京福電気鉄道

京福電気鉄道、2026年3月期は営業収益2.9%増の14,881百万円 親会社株主に帰属する当期純利益5.6%増の1,833百万円

決算サマリー 2026.09.29
NO IMAGE

※本記事は京福電気鉄道が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

京福電気鉄道が公表した2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結決算短信によると、営業収益は14,881百万円(前期比421百万円、2.9%増)、営業利益は2,420百万円(同118百万円、5.1%増)、経常利益は2,428百万円(同103百万円、4.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,833百万円(同96百万円、5.6%増)となった。年間配当金は前期と同じ20円で、2027年3月期も20円を予想している。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

短信によると、国内経済は個人消費等の内需の拡大やインバウンドの増加により緩やかな回復傾向が見られた一方、物価上昇や地政学リスクの影響により先行き不透明な状況で推移した。同社グループは各事業で積極的な営業活動とサービス向上に取り組んだ。

運輸業は増収増益となった。鉄軌道事業では嵐山線で観光利用が堅調に推移して増収となり、新型車両モボ1形KYOTRAMを追加導入したほか、嵐電北野線の全線開通を記念したイベントや、台湾の高雄メトロ、江ノ島電鉄との三社連携による共同PRを行った。鋼索線・架空索道では運賃改定を実施し、叡山ケーブルでは索条交換などの設備更新工事と車両内装のリニューアルを行った。一方、バス運送事業・タクシー事業では、京都バスが運転士不足による減便と下期以降の中国からの観光客減少の影響を受けて減収となり、福井地区では高速バスが好調に推移したものの、貸切バス部門を中心に運転士不足による受注抑制の影響が続いた。

不動産業は増収増益となった。新たに取得した賃貸物件からの賃料収入が寄与し、販売用不動産の売却もあった。ボートレース三国ではインターネット投票が好調に推移した。レジャー・サービス業は減収減益であった。ホテル京福福井駅前と越前松島水族館は増収となったが、嵐山駅ビルなど京都地区の物販業が下期を中心にインバウンド利用の伸び悩みから減収となった。

1株当たり当期純利益は922.47円(前期873.81円)、自己資本当期純利益率は13.7%(同15.0%)、売上高営業利益率は16.3%(同15.9%)であった。

項目2026年3月期2025年3月期増減率
営業収益14,881百万円14,459百万円2.9%増
営業利益2,420百万円2,302百万円5.1%増
経常利益2,428百万円2,325百万円4.4%増
親会社株主に帰属する当期純利益1,833百万円1,736百万円5.6%増

財政状態とキャッシュ・フロー

当期末の総資産は、有形固定資産の取得などにより前期末に比べ1,366百万円増加し、26,619百万円となった。負債は長期借入金の減少などにより前期末に比べ697百万円減少した。純資産は親会社株主に帰属する当期純利益による利益剰余金の増加などにより前期末に比べ2,063百万円増加し、15,720百万円となった。自己資本比率は53.8%(前期末49.2%)である。

項目2026年3月期2025年3月期
総資産26,619百万円25,253百万円
純資産15,720百万円13,656百万円
自己資本比率53.8%49.2%
1株当たり純資産7,211.57円6,254.23円

キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが2,884百万円の収入(前期に比べ742百万円の収入減)、投資活動によるキャッシュ・フローが1,652百万円の支出(同1,294百万円の支出減)、財務活動によるキャッシュ・フローが1,010百万円の支出(同547百万円の支出増)となった。投資活動は固定資産の取得による支出、財務活動は長期借入金の返済などによるものである。現金及び現金同等物の期末残高は2,376百万円で、前期末に比べ221百万円増加した。

配当

2026年3月期の1株当たり年間配当金は20円(期末)で、前期と同額である。配当金総額は39百万円、配当性向(連結)は2.2%、純資産配当率(連結)は0.3%である。2027年3月期の配当予想も年間20円(期末)、予想配当性向(連結)は2.2%である。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
1株当たり年間配当金20.00円20.00円
うち期末20.00円20.00円
配当性向(連結)2.2%2.2%

2027年3月期の業績予想

2027年3月期の連結業績予想は、営業収益14,950百万円(前期比0.5%増)、営業利益2,040百万円(同15.7%減)、経常利益2,020百万円(同16.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,840百万円(同0.4%増)である。1株当たり当期純利益は925.95円を見込む。短信は今後について、国内経済の緩やかな回復傾向が期待される一方、資材・エネルギー価格の高騰や労働力不足の影響等により、先行きは依然として不透明な状況が続くとの認識を示している。

項目2027年3月期(予想)増減率
営業収益14,950百万円0.5%増
営業利益2,040百万円15.7%減
経常利益2,020百万円16.8%減
親会社株主に帰属する当期純利益1,840百万円0.4%増

継続企業の前提に関する注記および重要な後発事象について、短信はいずれも「該当事項はありません」としている。

本記事は京福電気鉄道が公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事は京福電気鉄道が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次