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フジプレアム、2026年3月期は親会社株主に帰属する当期純損失2,301百万円 固定資産の減損損失を計上

決算サマリー 2026.09.29
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※本記事はフジプレアムが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

フジプレアムが公表した2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)決算短信によると、売上高は8,115百万円(前期比23.6%減)、営業損失は78百万円(前期は220百万円の営業利益)、経常損失は68百万円(前期は248百万円の経常利益)となった。固定資産の減損損失2,027百万円を特別損失として計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純損失は2,301百万円(前期は262百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となった。年間配当金は前期と同じ1株当たり6円である。2027年3月期は売上高13,800百万円(同70.1%増)、営業利益454百万円を見込む。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

同社グループは独自の精密貼合技術を核とした高付加価値製品の開発と用途拡大を進めてきた。短信によると、車載・エレクトロニクス分野では電気製品・部品を中心に最終需要の回復が鈍く、顧客の発注姿勢は年間を通じて慎重な状況が続き、当該分野の業績は低調に推移した。FA関連、工作機械、エンジニアリング分野では、国内の設備投資に一部持ち直しの動きが見られたものの、中国をはじめとする一部地域の経済減速の影響を受け、全体として力強さを欠いた。生産効率改善やコスト構造の見直しで一部に改善が見られたものの、採算の改善や新規案件の創出にはなお課題を残したとしている。

項目2026年3月期2025年3月期増減率
売上高8,115百万円10,620百万円23.6%減
営業利益△78百万円220百万円-
経常利益△68百万円248百万円-
親会社株主に帰属する当期純利益△2,301百万円262百万円-

1株当たり当期純利益は△80.53円(前期は9.20円)、自己資本当期純利益率は△26.0%(同2.6%)である。

セグメント別の状況

精密貼合及び高機能複合材部門は、国内外のディスプレイ及びタッチパネル市場で回復の動きに乏しく、タブレットやPC向け高性能モジュールも需要の本格的な回復には至らなかった。車載用途でも対象分野での採用拡大は限定的で、海外メーカーを含む競争環境の厳しさが受注面に影響した。売上の回復に至らず、操業度の低下も影響して減収となり、営業損失が拡大した。短信は、市場環境の本格的な回復にはなお時間を要すると見込まれ、当面は慎重な事業運営が必要な状況にあるとしている。

環境住空間及びエンジニアリング部門は、国内太陽電池市場で従来型パネル分野を中心に海外メーカーとの競争が引き続き激しく、エンジニアリング部門でも顧客の投資判断が慎重で受注が伸び悩み、装置販売は低調に推移した。この結果、減収減益となった。次世代型のペロブスカイト太陽電池は将来の事業化を見据えた研究開発段階にあり、現時点で収益への寄与は限定的としている。

財政状態とキャッシュ・フロー

当期末の総資産は14,639百万円となり、前期比1,324百万円減少した。純資産は7,666百万円となり、前期比2,350百万円減少した。主に利益剰余金の減少によるものである。自己資本比率は52.4%(前期末は62.7%)となった。

項目2026年3月期2025年3月期
総資産14,639百万円15,963百万円
純資産7,666百万円10,016百万円
自己資本比率52.4%62.7%
1株当たり純資産268.30円350.55円

キャッシュ・フローは、営業活動が1,451百万円の収入となった。税金等調整前当期純損失を計上したものの、仕入債務の増加が主な要因である。投資活動は、投資有価証券の償還による収入があった一方、定期預金の預入による支出があり、415百万円の支出となった。財務活動は、長期借入れによる収入があった一方、長期借入金の返済による支出があり、895百万円の支出となった。現金及び現金同等物の期末残高は前期末比146百万円増の4,299百万円である。

配当

2026年3月期の1株当たり年間配当金は6円(期末6円)で、前期と同額である。当期の配当性向は短信で「―」と表示されている。2027年3月期も年間6円を予想しており、予想配当性向は59.9%となっている。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
1株当たり年間配当金6.00円6.00円

2027年3月期の業績予想

2027年3月期の連結業績予想は、売上高13,800百万円(前期比70.1%増)、営業利益454百万円、経常利益455百万円、親会社株主に帰属する当期純利益286百万円である。短信は、次期も事業環境は引き続き不透明で、厳しい経営環境が続くと見込んでいる。そのうえで、精密貼合及び高機能複合材部門でディスプレイ量産案件による業績への本格寄与を見込んでおり、顧客との供給条件等を踏まえ合理的に見込まれる範囲で業績予想に織り込んだと説明している。ただし、当該案件は顧客の生産計画・販売動向等により変動する可能性があるとしている。詳細は同日公表の「ディスプレイ量産案件に関するお知らせ」を参照するよう記載している。

項目2027年3月期(予想)増減率
売上高13,800百万円70.1%増
営業利益454百万円-
経常利益455百万円-
親会社株主に帰属する当期純利益286百万円-
1株当たり当期純利益10.01円-

継続企業の前提に関する注記および重要な後発事象について、短信はいずれも「該当事項はありません」としている。

本記事はフジプレアムが公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事はフジプレアムが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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