※本記事は歌舞伎座が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
歌舞伎座は2026年2月期の連結業績を発表した。歌舞伎への注目が高まるなか来場者数が増加し、売上高は3,632百万円(前期比16.9%増)、営業利益は378百万円(同73.6%増)、経常利益は380百万円(同54.2%増)となった。親会社株主に帰属する当期純利益は284百万円(同3.6%増)で、増収増益となった。
連結業績(当期 実績)
劇場及び附帯施設を賃貸する不動産賃貸事業と、食堂・飲食及び売店事業を展開する同社グループは、経営効率の改善を進め業績を伸ばした。
| 項目 | 2026年2月期 | 2025年2月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 3,632百万円 | 3,106百万円 | +16.9% |
| 営業利益 | 378百万円 | 218百万円 | +73.6% |
| 経常利益 | 380百万円 | 246百万円 | +54.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 284百万円 | 274百万円 | +3.6% |
セグメント別の状況
不動産賃貸事業は、テナントの賃料を増額改定したほか、劇場設備の保全作業を計画的に見直して実施し、増収増益となった。食堂・飲食事業は、5月・6月の襲名披露公演を記念した限定メニューが好評だったほか、猛暑の影響で劇場内のドリンクコーナーや喫茶室「檜」の利用が伸びた。売店事業は、公演演目にちなんだオリジナル商品や「ねこ展」「アンティーク市」といった催事が来場を後押しし、2026年1月の浅草公会堂「新春浅草歌舞伎」でも弁当や舞台写真の販売が好調だった。
財政状態
総資産は前期末の24,348百万円から24,326百万円となり、純資産は前期末の11,293百万円から11,367百万円となり、自己資本比率は46.7%(前期末46.4%)となった。
| 項目 | 2026年2月期 | 2025年2月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 24,326百万円 | 24,348百万円 |
| 純資産 | 11,367百万円 | 11,293百万円 |
| 自己資本比率 | 46.7% | 46.4% |
| 1株当たり純資産 | 937.97円 | 931.80円 |
株主還元
1株当たり年間配当金は5円で前期から据え置きとなった。配当性向は21.3%(前期22.1%)。次期(2027年2月期)の配当も1株当たり5円を予定しており、配当性向は25.5%を見込む。
| 項目 | 2026年2月期(実績) | 2027年2月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 5円 | 5円 |
| 配当性向 | 21.3% | 25.5% |
通期業績予想
2027年2月期の連結業績については、松竹株式会社による歌舞伎座での興行計画等を踏まえ、保有資産の価値向上や飲食施設の利用率向上、売店の活性化策により売上高の増加を見込む一方、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも前期を下回る計画としている。
| 項目 | 2027年2月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3,697百万円 | +1.8% |
| 営業利益 | 339百万円 | -10.3% |
| 経常利益 | 337百万円 | -11.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 237百万円 | -16.5% |
本記事は歌舞伎座が公表した2026年2月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事は歌舞伎座が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。