アイ・ケイ・ケイホールディングス

アイ・ケイ・ケイホールディングス、25年10月期は最終利益15.4%増 施行単価は過去最高を更新

決算サマリー 2026.08.12
アイ・ケイ・ケイホールディングス、25年10月期は最終利益15.4%増 施行単価は過去最高を更新

※本記事はアイ・ケイ・ケイホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社は2025年10月期(通期)の連結決算を発表した。売上高は施行組数の減少により前年同期比3.5%減の22,455百万円となったものの、施行単価は4,110千円と通期を通じて過去最高を更新した。営業利益は前年同期比26.9%減の1,820百万円となった一方、親会社株主に帰属する当期純利益は繰延税金資産の増加等により前年同期比15.4%増、計画比76.9%増の1,963百万円となった。

目次

連結業績(当期 実績)

売上高は22,455百万円(前年同期比3.5%減、計画比1.9%減)。施行組数の減少が影響した一方、施行単価は4,110千円と通期を通じて過去最高を更新した。売上総利益は13,572百万円(前年同期比3.2%減、計画比0.9%増)で、売上総利益率は60.4%となった。販管費は11,752百万円(前年同期比1.9%増、計画比0.9%増)。施行単価の上昇による売上総利益の改善に加え、国内婚礼事業及びフォト事業の開業準備室のオープンを延期したことなどにより、営業利益は1,820百万円(前年同期比26.9%減、計画比1.1%増)、経常利益は1,890百万円(前年同期比25.1%減、計画比4.7%増)となった。親会社株主に帰属する当期純利益は、繰延税金資産の回収可能性に関する企業分類の変更に伴い繰延税金資産が増加したこと等により1,963百万円(前年同期比15.4%増、計画比76.9%増)となった。1株当たり当期純利益は67.98円(前期59.35円)。

項目24年10月期実績25年10月期実績前年同期比
売上高23,263百万円22,455百万円▲3.5%
売上総利益14,024百万円13,572百万円▲3.2%
販管費11,533百万円11,752百万円+1.9%
営業利益2,490百万円1,820百万円▲26.9%
経常利益2,525百万円1,890百万円▲25.1%
親会社株主に帰属する当期純利益1,702百万円1,963百万円+15.4%
1株当たり当期純利益59.35円67.98円

事業別の状況

事業別売上高は、婚礼事業が20,773百万円(前年同期比5.2%減)と全体の92.5%を占めた。介護事業は663百万円(同4.7%増)、食品事業は456百万円(同31.7%増)、フォト事業は904百万円(同34.5%増)といずれも増収となった。婚礼事業では施行組数が5,020組(同8.1%減、国内4,930組・海外90組)となる一方、施行単価は4,110千円(計画比68千円増)と過去最高を更新し、受注組数は5,091組(同0.6%増)、受注残組数は2025年10月末時点で4,544組(同1.6%増)となった。

事業24年10月期25年10月期前年同期比
婚礼事業21,903百万円20,773百万円▲5.2%
介護事業634百万円663百万円+4.7%
食品事業346百万円456百万円+31.7%
フォト事業672百万円904百万円+34.5%
結婚仲介事業7百万円
売上高・バンケット数の推移
出典:アイ・ケイ・ケイホールディングス 2025年10月期決算説明会資料 P.6

通期業績予想

会社は2026年10月期(通期)の連結業績予想として、売上高22,850百万円(前年同期比1.8%増)、営業利益1,200百万円(同34.1%減)、経常利益1,175百万円(同37.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益720百万円(同63.3%減)を計画している。国内婚礼事業では施行単価が前期を55千円上回る4,165千円と過去最高となる見通しで、食品事業は新商品や販路拡大の取り組みを継続する。フォト事業は東京都新宿区への新規出店により2025年11月から稼働を開始する。一方、国内婚礼事業の新規出店3店舗の出店準備・広告宣伝費及びフォト事業の新宿店舗の開業費用など、長期的な視点での投資に伴う開業費用の発生により、営業利益・経常利益・当期純利益は減少を見込む。

項目25年10月期実績26年10月期計画前期比
売上高22,455百万円22,850百万円+1.8%
売上総利益13,572百万円13,360百万円▲1.6%
販管費11,752百万円12,160百万円+3.5%
営業利益1,820百万円1,200百万円▲34.1%
経常利益1,890百万円1,175百万円▲37.9%
親会社株主に帰属する当期純利益1,963百万円720百万円▲63.3%
1株当たり当期純利益67.98円25.02円
売上高・営業利益・経常利益の見通し(連結)
出典:アイ・ケイ・ケイホールディングス 2025年10月期決算説明会資料 P.22

株主還元

配当については、中長期的な事業計画と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、経営成績に応じた配当を実施する方針。配当額は安定的かつ持続的な成長を基本方針として決定するとしている。2025年10月期の配当金は24.0円(配当性向35.3%)、2026年10月期は年24.0円の配当を計画している(配当性向95.9%の見込み)。

決算期配当金配当性向
22年10月期10.0円21.1%
23年10月期24.0円52.3%
24年10月期24.0円40.4%
25年10月期24.0円35.3%
26年10月期(計画)24.0円95.9%
配当計画
出典:アイ・ケイ・ケイホールディングス 2025年10月期決算説明会資料 P.24

2026年10月期の取り組み

会社は行政と協働し、東京都と福岡県にそれぞれ新規出店を計画している。東京都江東区の都立有明親水海浜公園では2026年春の開業を予定するマリンスポーツ・レストラン・カフェ等の施設、福岡県福岡市の県営西公園では2026年中の開業を予定する多目的ホール等の施設、福岡県糟屋郡志免町では2027年春の開業を予定するレストラン・カフェの施設をそれぞれ計画している。また、東京都新宿区に3店舗目となるフォトスタジオ「studio clori.TOKYO 新宿店」を2025年11月22日に開業した。このほか、訪日外国人旅行者の増加を背景に、婚礼事業で培った企画提案力や接客力を生かせるホテル事業への新規参入の検討を開始した。福岡県小郡市からは市指定文化財「旧松崎旅籠油屋」の指定管理者に選定されたほか、海外人財事業を営むアイ・ケイ・ケイユナイテッドリンク株式会社を2025年10月に設立した。

2026年10月期の取り組み①(新規出店計画)
出典:アイ・ケイ・ケイホールディングス 2025年10月期決算説明会資料 P.26

※本記事はアイ・ケイ・ケイホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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