※本記事はギークスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ギークス株式会社は2026年3月期通期の決算を発表した。売上高は263.7億円(前期比4.8%増)、営業利益は上方修正後の計画を上振れる8.7億円(同76.7%増)となり、全段階利益で通期計画を超過達成した。海外IT人材の収益構造改善や国内IT人材における生成AIを用いた業務効率化が寄与した。2027年3月期は営業利益10億円を計画し、更なる成長フェーズへ突入する方針である。
連結業績(当期 実績)
通期の売上高は263億75百万円、EBITDAは9億75百万円、営業利益は8億75百万円、経常利益は8億42百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は6億43百万円(前期比1,191.3%増)となった。通期計画に対する達成率は売上高99.2%、営業利益110.8%、経常利益109.5%、当期純利益116.9%であった。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 25,162百万円 | 26,375百万円 | +4.8% |
| EBITDA | 625百万円 | 975百万円 | +55.8% |
| 営業利益 | 495百万円 | 875百万円 | +76.7% |
| 経常利益 | 494百万円 | 842百万円 | +70.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 49百万円 | 643百万円 | +1,191.3% |
セグメント別業績の状況
国内IT人材は増収増益を継続し、通期セグメント利益は前期比8.8%増の13億97百万円となった。海外IT人材は収益構造の改善により通期で黒字転換を達成し、売上高・セグメント利益ともに通期計画を達成した。Seed Techはオフショア開発の需要を取り込み、通期売上高は前期比45.2%増、セグメント利益は計画比172.3%と大幅に超過達成した。
| セグメント | 指標 | 2026年3月期(当期) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 国内IT人材 | 売上高 | 16,731百万円 | +8.9% |
| 国内IT人材 | セグメント利益 | 1,397百万円 | +8.8% |
| 海外IT人材 | 売上高 | 9,243百万円 | -1.8% |
| 海外IT人材 | セグメント利益 | 33百万円 | 黒字転換 |
| Seed Tech | 売上高 | 478百万円 | +45.2% |
| Seed Tech | セグメント利益 | 34百万円 | +504.3% |

通期業績予想
2027年3月期は売上高283億円(前期比7.3%増)、営業利益10億円(同14.2%増)を計画する。上期は人材採用・育成、AI活用戦略に先行投資し、下期以降に利益拡大を加速させる方針である。セグメント別では、国内IT人材の売上高173億円(同5.7%増)・セグメント利益15億50百万円(同8.0%増)、海外IT人材の売上高100億円(同8.2%増)・セグメント利益60百万円(同77.2%増)、Seed Techの売上高10億円(同17.4%増)・セグメント利益20百万円を計画する。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 2026年3月期(実績) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 28,300百万円 | 26,375百万円 | +7.3% |
| EBITDA | 1,090百万円 | 975百万円 | +11.8% |
| 営業利益 | 1,000百万円 | 875百万円 | +14.2% |
| 経常利益 | 970百万円 | 842百万円 | +15.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 630百万円 | 643百万円 | -2.0% |


株主還元
配当政策は成長投資と株主還元の両立を継続し、配当性向は50%を目安とする。2026年3月期の配当は1株当たり30円(中間10円・期末20円)、2027年3月期は前期比2円増配の32円(中間15円・期末17円)を予定し、7期連続の配当となる見込みである。
| 項目 | 2026年3月期 | 2027年3月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり配当金 | 30円(中間10円・期末20円) | 32円(中間15円・期末17円) |
| 配当金総額 | 305百万円 | 325百万円 |
| 配当性向 | 47.8% | 51.6% |

中期経営計画/トピック
従来の「ITフリーランスエージェント」に加え、一般事業会社向けにDX・AXにより事業をアップデートする伴走型サービス「DX職-デジショク-」に注力し、ギークスグループの事業モデルをアップデートする方針である。また、「ギークスAI」のβ版ローンチとAIネイティブ文化の醸成により、人員増に頼らず成長する組織づくりを目指す。
※本記事はギークスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。