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太陽ホールディングス、2026年3月期は最終利益123%増 TOBへの賛同表明で期末配当見送り

決算サマリー 2026.08.13
太陽ホールディングス、2026年3月期は最終利益123%増 TOBへの賛同表明で期末配当見送り

※本記事は太陽ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

太陽ホールディングスの2026年3月期通期連結業績は、売上高137,851百万円(前年同期比16%増)、営業利益32,529百万円(同47%増)、経常利益32,244百万円(同49%増)、親会社株主に帰属する当期純利益24,011百万円(同123%増)となり、増収増益で着地した。売上高はPKG基板・リジッド基板用部材を中心とした販売数量の増加により累計で前年同期比17%増加し、医薬事業も製造受託事業の受託数量増加などにより同16%増加した。なお、2026年3月31日開催の取締役会において、KJ005株式会社(KKRが運用するファンド傘下)による当社株式に対する公開買付けに賛同する旨を決議しており、これを踏まえ2026年3月期の期末配当は行わないこととなった。

目次

連結業績(2026年3月期 通期実績)

売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益、EBITDAのいずれも、2026年2月4日発表の業績予想を上回って着地した。特に親会社株主に帰属する当期純利益は前期比123%増となり、予想に対する進捗率は119%であった。営業利益率は前期の19%から24%へ、EBITDAマージンは27%から30%へそれぞれ改善した。単位は百万円。

項目2025年3月期 実績2026年3月期 実績前年同期比増減率2026年3月期 業績予想(2月4日発表)予想比進捗率
売上高119,010137,85116%133,000104%
営業利益22,06732,52947%29,600110%
経常利益21,57732,24449%29,100111%
親会社株主に帰属する当期純利益10,78024,011123%20,100119%
EBITDA31,70941,22530%38,200108%
連結業績サマリー
出典:太陽ホールディングス 2026年3月期 決算説明資料 P.4

セグメント別の状況

事業セグメントはエレクトロニクス事業(エレキ事業)、医療・医薬品事業(医薬事業)、ICT&S事業の3区分。エレキ事業は、AIの普及を背景としたメモリ向けドライフィルム製品や、車載・スマートフォン関連のリジッド基板用部材の販売数量増加により増収増益となった一方、最終製品の需要変動によりディスプレイ関連部材(白色DF)の販売数量は減少した。医薬事業は、製造受託事業における新規委託元からの受託本格化や既存顧客の受託数量増加、製造販売事業における他社同効薬の供給不足に伴う需要増加や薬価改定による一部製品の薬価引き上げにより増収増益となった。ICT&S事業は増収となったものの営業損失となった。単位は百万円。

セグメント指標2025年3月期 実績2026年3月期 実績前年同期比増減率
エレキ事業売上高81,70395,28517%
エレキ事業営業利益21,45829,17736%
エレキ事業EBITDA25,13932,97331%
医薬事業売上高31,55836,49016%
医薬事業営業利益2,0495,063147%
医薬事業EBITDA7,0618,94327%
ICT&S事業売上高5,7496,0756%
ICT&S事業営業利益262△95△136%
全社費用営業損益△1,703△1,616
セグメント別業績(売上高・営業利益・EBITDA)
出典:太陽ホールディングス 2026年3月期 決算説明資料 P.6

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の連結業績予想は、売上高146,300百万円(2026年3月期実績比6%増)、営業利益34,300百万円(同5%増)、経常利益33,400百万円(同4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益24,100百万円(同0%)、EBITDA43,200百万円(同5%増)。エレキ事業は、メモリ向け製品を中心にAI普及を背景とした需要が継続し、増収増益を想定。医薬事業は、製造受託事業の受託数量増加や薬価改定による一部製品の薬価引き上げにより3%増収を見込むものの、原材料価格の高騰等を背景とした売上原価・販売管理費の増加により営業利益は21%減益を想定している。期中平均為替レートは1米ドル150.0円を前提とする。単位は百万円。

項目2026年3月期 実績2027年3月期 業績予想増減率
売上高(連結)137,851146,3006%
営業利益(連結)32,52934,3005%
経常利益(連結)32,24433,4004%
親会社株主に帰属する当期純利益(連結)24,01124,1000%
EBITDA(連結)41,22543,2005%
エレキ事業 売上高95,285102,2007%
エレキ事業 営業利益29,17731,3007%
医薬事業 売上高36,49037,5003%
医薬事業 営業利益5,0634,000△21%
2027年3月期 通期業績予想
出典:太陽ホールディングス 2026年3月期 決算説明資料 P.23

株主還元・公開買付け(TOB)に関するトピック

公開買付けが行われる予定であることを踏まえ、2026年3月期の配当予想を修正し、期末配当を行わないことを2026年3月31日の取締役会で決議した。年間配当金は第2四半期末の165円00銭のみで合計165円00銭となり、前期の合計190円00銭(第2四半期末40円00銭、期末150円00銭)から減少した。DOEは9.5%、配当性向は38.2%。2027年3月期は中間配当・期末配当ともに行わない予定。なお、2025年12月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っており、2026年3月期の1株当たり配当金は当該株式分割の影響を考慮しない金額を記載している。

項目2025年3月期2026年3月期2027年3月期(予想)
第2四半期末配当金40円00銭165円00銭
期末配当金150円00銭
年間配当金合計190円00銭165円00銭
DOE11.6%9.5%
配当性向98.4%38.2%

KJ005株式会社(KKRが運用するファンド傘下)による当社株式に対する公開買付けについて、2026年3月31日開催の取締役会において賛同し、応募の是非は株主の判断に委ねる旨を決議した。公開買付価格は普通株式1株につき4,750円、買付下限は44,648,100株(所有割合40.12%)、買付上限は設定していない。公開買付期間は原則21営業日で、2026年10月上旬を目途に開始予定としている。

公開買付けの概要
出典:太陽ホールディングス 2026年3月期 決算説明資料 P.10

※本記事は太陽ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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