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サンメッセ、2026年3月期は営業利益140.4%増の324百万円 親会社株主に帰属する当期純利益38.7%増の460百万円

決算サマリー 2026.09.29
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※本記事はサンメッセが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

サンメッセが公表した2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結決算短信によると、売上高は17,130百万円(前期比4.2%増)、営業利益は324百万円(同140.4%増)、経常利益は543百万円(同55.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は460百万円(同38.7%増)となった。印刷事業では収益性の高いIPS関連の大型特需が、イベント事業では大型受注が寄与した。2027年3月期は、これらの特需等が見込まれないとして減益を予想している。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

短信によると、印刷業界では情報媒体のデジタルシフトによるペーパーメディア需要の減少がさらに進み、競争激化のなかで人件費・物流費等の上昇分を価格転嫁しにくい状況や、人手不足に伴う生産体制の見直し等、厳しい環境が続いた。同社グループは2025年に創業90周年を迎え、6月の代表者交代を契機に経営理念・社是を改訂するとともに、初のコーポレート・パーパスとして『対話(コミュニケーション)と技術力で、“感動をデザイン”する。』を制定した。新ビジョン『印刷を、超えた「総合コミュニケーション企業」へ』の実現に向けた取り組みを進めている。

セグメント別では、印刷事業は商業印刷関連と包装・パッケージ印刷関連が減収となった一方、IPS関連が増収となり、事業全体で増収となった。営業利益は収益性の高いIPS関連の大型特需があったこと等の影響により増益となった。イベント事業は大型受注があったこと等の影響により増収増益となった。

1株当たり当期純利益は29.74円(前期21.44円)、自己資本当期純利益率は3.6%(同2.8%)、売上高営業利益率は1.9%(同0.8%)であった。

項目2026年3月期2025年3月期増減率
売上高17,130百万円16,436百万円4.2%増
営業利益324百万円135百万円140.4%増
経常利益543百万円350百万円55.1%増
親会社株主に帰属する当期純利益460百万円332百万円38.7%増

財政状態とキャッシュ・フロー

当期末の総資産は、前期末の19,711百万円から22,583百万円となった。短信は、流動資産で現金及び預金、電子記録債権、売掛金が増加し、固定資産で投資有価証券が増加したことを主な要因としている。負債は繰延税金負債の増加等により増加した。純資産は14,188百万円で、前期末の11,938百万円から2,249百万円増加した。利益剰余金とその他有価証券評価差額金の増加等によるものである。自己資本比率は62.4%(前期末60.0%)となった。

項目2026年3月期2025年3月期
総資産22,583百万円19,711百万円
純資産14,188百万円11,938百万円
自己資本比率62.4%60.0%
1株当たり純資産906.87円763.34円

キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが939百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが37百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが366百万円の支出となった。投資活動では定期預金の払戻や投資有価証券の売却及び償還による収入があった一方、定期預金の預入や有形固定資産の取得による支出があった。財務活動は短期借入金の返済、自己株式の取得、配当金の支払い等によるものである。現金及び現金同等物の期末残高は2,862百万円である。

配当

2026年3月期の1株当たり年間配当金は9円(中間4円、期末5円)で、前期と同額であった。なお前期の期末配当5円には記念配当1円が含まれていた。配当金総額は139百万円、配当性向(連結)は30.3%、純資産配当率(連結)は1.1%である。2027年3月期の配当予想は年間9円(中間4円、期末5円)で、予想配当性向(連結)は57.8%である。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
1株当たり年間配当金9.00円9.00円
うち第2四半期末4.00円4.00円
うち期末5.00円5.00円
配当性向(連結)30.3%57.8%

2027年3月期の業績予想

2027年3月期の連結業績予想は、売上高17,236百万円(前期比0.6%増)、営業利益197百万円(同39.1%減)、経常利益378百万円(同30.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益241百万円(同47.5%減)である。1株当たり当期純利益は15.56円を見込む。短信は、当期の売上面及び利益面に大きく寄与した収益性の高いIPS関連の大型特需並びに大型イベント等が見込まれないためと説明している。

項目2027年3月期(予想)増減率
売上高17,236百万円0.6%増
営業利益197百万円39.1%減
経常利益378百万円30.3%減
親会社株主に帰属する当期純利益241百万円47.5%減

短信は、物価上昇が個人消費に与える影響に加え、人件費・物流費等のコスト上昇や人手不足による供給制約、円相場及び資源価格の変動等が企業収益や設備投資の下押し要因となることを懸念しており、印刷業界においても原材料調達への不安が出始めている状況であるとしている。同社グループは創業100周年を見据え、サステナビリティ経営を基軸として持続的成長を図る方針である。

継続企業の前提に関する注記および重要な後発事象について、短信はいずれも「該当事項はありません」としている。

本記事はサンメッセが公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事はサンメッセが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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