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グンゼ、2026年3月期は減収減益 純利益509百万円に急減

決算サマリー 2026.08.13
グンゼ、2026年3月期は減収減益 純利益509百万円に急減

※本記事はグンゼが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

グンゼは2026年3月期(第130期)の連結決算で、売上高130,918百万円(前期比4.5%減)、営業利益4,882百万円(同38.4%減)、経常利益4,920百万円(同39.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益509百万円(同91.9%減)となった。前期末に事業終息した電子部品の売上影響やプラスチックフィルムの海外での売上減少、アパレルの量販店など既存ルートでの販売減少などにより減収となった。

目次

連結業績(当期 実績)

営業利益・経常利益は、構造改革中のアパレル事業における棚卸資産の評価損影響、およびメディカル事業の中国販売の停滞や固定費等の増加により減益となった。親会社株主に帰属する当期純利益は、第1四半期に計上したアパレル事業における事業構造改革費用の影響などにより5,769百万円の減益。主な特別損益としてアパレル事業構造改善費用△3,311百万円を計上した。

項目2026年3月期2025年3月期対前期
売上高130,918137,117△6,199(△4.5%)
営業利益4,882(3.7%)7,921(5.8%)△3,038(△38.4%)
経常利益4,920(3.8%)8,180(6.0%)△3,260(△39.9%)
親会社株主に帰属する当期純利益509(0.4%)6,279(4.6%)△5,769(△91.9%)

セグメント別の状況

機能ソリューションは電子部品の終息により売上高は約29億円減少したが、営業利益は改善し増益。メディカルは国内で癒着防止材など吸収性製品の拡販が進むも、中国販売の停滞や固定費増加により減益。アパレルは量販店など既存ルートの販売減少に加え、期末に集中特化戦略の中で非継続品となる在庫の評価損を計上し、減収減益で赤字となった。ライフクリエイトは商業施設のリニューアル効果による来館者増加やスポーツクラブの損益改善により増収増益となった。

セグメント売上高(2026年3月期)営業利益又は損失(2026年3月期)対前期増減(営業利益)
機能ソリューション47,5437,234(15.2%)28
メディカル13,1971,474(11.2%)△956
アパレル58,597△1,334(△2.3%)△2,087
ライフクリエイト12,5301,232(9.8%)243
合計130,9184,882(3.7%)△3,038
2026年3月期決算サマリー 事業セグメント業績の主なポイント
出典:グンゼ株式会社 2026年3月期 決算説明資料 P.7

通期業績予想

2027年3月期は、アパレル以外の事業で拡販が進み増収を見込む。営業利益・経常利益は、アパレル事業の構造改革による収益改善、プラスチックフィルムのグローバル収益改善、エンジニアリングプラスチックスにおける半導体関連製品の在庫調整局面からの回復により増益を見込む。親会社株主に帰属する当期純利益は大幅に改善する見通し。

項目2027年3月期予想2026年3月期(実績)増減率
売上高132,000130,9180.8%
営業利益8,800(6.7%)4,882(3.7%)80.3%
経常利益8,400(6.4%)4,920(3.8%)70.7%
親会社株主に帰属する当期純利益5,200(3.9%)509(0.4%)921.6%
2027年3月期連結業績予想
出典:グンゼ株式会社 2026年3月期 決算説明資料 P.23

株主還元

2026年3月期の期末配当は1株当たり216円(2025年5月14日公表の通り)。2027年3月期の配当は1株当たり216円(普通配当147円、特別配当69円)を予定し、配当性向50%を目処とする方針。2025年度は自己株式1,153,400株、4,999,956千円を取得したほか、2026年3月31日付で普通株式3,000,000株を消却した。

項目内容
2026年3月期 期末配当(実績)1株当たり216円
2027年3月期 配当(予定)1株当たり216円(普通配当147円、特別配当69円)
配当方針配当性向50%を目処
1株配当金と配当性向の推移
出典:グンゼ株式会社 2026年3月期 決算説明資料 P.25

重点事業の方向性

アパレル事業は営業損益改善目標33億円(2024年度→2027年度)に対し、2026年度で93%達成を計画。集中特化戦略によるブランドポートフォリオ見直しやバリューチェーン改革、国内生産・物流拠点の集約を進める。メディカル事業は中国事業の成長停滞への対応や美容医療事業の縮小に取り組み、営業利益率20%への早期回復を目指す方針。

アパレル事業の構造改革進捗
出典:グンゼ株式会社 2026年3月期 決算説明資料 P.29

※本記事はグンゼが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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