※本記事はアステリアが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
アステリア(3853)の2026年3月期・通期決算は、売上収益33.9億円(前期比6.9%増)、営業利益10.2億円(同31.2%増、営業利益率30.2%)と増収・大幅増益となった。当期利益は8.3億円(同37.4%増)、1株当たり当期利益(EPS)は48.1円(同42.1%増)。ソフトウェア事業が売上収益の100%を占め、投資事業セグメントの評価益等が利益を押し上げた。売上収益は当初予想(35.0億円)に対し達成率97%、当期利益は当初予想(7.0億円)に対し達成率114%だった。
連結業績(当期 実績)
売上収益は前期比6.9%増の3,389百万円。売上収益から売上原価401百万円、販管費2,433百万円を差し引いた額に投資事業益等469百万円を加算し、営業利益は同31.2%増の1,025百万円、営業利益率は30.2%(前期24.6%)となった。税引前利益974百万円から法人所得税費用等143百万円・非支配持分32百万円を差し引いた当期利益(親会社の所有者に帰属する)は799百万円。1株当たり当期利益(EPS)は48.1円(前期比42.1%増)。
| 項目 | 当期(2026年3月期) | 前期(2025年3月期) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 3,389百万円 | 3,171百万円 | +6.9% |
| 営業利益 | 1,025百万円 | 781百万円 | +31.2% |
| 営業利益率 | 30.2% | 24.6% | +5.6pt |
| 当期利益(親会社の所有者に帰属する) | 799百万円 | 589百万円 | +210百万円 |
| 1株当たり当期利益(EPS) | 48.1円 | 開示なし | +42.1% |

セグメント別の状況
売上収益はソフトウェア事業が100%を占める(投資事業は売上収益を計上しない)。セグメント利益はソフトウェア事業が583百万円、投資事業が394百万円。評価額の増減および売却損益4.2億円(前期比819.1%増)は主として投資事業セグメントによるもの。調整後EBITDA(投資による評価損益の影響を除く)は8.9億円。
| セグメント | 指標 | 当期(2026年3月期) | 前期 |
|---|---|---|---|
| ソフトウェア事業 | 売上収益構成比 | 100% | 開示なし |
| ソフトウェア事業 | セグメント利益 | 583百万円 | 開示なし |
| 投資事業 | セグメント利益 | 394百万円 | 開示なし |

通期業績予想
2026年3月期の当初予想に対し、売上収益は3,500百万円の予想に対し実績3,389百万円で達成率97%、営業利益は900百万円の予想に対し実績1,025百万円で達成率114%、当期利益(親会社の所有者に帰属する)は700百万円の予想に対し実績799百万円で達成率114%となった。なお、次期(2027年3月期)の業績予想数値は本資料に記載がない。
| 項目 | 実績(2026年3月期) | 当初予想 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 3,389百万円 | 3,500百万円 | 97% |
| 営業利益 | 1,025百万円 | 900百万円 | 114% |
| 当期利益(親会社の所有者に帰属する) | 799百万円 | 700百万円 | 114% |

株主還元
資料では新年度(2027年3月期)に増配する方針が示された(具体的な配当金額の記載はなし)。株主優待の選択肢にステーブルコイン「JPYC」を追加する。
財務基盤
2026年3月末の財政状態計算書によれば、総資産10,595百万円、資本(自己資本)7,950百万円、負債2,645百万円、自己資本比率75%。現預金等は32億円で、うち10億円はステーブルコイン(JPYC)で保有予定。PBRは3.07倍。
| 項目 | 2026年3月末 |
|---|---|
| 総資産 | 10,595百万円 |
| 資本(自己資本) | 7,950百万円 |
| 負債 | 2,645百万円 |
| 自己資本比率 | 75% |
| 現預金等 | 32億円 |
| PBR | 3.07倍 |

トピック
全製品でAI対応を進め、新戦略「Asset-hook」を開始。ステーブルコインのビジネス活用に取り組み、データ連携製品は1万社超に導入。ストック型売上構成比は77%に達し、安定成長を継続。日経コンピュータ「顧客満足度調査2025-2026」の業務効率化・内製化支援ソフト/サービス部門で1位(顧客満足度No.1)と紹介されている。
※本記事はアステリアが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。