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安藤ハザマ、2026年3月期は増収増益 配当は80円に増配

決算サマリー 2026.08.12
安藤ハザマ、2026年3月期は増収増益 配当は80円に増配

※本記事は安藤・間が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

安藤ハザマは2026年3月期の連結決算で、売上高4,396億円(前期比+3.4%)、営業利益336億円(同△4.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益297億円(同+12.5%)となった。大型工事の進捗と工事の採算性向上により増収増益を確保したほか、政策保有株式縮減に伴う特別利益の計上により純利益は前期比12.5%増となった。個別受注高は5,335億円(同+24.8%)と大きく伸長し、土木・建築ともに受注が拡大した。1株当たり年間配当額は80円(前期比+10円)とした。

目次

連結業績(当期実績)

売上高は主に大型工事の順調な進捗による完成工事高の増加により439,615百万円(前期比+3.4%、期初予想比△0.3%)となった。売上総利益は63,959百万円(同+4.9%)、売上総利益率は14.5%(同+0.2pt)に改善した。販売費及び一般管理費の増加(同+18.0%)により営業利益は33,618百万円(同△4.6%)となったものの、経常利益は33,257百万円(同△2.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益は政策保有株式縮減に伴う特別利益の計上もあり29,746百万円(同+12.5%)となった(単位:百万円)。

項目当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)前期比
売上高439,615425,160+3.4%
売上総利益63,95960,962+4.9%
営業利益33,61835,243△4.6%
経常利益33,25734,053△2.3%
親会社株主に帰属する当期純利益29,74626,444+12.5%
1株当たり年間配当額80円70円+10円

セグメント別(個別)の状況

個別ベースでは、土木事業の受注高が143,578百万円(前年同期比+10.5%)、建築事業の受注高が390,005百万円(同+31.0%)となり、土木・建築合計の受注高は533,583百万円(同+24.8%)と大きく伸びた。完成工事高は土木事業が141,127百万円(同+7.5%)、建築事業が262,257百万円(同+0.3%)で、合計403,384百万円(同+2.7%)となった。完成工事総利益は土木事業が22,870百万円(完成工事総利益率16.2%)、建築事業が35,942百万円(同13.7%)で、合計58,813百万円(同14.6%)となった。期末繰越高は合計688,190百万円(前期比+23.3%)に積み上がった。

区分指標当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)
土木事業受注高143,578百万円129,941百万円
土木事業完成工事高141,127百万円131,261百万円
建築事業受注高390,005百万円297,672百万円
建築事業完成工事高262,257百万円261,419百万円
土木・建築合計受注高533,583百万円427,614百万円
土木・建築合計完成工事高403,384百万円392,680百万円
決算サマリー(当期の状況)
出典:2026年3月期決算説明資料 P.4

通期業績予想(2027年3月期)

会社は2027年3月期の連結業績予想として、売上高490,000百万円(前期比+11.5%)、営業利益34,000百万円(同+1.1%)、経常利益33,600百万円(同+1.0%)を見込む。親会社株主に帰属する当期純利益は22,200百万円(同△25.4%)を予想しており、当期に計上した政策保有株式縮減に伴う特別利益の反動が主な要因とみられる。1株当たり年間配当額は84円(同+4円)を予定する。

項目予想(2027年3月期)実績(2026年3月期)増減率
売上高490,000百万円439,615百万円+11.5%
営業利益34,000百万円33,618百万円+1.1%
経常利益33,600百万円33,257百万円+1.0%
親会社株主に帰属する当期純利益22,200百万円29,746百万円△25.4%
1株当たり年間配当額84円80円+4円
【個別】土木・建築合計の受注高・完成工事高
出典:2026年3月期決算説明資料 P.11

株主還元

2026年3月期の1株当たり年間配当額は80円(前期比+10円)とし、配当支払額は128億円となった。2027年3月期以降は下限配当80円/年とする累進配当を導入し、機動的な自己株式取得とあわせて株主還元を継続する方針。

決算期年間配当配当支払額自己株式取得額合計(総還元額)
2024年3月期60円78億円78億円
2025年3月期70円96億円96億円
2026年3月期80円128億円128億円
2027年3月期 通期の業績予想
出典:2026年3月期決算説明資料 P.14

中期経営計画2028

2027年3月期を初年度とする「中期経営計画2028」を策定し、2028年度の経営指標として連結経常利益365億円(2025年度実績332億円)、ROE12%以上(同15.7%)、1株当たり配当金80円以上(累進配当、同80円)を掲げた。3か年(2026年度~2028年度)のキャッシュアロケーションでは、営業キャッシュフロー760億円以上を原資に、成長投資500億円以上、株主還元400億円以上を計画する。また、政策保有株式は連結純資産の10%未満まで縮減する方針を継続する。

中期経営計画2028 キャッシュアロケーション・株主還元方針
出典:2026年3月期決算説明資料 P.29

※本記事は安藤・間が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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