AZ-COM丸和ホールディングス

AZ-COM丸和ホールディングス、2026年3月期は増収増益 3PL事業が牽引

決算サマリー 2026.08.14
AZ-COM丸和ホールディングス、2026年3月期は増収増益 3PL事業が牽引

※本記事はAZ-COM丸和ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

AZ-COM丸和ホールディングス株式会社の2026年3月期業績は、売上高230,531百万円(前期比+10.6%)、営業利益11,864百万円(同+8.3%)、経常利益12,530百万円(同+7.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益7,448百万円(同+2.4%)と増収増益になった。

通期予想(売上高220,000百万円、営業利益11,900百万円、経常利益12,000百万円、当期純利益7,300百万円)に対する達成率は、売上高104.8%、営業利益99.7%、経常利益104.4%、当期純利益102.0%となった。EC常温3PL事業など3PL事業の伸長が業績を牽引した。

目次

業績(2026年3月期 実績)

売上原価は208,460百万円(構成比90.4%、前期比+11.5%)、売上総利益は22,071百万円(同+3.1%)、販売費及び一般管理費は10,206百万円(同△2.4%)だった。営業外収益は1,171百万円(同+33.8%)、営業外費用は505百万円(同+153.8%)。特別損失は545百万円(前期15百万円)を計上し、税金等調整前当期純利益は12,062百万円(同+1.1%)となった。

項目2025年3月期実績2026年3月期実績前期比通期予想達成率
売上高(百万円)208,370230,531+10.6%104.8%
営業利益(百万円)10,95611,864+8.3%99.7%
経常利益(百万円)11,63312,530+7.7%104.4%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)7,2767,448+2.4%102.0%
2026年3月期決算概要サマリー
出典:2026年3月期 決算補足資料 P.6

ドメイン別(事業別)の状況

輸配送事業のうち、ラストワンマイル事業は38,916百万円(前期比△1.1%)で、ネットスーパー等の一部事業譲渡に伴い減少した。EC常温輸配送事業は61,171百万円(同+14.6%)で、幹線輸送の需要増への増車対応や既存取引先との新たな輸配送サービス拡大が寄与した。

3PL事業のうち、EC常温3PL事業は74,068百万円(同+14.9%)で、大手ネット通販会社向け物流センターの通期稼働や新たな物流センター開設が寄与した。低温食品3PL事業は26,606百万円(同+9.8%)、医薬・医療3PL事業は26,614百万円(同+10.2%)だった。

ドメイン2024年3月期2025年3月期2026年3月期前期比
ラストワンマイル事業38,25639,35038,916△1.1%
EC常温輸配送事業59,52953,37161,171+14.6%
EC常温3PL事業54,55364,48674,068+14.9%
低温食品3PL事業22,06824,23926,606+9.8%
医薬・医療3PL事業21,56224,15126,614+10.2%
ドメイン別売上高(3PL事業)
出典:2026年3月期 決算補足資料 P.8

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は売上高250,000百万円(前期比+8.4%)、営業利益13,800百万円(同+16.3%)、経常利益14,000百万円(同+11.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益8,300百万円(同+11.4%)を計画する。1株当たり当期純利益は61.63円、1株当たり配当金は32.00円を見込む。

上期予想は営業利益5,400百万円(前期比△11.0%)と減益を見込む一方、下期予想は8,400百万円(同+44.9%)と増益を見込む。原油価格高騰による燃料費増(自社4億円、パートナー企業15億円規模の影響予測)等を織り込みつつ、2027年3月期業績予想には50億円の料金改定計画を織り込んでいる。

項目2026年3月期実績2027年3月期予想伸率
売上高(百万円)230,531250,000+8.4%
営業利益(百万円)11,86413,800+16.3%
経常利益(百万円)12,53014,000+11.7%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)7,4488,300+11.4%
1株当たり当期純利益(円)55.3061.63
1株当たり配当金(円)32.0032.00
2027年3月期業績予想サマリー
出典:2026年3月期 決算補足資料 P.27

株主還元

上場来(2014年3月期)増配を継続しており、累進配当を基本方針とする(記念配当を除く)。配当性向については40%を目安とする。2027年3月期の1株当たり配当金は32.00円(前期と同額)を予想している。

株主還元(配当額・配当性向・DOEの推移)
出典:2026年3月期 決算補足資料 P.32

中期経営計画2028

2026年3月期を初年度とする中期経営計画2028では、2030年度グループ売上高5,000億円の実現を長期ビジョンに掲げる。原油価格高騰による燃料費増や物流関連法改正など想定外の環境変化を受け、2027年3月期・2028年3月期は構造改革(グループ組織再編、IT・DX投資等)を実施する方針としている。

経営指標の推移

項目2023年3月期2024年3月期2025年3月期2026年3月期2027年3月期(予想)
売上高(百万円)177,829198,554208,370230,531250,000
経常利益(百万円)11,94914,49811,63312,53014,000
売上高経常利益率(%)6.77.35.65.45.6
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)7,7809,1197,2767,4488,300
総資産(百万円)112,028134,594138,550155,661
純資産(百万円)38,16257,54260,43165,364
1株あたり当期純利益(円)61.8670.8854.0055.3061.63
1株あたり純資産額(円)285.40408.61428.98463.27
自己資本比率(%)32.141.041.740.1
自己資本利益率(ROE)(%)24.020.012.912.4

※本記事はAZ-COM丸和ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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