エヌアイシ・オートテック

エヌアイシ・オートテック、2026年3月期は減収 営業損失13百万円を計上し当期純利益は88.5%減

決算サマリー 2026.09.29
NO IMAGE

※本記事はエヌアイシ・オートテックが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

エヌアイシ・オートテックの2026年3月期は、売上高6,305百万円(前期比5.1%減)、営業損失13百万円(前期は231百万円の営業利益)、経常利益5百万円(同97.7%減)、当期純利益24百万円(同88.5%減)となった。半導体関連、FPD製造装置関連、EV/二次電池関連企業の設備投資の一時的な減速が影響した。年間配当金は前期と同額の1株当たり41円を維持し、配当性向は917.2%となった。2027年3月期は売上高7,500百万円(同18.9%増)、営業利益206百万円を予想している。

目次

業績(2026年3月期 実績)

製造業では労働力不足への対応や生産性向上を背景とした設備投資需要が一定の水準を維持した一方、原材料価格は上昇基調で推移し、会社前提を超えるコスト増加の影響を受けた。半導体関連分野では先端用途向けを中心に設備投資が継続する一方、汎用品分野では在庫調整や投資判断の慎重化が見られ、FPD製造装置関連分野でも設備投資の調整局面が一部で継続した。

FA部門では、一般顧客向けの「アルファフレームシステム」の販売が堅調に推移し、設計サポートサービス「カクチャ」や組立作業の省人化を実現する「マーキングシステム」の受注も順調に拡大した。大口顧客向け案件や大型構造物の安定的な受注も業績に寄与したが、半導体関連企業、FPD製造装置関連企業、EV/二次電池関連企業の設備投資の一時的な減速の影響を受け、減収となった。商事部門は、消耗品や治工具類の需要に持ち直しの動きが見られたほか、大型機械設備関連の受注が堅調に推移し、増収となった。

項目2026年3月期2025年3月期増減率
売上高6,305百万円6,647百万円5.1%減
営業利益△13百万円231百万円-
経常利益5百万円222百万円97.7%減
当期純利益24百万円212百万円88.5%減

財政状態

当事業年度末の総資産は、前期末と比べ1,399百万円減少し5,970百万円となった。電子記録債権が576百万円、売掛金が450百万円、現金及び預金が273百万円減少したことなどによる。負債は短期借入金や買掛金の減少などにより前期末と比べ1,244百万円減少し2,700百万円となった。純資産は、配当金の支払い223百万円などにより利益剰余金が199百万円減少し、前期末と比べ154百万円減少の3,269百万円となった。自己資本比率は54.8%(前期末46.5%)である。

項目2026年3月期2025年3月期
総資産5,970百万円7,369百万円
純資産3,269百万円3,424百万円
自己資本比率54.8%46.5%
1株当たり純資産600円13銭628円57銭

営業活動によるキャッシュ・フローは売上債権の減少などにより612百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは35百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは短期借入金の純減、長期借入金の返済、配当金の支払いにより850百万円の支出となった。現金及び現金同等物の期末残高は325百万円となった。

株主還元

2026年3月期の年間配当金は、中間配当20円、期末配当21円の1株当たり41円で、前期と同額となった。当期純利益の減少により配当性向は917.2%(前期105.3%)となった。2027年3月期の配当予想額は未定としている。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
1株当たり年間配当金41円未定
配当性向917.2%未定

2027年3月期の業績予想

中東情勢などによる下振れリスクや円安基調の継続によるコスト上昇リスクは存在するものの、同社は半導体・電子部品・電動化・脱炭素関連部材といった成長分野の主導により緩やかな回復基調が続き、人手不足による省人化・自動化投資も底堅く推移するとみている。クリーンルームやFA関連機器・装置の需要が高まることを想定し、営業体制・製造体制の強化を図る方針である。営業利益は206百万円(前期は営業損失13百万円)、経常利益は202百万円(前期は経常利益5百万円)を予想している。

項目2027年3月期(予想)増減率
売上高7,500百万円18.9%増
営業利益206百万円-
経常利益202百万円-
当期純利益131百万円437.3%増

本記事はエヌアイシ・オートテックが公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事はエヌアイシ・オートテックが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次