※本記事はマイネットが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
マイネットの2025年12月期(通期)決算は、売上高7,478百万円(前期比△15.5%)、営業利益374百万円(同△12.6%)となった。営業利益は期初予想100百万円から3.7倍の374百万円で着地し、2023年以降3期連続の黒字を確保した。新規事業ではスポーツDX『J.LEAGUE FANTASY CARD』が好調にスタートし、2026年12月期は売上高・最終利益ともに前期比20%超の増収増益を計画する。
連結業績(当期 実績)
2025年12月期(通期)の連結業績は、売上高7,478百万円(前期比△1,368百万円、△15.5%)、営業利益374百万円(同△53百万円、△12.6%)、経常利益308百万円(同△66百万円、△17.9%)、最終利益228百万円(同△17百万円、△7.1%)となった。新規事業投資を行いながら利益創出力が想定を上回り、売上成長は翌期に持ち越しつつ収益基盤の強化が進展した。一方、期初業績予想(売上高8,500百万円、営業利益100百万円、経常利益70百万円、最終利益10百万円)との比較では、売上高は88.0%の進捗にとどまったものの、営業利益は374.5%、経常利益は440.1%、最終利益は2,281.3%と段階利益で大幅に上振れた。2025年12月26日公表の業績修正(売上高7,500百万円、営業利益375百万円、経常利益305百万円、最終利益220百万円)とはほぼ同水準での着地となった。単位はいずれも百万円。
| 項目 | 当期(FY2025) | 前期(FY2024) | 増減額 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 7,478 | 8,846 | △1,368 | △15.5% |
| 営業利益 | 374 | 428 | △53 | △12.6% |
| 経常利益 | 308 | 375 | △66 | △17.9% |
| 最終利益 | 228 | 245 | △17 | △7.1% |
| 項目 | 期初予想 | 当期実績(FY2025) | 進捗率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 8,500 | 7,478 | 88.0% |
| 営業利益 | 100 | 374 | 374.5% |
| 経常利益 | 70 | 308 | 440.1% |
| 最終利益 | 10 | 228 | 2,281.3% |

セグメント別(事業別)の状況
事業別の営業利益(累計)をみると、ゲーム事業の中核であるセカンダリー領域は779百万円(前期851百万円)と、例年より低い減衰率で安定した収益基盤を維持した。一方、スポーツDXやBtoBソリューション(異業種)などの新規事業を含む新領域は、成長投資により営業損失404百万円(前期△424百万円)を計上したが、損失幅は前期から縮小した。両者を合わせた全社営業利益は374百万円(前期428百万円)となった。
| 区分 | 当期(FY2025・累計) | 前期(FY2024・累計) |
|---|---|---|
| セカンダリー | 779 | 851 |
| 新領域(新規事業) | △404 | △424 |
| 合計(全社営業利益) | 374 | 428 |

通期業績予想
2026年12月期の通期業績予想は、売上高9,000百万円(前期比+1,521百万円、+20.3%)、営業利益390百万円(同+15百万円、+4.1%)、経常利益345百万円(同+36百万円、+12.0%)、最終利益285百万円(同+56百万円、+24.9%)としている。重点領域(新規事業)の拡大が牽引し、投資を継続しながらも売上高・最終利益は前期比20%超の成長を計画する。
| 項目 | 当期実績(FY2025) | 予想(FY2026) | 増減額 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 7,478 | 9,000 | +1,521 | +20.3% |
| 営業利益 | 374 | 390 | +15 | +4.1% |
| 経常利益 | 308 | 345 | +36 | +12.0% |
| 最終利益 | 228 | 285 | +56 | +24.9% |
| 配当予想 | – | – | – | – |

株主還元
2025年12月期・2026年12月期予想ともに配当予想は「-」とされており、本資料に配当や自己株式取得など株主還元に関する具体的な方針の記載はない。
主要トピックス(新規事業の進捗)
新規事業のスポーツDXでは、Jリーグ公式のトレーディングカード×ファンタジースポーツ『J.LEAGUE FANTASY CARD』が2026年1月中旬にリリースされ、1月度の売上・新規登録者数は計画比+39%超と好調にスタートした。開幕前にもかかわらず複数のカードパックが完売しており、2026年2月8日時点で特典応募数35万件、有償パック販売数26万枚、マーケットプレイス取引件数6.9万件などのKPIを記録している。BtoBソリューション(異業種)では、第3四半期に立ち上げたBPO事業がQ4業績を牽引し、戦略コンサル領域に加え新たな収益の柱となった。また新領域では、人材マッチングが年初比600%、開発ソリューションの案件化数が前年比1,600%に拡大するなど、来期以降の成長事業として進捗している。

再成長フェーズへの転換(中期方針)
中期ビジョン『GATE26 – NEXT LEVEL』のもと、2023年のコスト構造改革・黒字転換、2024〜2025年の成長ドライバー創出・収益基盤の安定化を経て、2026年からは重点成長領域への戦略投資や資本政策を含む「再成長フェーズ」への転換を掲げている。
※本記事はマイネットが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。