※本記事はマナック・ケミカル・パートナーズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
マナック・ケミカル・パートナーズが公表した2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)決算短信によると、売上高は10,993百万円(前期比1,689百万円増、18.2%増)、営業利益は739百万円(前期は342百万円の営業損失)、経常利益は825百万円(前期は275百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は781百万円(前期は895百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となった。2027年3月期の業績予想は、中東情勢による未確定要素を踏まえ売上高11,600百万円(同5.5%増)のみを開示している。
連結業績(2026年3月期 実績)
短信によると、国内経済は緩やかな回復基調が見られる一方、イラン情勢をはじめとする中東地域の不安定化に伴う原材料・エネルギー価格の再高騰、物流の混乱や地政学リスク、米国政権の政策動向等により、先行き不透明な状況が続いた。こうした環境のなかで同社グループは、国内外の市場における顧客への取引深耕に取り組んだ。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 10,993百万円 | 9,304百万円 | 18.2%増 |
| 営業利益 | 739百万円 | △342百万円 | - |
| 経常利益 | 825百万円 | △275百万円 | - |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 781百万円 | △895百万円 | - |
1株当たり当期純利益は95.97円(前期は△110.77円)、自己資本当期純利益率は6.9%(同△8.7%)である。
セグメント別の状況
ファインケミカル事業は、医薬分野で大型案件が順調な立ち上がりを見せたことに加え、大型スポット案件の販売が業績に貢献した。半導体関連製品等の新規開発品目も進み、売上高、利益ともに増加した。
難燃剤事業は、一部製品で市況と需要の落ち込みが続いたものの、電子材料部材や家電製品等に使用されるプラスチック用難燃剤の需要が底堅く推移した。製品の販売単価の見直しを継続的に実施したことで、売上高、利益ともに増加した。ヘルスサポート事業は、主力の人工透析用薬剤の原料が安定した需要を維持し、一部製品の販売単価の見直しにより売上高、利益ともに増加した。同事業は来年度以降も販売単価の見直しを継続して利益改善を進めるとしている。
財政状態とキャッシュ・フロー
当期末の総資産は前期末に比べ2,662百万円増加し、15,308百万円となった。主に連結子会社における新棟建設等に伴う建設仮勘定の増加によるもの。負債合計は前期末に比べ1,666百万円増加しており、主に新棟建設等に伴う借入金の増加による。純資産合計は前期末に比べ996百万円増加し、11,301百万円となった。利益剰余金とその他有価証券評価差額金の増加が主な要因である。自己資本比率は73.8%(前期末は81.5%)となった。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 15,308百万円 | 12,646百万円 |
| 純資産 | 11,301百万円 | 10,305百万円 |
| 自己資本比率 | 73.8% | 81.5% |
| 1株当たり純資産 | 1,382.65円 | 1,271.50円 |
キャッシュ・フローは、営業活動が主に税金等調整前当期純利益の増加と売上債権の回収により2,147百万円の収入、投資活動が主に有形固定資産と子会社株式の取得により1,659百万円の支出、財務活動が主に長期借入金の増加により727百万円の収入となった。現金及び現金同等物の期末残高は前期末に比べ1,241百万円増加し、4,008百万円である。
配当
2026年3月期の1株当たり年間配当金は12.5円(中間5円、期末7.5円)で前期と同額、配当性向は13.0%である。2027年3月期は年間15円(中間7.5円、期末7.5円)を予想している。
| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2027年3月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 12.50円 | 15.00円 |
2027年3月期の業績予想
2027年3月期の連結業績予想は、売上高11,600百万円(前期比5.5%増)である。短信は、中東情勢による未確定要素を踏まえ、特に今後の生産計画の変更可能性や原料コストの変化等により合理的な算定が困難なため、現時点では売上高のみを開示しているとし、影響が判明次第速やかに公表するとしている。営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の予想は開示されていない。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 11,600百万円 | 5.5%増 |
継続企業の前提に関する注記および重要な後発事象について、短信はいずれも「該当事項はありません」としている。
本記事はマナック・ケミカル・パートナーズが公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事はマナック・ケミカル・パートナーズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。