※本記事ははるやまホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
はるやまホールディングスが公表した2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結決算短信によると、売上高は35,212百万円(前期比2.6%減)となり、営業損失は657百万円(前期は営業利益625百万円)、経常損失は297百万円(前期は経常利益964百万円)となった。営業店の収益性の低下による減損損失355百万円を計上したことなどにより、親会社株主に帰属する当期純損失は1,094百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益670百万円)となった。年間配当金は15.50円と前期の20円から減配となった。
連結業績(2026年3月期 実績)
衣料品小売業界では、生活必需品の価格上昇による負担が衣料品等の消費マインドの拡大を妨げ、厳しい経営環境が続いた。同社グループは機能性オフィスカジュアル商品やレディース向け商品の拡充に注力し、グループオリジナルの疲労回復ウェア「YOKUNERU」の発売や、健康衣料を中心とした商品を展開する店舗「DRUG WEAR」のオープンなど新たな取り組みも進めた。短信によると、お客様一人あたりの購買単価は堅調に推移した一方、個人消費の停滞により既存店客数は前期を下回り、物価高騰の影響による商品原価の上昇も続いたことなどから、売上総利益は前期比で減少した。
また、ビジネスウェアの市場認知度の向上や新たな顧客層の開拓などを目的に、マルチチャネルを活用した統合的なマーケティング施策を実施し、店舗運営の効率化を目的とした出退店や店舗改装にも取り組んだ。こうした戦略的な投資に加え、不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務として計上していた資産除去債務について原状回復費用の見積りの変更を行ったことにより、販売費及び一般管理費が398百万円増加した。1株当たり当期純損失は69.38円(前期は1株当たり当期純利益41.15円)である。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 35,212百万円 | 36,135百万円 | 2.6%減 |
| 営業利益 | △657百万円 | 625百万円 | - |
| 経常利益 | △297百万円 | 964百万円 | - |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | △1,094百万円 | 670百万円 | - |
財政状態とキャッシュ・フロー
当期末の総資産は41,457百万円で、前期末に比べ1,992百万円減少した。有形固定資産と無形固定資産が増加した一方、現金及び預金や繰延税金資産が減少した。負債は、短期借入金が増加した一方で支払手形及び買掛金と長期借入金が減少し、前期末に比べ501百万円減少した。純資産は、親会社株主に帰属する当期純損失の計上に加え期末配当を実施したこと等により利益剰余金が減少し、前期末の24,165百万円から22,675百万円となった。自己資本比率は54.7%(前期末55.6%)となった。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 41,457百万円 | 43,449百万円 |
| 純資産 | 22,675百万円 | 24,165百万円 |
| 自己資本比率 | 54.7% | 55.6% |
| 1株当たり純資産 | 1,446.12円 | 1,509.37円 |
キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが2,120百万円の支出、投資活動によるキャッシュ・フローが1,273百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが1,160百万円の収入となった。営業活動では、税金等調整前当期純損失の計上、棚卸資産の増加、支払サイト短縮による仕入債務の減少などが資金の減少要因となった。投資活動は主に有形固定資産と無形固定資産の取得による支出、財務活動は短期借入れと長期借入れによる収入があった一方、長期借入金の返済、配当金の支払、自己株式の取得による支出があった。現金及び現金同等物の期末残高は8,317百万円で、前期末に比べ2,233百万円減少した。
配当
2026年3月期の1株当たり年間配当金は15.50円(期末15.50円)で、前期の20円から減配となった。配当金総額は243百万円である。2027年3月期も年間15.50円(期末15.50円)を予想している。短信に記載された配当性向(連結)は、2026年3月期が△22.3%、2027年3月期(予想)が243.0%である。
| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2027年3月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 15.50円 | 15.50円 |
| うち期末 | 15.50円 | 15.50円 |
| 配当性向(連結) | △22.3% | 243.0% |
2027年3月期の業績予想
2027年3月期の連結業績予想は、売上高35,300百万円(前期比0.2%増)、営業利益150百万円(前期は営業損失657百万円)、経常利益500百万円(前期は経常損失297百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益100百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失1,094百万円)である。1株当たり当期純利益は6.34円を見込む。同社グループは、ビジネスウェアに加えオフィスカジュアル需要や機能性商品の提案強化を進めるなど、商品構成の見直し、販売効率の向上、在庫コントロールの適正化、販管費の抑制など収益基盤の強化に努めるとしている。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 35,300百万円 | 0.2%増 |
| 営業利益 | 150百万円 | - |
| 経常利益 | 500百万円 | - |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 100百万円 | - |
継続企業の前提に関する注記および重要な後発事象について、短信はいずれも「該当事項はありません」としている。
本記事ははるやまホールディングスが公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事ははるやまホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。