確保した。好調な結果を受け、1株当たり配当金は当初計画に対して4円増配の年間44円とする。

目次

連結業績(当期 実績)

2026年3月期累計(通期)の連結業績は、2月10日公表の修正計画と比較し売上高は計画通り、各利益は超過達成した。前期比では、前期に計上した不動産譲渡益等の一過性要因を除いた調整後ベースで増収増益となった。

項目当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)前期比
売上高(百万円)29,71328,866102.9%
営業利益(百万円)4,3143,479124.0%
経常利益(百万円)4,1183,447119.5%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)3,6417,30149.9%
【参考】調整後親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)3,0302,554118.6%
EBITDA(百万円)5,8765,222112.5%
1株当たり配当金(円)449044.4%

セグメント別の状況

酒類清涼飲料事業は、原価率の低減および好調なライセンス事業が寄与し増収増益。観光・ホテル事業は、那覇ホテルの売却に伴う売上剥落があったものの、レベニューマネジメント強化によりEBITDAマージンは前年同期比+3.5%と改善した。

セグメント指標当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)
酒類清涼飲料事業売上高(百万円)23,92122,728
酒類清涼飲料事業営業利益(百万円)3,6343,201
酒類清涼飲料事業EBITDA(百万円)4,4093,886
観光・ホテル事業売上高(百万円)5,7916,138
観光・ホテル事業営業利益(百万円)690288
観光・ホテル事業EBITDA(百万円)1,4661,335
2026年3月期 セグメント別売上高・EBITDA
出典:オリオンビール 2026年3月期決算・中期経営計画説明会資料 P.5

通期業績予想

2027年3月期は、2026年10月の酒税改正・沖縄特措法廃止による負担増を前提に、経費の削減・適正化と県内営業力強化、県外・海外・ライセンス展開の拡大により売上成長を図り、前年並みの利益を確保する計画。観光・ホテル事業はレベニューマネジメント強化と積極的なバリューアップ投資によりRevPARを向上させ、増収増益を計画する。

項目予想(2027年3月期)前期(実績・2026年3月期)
売上高(百万円)31,11929,713
営業利益(百万円)4,3524,314
経常利益(百万円)4,1854,118
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)2,9323,641
EBITDA(百万円)5,9485,876
2027年3月期 通期セグメント別売上高・EBITDA計画
出典:オリオンビール 2026年3月期決算・中期経営計画説明会資料 P.9

株主還元

自己株式取得5.5億円の実施により、2027年3月期の総還元額は前期比110.4%となる20億21百万円を計画する。1株当たり配当金は2026年3月期実績で当初計画比4円増配の年間44円、2027年3月期は34円(前期比77.3%)を計画する。DOE水準は7.5%から8.0%に引き上げる。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(計画)
1株当たり配当金(円)4434
総還元額(百万円)1,8302,021
自己株式取得額5.5億円実施
キャピタルアロケーション(成長投資と株主還元のバランス)
出典:オリオンビール 2026年3月期決算・中期経営計画説明会資料 P.25

中期経営計画

新中期経営計画(FY26~29)では「沖縄と共に循環成長するビジネスモデル」を強化し、既存事業の成長加速に加え新たな成長ドライバーを追加する。IPO時点の目標値を引き上げ、売上高CAGRは5.0%から5.9%、EBITDAマージンは24.0%から25.1%、ROEは15.0%から16.0%を目指す。キャッシュアロケーションは、成長投資と株主還元の最適バランスを追求し、ROICを重視した規律ある投資を徹底する方針。

新中期経営計画の概要
出典:オリオンビール 2026年3月期決算・中期経営計画説明会資料 P.13

※本記事はオリオンビールが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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