サンフロンティア不動産

サンフロンティア不動産、2026年3月期は増収増益 売上高・利益ともに過去最高を更新

決算サマリー 2026.08.14
サンフロンティア不動産、2026年3月期は増収増益 売上高・利益ともに過去最高を更新

※本記事はサンフロンティア不動産が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

サンフロンティア不動産の2026年3月期は、売上高116,083百万円(前期比+12.5%)、経常利益23,298百万円(同+13.9%)、当期純利益15,986百万円(同+12.9%)となった。売上高は2期連続、経常利益は3期連続、当期純利益は4期連続で過去最高を更新した。セグメント別では、不動産再生事業と不動産サービス事業が増収増益となる一方、ホテル・観光事業は堅調な旅行需要を背景に増収したものの、ホテル開発における物件販売がなく減益となった。2027年3月期は売上高1,300億円、経常利益260億円を見込み、過去最高の更新を見込む。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高は前期比+12.5%の116,083百万円、営業利益は同+19.2%の25,356百万円、経常利益は同+13.9%の23,298百万円、当期純利益は同+12.9%の15,986百万円となった。通期予想に対する進捗率は、売上高99.2%、経常利益103.5%、当期純利益103.1%。自己資本比率は45.3%(前期比▲1.5%pt)、ROEは14.4%(同▲0.3%pt)となった(単位:百万円)。

項目2025年3月期(実績)2026年3月期(実績)増減率
売上高103,174116,083+12.5%
売上総利益32,22538,114+18.3%
営業利益21,27925,356+19.2%
経常利益20,44623,298+13.9%
当期純利益14,16315,986+12.9%
ROE14.7%14.4%▲0.3%pt
1株当たり配当金(円)66.0076.00+15.2%

セグメント別の状況

不動産再生事業は売上高76,434百万円(前期比+7.1%)、売上総利益24,500百万円(同+10.8%)、セグメント利益22,148百万円(同+10.2%)。販売件数は24件で前期比▲14件ながら、規模の大きい物件や高収益物件の販売により増収増益となった。不動産サービス事業は売上高16,307百万円(同+30.6%)、売上総利益8,719百万円(同+42.4%)、セグメント利益8,703百万円(同+42.4%)。売買仲介の伸長や貸会議室の高稼働等により各部門とも好調に推移した。ホテル・観光事業は売上高18,949百万円(同+0.6%)、売上総利益4,387百万円(同▲2.0%)、セグメント利益3,817百万円(同▲6.3%)。ホテル運営は堅調な旅行需要を背景に好調を継続したが、ホテル開発における物件販売がなく減益となった。その他(建設事業・海外開発事業等)は売上高5,872百万円(同+194.8%)、売上総利益1,479百万円(同+196.9%)、セグメント利益1,177百万円(同+170.2%)。10月にM&Aで取得した大竹建窓グループの業績が加わり増収増益となった。

セグメント指標2025年3月期2026年3月期
不動産再生事業売上高71,33976,434
不動産再生事業売上総利益22,11424,500
不動産サービス事業売上高12,48816,307
不動産サービス事業売上総利益6,1248,719
ホテル・観光事業売上高18,83118,949
ホテル・観光事業売上総利益4,4794,387
その他売上高1,9925,872
その他売上総利益4981,479
連結損益計算書(セグメント別内訳)
出典:サンフロンティア不動産 2026年3月期 通期決算説明資料 P.7

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の業績予想は、売上高130,000百万円(前期比+12.0%)、経常利益26,000百万円(同+11.6%)、当期純利益17,400百万円(同+8.8%)。EPSは304.27円(同▲7.2%)、ROEは13.1%を見込む。セグメント別では、不動産再生事業85,300百万円(+11.6%)、不動産サービス事業17,270百万円(+5.9%)、ホテル・観光事業21,950百万円(+15.8%)、その他7,480百万円(+27.4%)の売上高を計画している。ホテル・観光事業では新規10ホテルの開業を予定しており、運営ホテルは44ホテル・5,161室に拡大する見込み。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)増減率
売上高116,083130,000+12.0%
経常利益23,29826,000+11.6%
当期純利益15,98617,400+8.8%
EPS(円)327.76304.27▲7.2%
1株当たり配当金(円)76.0080.00+5.3%
2027年3月期 通期業績予想サマリー
出典:サンフロンティア不動産 2026年3月期 通期決算説明資料 P.11

株主還元

株主還元の基本方針は、①長期的かつ安定的な利益還元に努める、②将来の成長に向けた投資資金を確保する、③財務基盤の安定性を維持する、の3点。2026年3月期の年間配当は76.00円(前期比+10.00円)、連結配当性向23.2%。2027年3月期の配当予想は80.00円(同+4.00円)、連結配当性向26.3%を計画している。同額維持となった2021年3月期を挟み、14年連続の増配となる見込み。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
1株当たり配当金(円)76.0080.00
連結配当性向23.2%26.3%
配当予想の推移
出典:サンフロンティア不動産 2026年3月期 通期決算説明資料 P.13

中期経営計画・トピックス

中期経営計画2028(2026年3月期~2028年3月期)の総投資額を3,500億円に上方修正するとともに、計画を上回る進捗と伊藤忠商事との資本業務提携効果を勘案し、2028年3月期の売上高目標を1,500億円、経常利益目標を300億円に上方修正した。長期ビジョン2035では、2035年3月期に売上高3,000億円、経常利益600億円を長期目標としている。2026年4月1日より伊藤忠商事株式会社と資本業務提携を開始したほか、ホテル事業では3ホテルの新規開業と2ホテルのM&Aにより運営ホテルが34ホテル・3,690室に拡大、建設事業ではM&Aにより大竹建窓グループが加わりオフィス事業を強化した。また、当社グループ初となる統合報告書を2025年9月に発行した。

長期ビジョン2035および中期経営計画2028
出典:サンフロンティア不動産 2026年3月期 通期決算説明資料 P.24

※本記事はサンフロンティア不動産が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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