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リスキル、2026年3月期は増収増益 2027年3月期は投資強化で減益計画

決算サマリー 2026.08.13
リスキル、2026年3月期は増収増益 2027年3月期は投資強化で減益計画

※本記事はリスキルが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社リスキル(証券コード291A)は2026年5月14日、2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)通期決算説明資料を公表した。売上高は前期比26.5%増の2,478百万円、営業利益は同31.4%増の898百万円となり、増収増益を達成した。売上総利益率・営業利益率とも前期から向上している。一方、2027年3月期は売上高・売上総利益の増加を見込むものの、広告宣伝費への積極投資などにより営業利益以下は減益を計画している。

目次

連結業績(当期 実績)

2026年3月期の連結業績は、売上高2,478百万円(前期比+26.5%)、売上総利益1,655百万円(同+30.2%)、営業利益898百万円(同+31.4%)、経常利益903百万円(同+34.5%)、当期純利益601百万円(同+26.9%)となった。売上総利益率は64.9%から66.8%へ、営業利益率は34.9%から36.2%へ向上した。売上高は期初計画比+4.0%、営業利益は同+25.3%となり、いずれも期初計画を上回った。

項目当期(2026/3期)前期(2025/3期)前期比
売上高2,478百万円1,958百万円+26.5%
売上総利益1,655百万円1,272百万円+30.2%
営業利益898百万円683百万円+31.4%
経常利益903百万円671百万円+34.5%
当期純利益601百万円473百万円+26.9%
決算ハイライト(2026/3期)
出典:2026/3期 通期決算説明資料 P.12

セグメント別(事業別)の状況

リスキルはbiz研修とtech研修の2種類の研修サービスを提供している。部門別売上高は、techが前期比+16.5%と堅調に推移した一方、bizは同+36.5%と伸び、売上高でtechを上回った。顧客企業数は、biz研修(一社研修)が1,760社(前期比+28.4%、計画比+1.3%)、tech研修(一社研修・公開講座)が264社(前期比-1.1%、計画比-10.8%)となった。tech研修の顧客企業数が計画に満たなかった要因は、前事業年度に獲得していた少人数研修が当期は減少したためであり、小規模な研修受注が減少した結果、平均顧客単価は増加し、売上高としては計画通り推移した。

セグメント指標2026/3期(当期)2025/3期(前期)
biz研修(一社研修)顧客企業数1,760社1,371社
tech研修(一社研修・公開講座)顧客企業数264社267社
部門別売上推移(biz研修・tech研修)
出典:2026/3期 通期決算説明資料 P.14

通期業績予想

2027年3月期(計画)は、売上高2,680百万円(前期比+8.2%)、売上総利益1,862百万円(同+12.5%)を見込む一方、営業利益608百万円(同-32.2%)、経常利益612百万円(同-32.3%)、当期純利益395百万円(同-34.2%)と減益を計画している。売上高全体では増加を見込むものの、tech研修は新規顧客獲得の伸び悩みにより前事業年度比で減少する見込みで、第2四半期累計の売上高は前事業年度と同水準、第3四半期以降はbiz研修の成長を主因に前期を上回る推移を見込む。営業利益以下の減益は、2027年3月期に広告宣伝費(前期比249.3%の計画)を含む積極投資を行うためとしている。

項目2027/3期(計画)2026/3期(実績)前期比
売上高2,680百万円2,478百万円+8.2%
売上総利益1,862百万円1,655百万円+12.5%
営業利益608百万円898百万円-32.2%
経常利益612百万円903百万円-32.3%
当期純利益395百万円601百万円-34.2%
セグメント2027/3期(計画)2026/3期(実績)前期比
biz研修(一社研修)顧客企業数2,011社1,760社+14.3%
tech研修(一社研修・公開講座)顧客企業数236社264社-10.6%
2027/3期 業績予想(損益計算書)
出典:2026/3期 通期決算説明資料 P.21

株主還元

本資料には配当や自己株式取得など株主還元に関する記載はない(開示なし)。

中期経営計画/トピック

リスキルは2024年12月に東証グロース市場に上場した。成長戦略の基本方針として、既存事業の成長(特にbiz研修の成長)と商材の追加を掲げており、研修市場における自社シェアは1%以下で成長余地が大きいとしている。人材育成関連ITサービス「リスキルクラウド」ブランドの下、2025年2月に標的型攻撃メール訓練サービスをリリース済みで、今後も人材育成をサポートするクラウドサービスの開発・リリースを検証しながら進める方針(2027年3月期の計画にITサービスの売上は見込んでいない)。また、2030年から適用開始となる新たな上場維持基準(上場5年経過後、時価総額100億円以上)への適合に向け、営業利益の成長を主たる方針としている。

成長戦略の基本方針(biz研修・tech研修 売上高推移)
出典:2026/3期 通期決算説明資料 P.27

※本記事はリスキルが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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