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【ファナック】決算短信の「経営成績等の概況」はどう変わったか(2025年3月期→2026年3月期)

決算短信定性文(経営概況)リサーチ 2026.09.18
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通期・四半期とも構成・粒度はほぼ前期と同じで、米国関税を巡る業績予想の開示状況(留保→具体的数値、初提示→上方修正)が年ごとの主な変化。

目次

調査の概要

本記事は、東証プライム市場の時価総額上位500社を対象に、決算短信の「経営成績等の概況」相当部分の記載がどう変化したかを調べた調査の一部で、ファナック分です。

通期: 2025年3月期決算短信 と 2026年3月期決算短信(開示日: 2025年4月23日 → 2026年4月24日)

四半期: 2026年3月期 第1四半期決算短信 と 2027年3月期 第1四半期決算短信(開示日: 2025年7月25日 → 2026年7月31日)

ここでいう定性文とは、決算短信のうち「1. 経営成績等の概況」相当の見出しから、次の大見出しの手前までの記述を指します。文字数は、タイトル名(『』)を除外し、空白を除いて計測しています。

通期決算短信の比較

文字数: 2,553字 → 2,644字(前期比+3.6%、微増)

見出し構成の変化: 変化なし

粒度の判定: 同等

セグメント情報注記: あり(285字) → あり(285字)

変化の型: 出来事型

増えた要素

  • 具体的な通期業績予想数値(売上高・営業利益・経常利益・純利益)の記載

減った要素

  • 業績予想を「速やかに開示する」とした留保表現

要約: 部門別(FA・ロボット・ロボマシン・サービス)の業績説明の構成・粒度は前期と同水準。主な変化は(4)今後の見通しで、前期は米国関税の影響を理由に業績予想を留保していたが、今期は具体的な数値予想を記載した。

四半期決算短信の比較

文字数: 1,745字 → 1,785字(前期比+2.3%、微増)

見出し構成の変化: 変化なし

粒度の判定: 同等

セグメント情報注記: あり(285字) → あり(285字)

変化の型: 出来事型

増えた要素

  • 業績予想が堅調な実績を踏まえて上方修正された理由の説明

要約: 経営成績・財政状態・業績予想の3見出し構成は前期と同じ。前期は業績予想を初めて数値化して開示したのに対し、今期は堅調な実績を踏まえた上方修正を説明しており、内容は事象に応じて入れ替わっている。

定性文の全文(前期・今期)

通期 2025年3月期

出典: ファナック 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2025年4月23日(https://www2.jpx.co.jp/disc/69540/140120250417517689.pdf)

1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況当期(2024年4月1日から2025年3月31日まで)における当社グループを取り巻く状況につきましては、景気が緩やかに回復して設備投資にも持ち直しの動きがみられる一方、欧米におけるインフレや高金利等の影響、中国経済の先行き懸念など、不透明な状況が続きました。このような厳しい状況が続く中、セールス、研究開発、工場、サービス、事務、全ての部門の総力を挙げて拡販や経費削減等に取り組みました。また、競争力を高めるための新商品・新機能の開発、生産性向上のための生産効率化、新商品向けの新規設備の導入など、将来の発展に向けた施策は引き続き積極的に進めました。加えて、世界的に脱炭素社会へ向けた動きが広がる中、グローバルに事業を展開している当社グループにとっても気候変動は重要な経営課題であると認識しており、商品の省エネルギー性能向上に向けた開発を推進しました。また、国際的な非営利団体であるCDPにより、気候変動分野の透明性とパフォーマンスにおけるリーダーシップが認められ、最高評価の「Aリスト企業」に2年連続で選定されました。2024年度における連結業績は、売上高が7,971億29百万円(前期比0.2%増)、経常利益が1,967億38百万円(前期比8.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が1,475億57百万円(前期比10.8%増)となりました。なお、当期におきましては、従来よりも剛性・絶対精度を大幅に向上させ、高い軌跡精度を実現した産業用ロボットである「ファナック ロボット M-800」が「第11回ロボット大賞 経済産業大臣賞」を受賞しました。また、様々な環境変化に適応した工作機械の開発を推進し、製造現場での自動化・生産性向上を実現する新たなプラットフォームとなるCNCである「ファナック シリーズ 500i-A」が第67回日刊工業新聞社「十大新製品賞」本賞を受賞しました。部門別の状況は、以下のとおりです。

[FA部門]FA部門について、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、国内や欧州で低調に推移したものの、インドや設備投資に積極的な産業からの需要が旺盛だった中国で堅調に推移し、当社のCNCシステムの売上は増加しました。FA部門の連結売上高は、1,948億24百万円(前期比8.0%増)、全連結売上高に対する構成比は24.4%となりました。

[ロボット部門]ロボット部門については、国内では自動車関連向け、一般産業向け共に堅調に推移し、売上が増加しました。一方、中国では好調だったEV関連向けが下降気味であり、一般産業向けと電子産業向けも低調で売上が減少しました。欧米でも主に自動車関連向けが低調で売上が減少しました。ロボット部門の連結売上高は、3,295億66百万円(前期比13.5%減)、全連結売上高に対する構成比は41.3%となりました。

[ロボマシン部門]ロボマシン部門については、ロボドリル(小型切削加工機)では、主に中国市場が堅調に推移し、売上は増加しました。ロボショット(電動射出成形機)では、中国、中国以外のアジアでの需要増があり、売上が増加しました。ロボカット(ワイヤ放電加工機)では、米州、中国、中国以外のアジアで売上が増加したものの、欧州で売上が減少したため、売上は微増にとどまりました。ロボマシン部門の連結売上高は、1,375億88百万円(前期比33.1%増)、全連結売上高に対する構成比は17.3%となりました。

[サービス部門]サービス部門については、「サービス ファースト」の精神のもと、ITを活用したCX(顧客体験)を重視し、顧客満足度の向上をグローバルに推進するサービス体制の強化を図りました。サービス部門の連結売上高は、1,351億51百万円(前期比3.5%増)、全連結売上高に対する構成比は17.0%となりました。2

(2)当期の財政状態の概況資産合計は、前年度末比109億94百万円増の1兆9,370億31百万円となりました。負債合計は、前年度末比96億96百万円減の1,971億41百万円となりました。純資産合計は、前年度末比206億90百万円増の1兆7,398億90百万円となりました。

(3)当期のキャッシュ・フローの概況当期における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年度末比247億90百万円減の5,020億91百万円となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は、前年同期比835億9百万円増の2,552億73百万円であり、これは主に棚卸資産の減少によるものです。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は、前年同期比1,205億21百万円増の1,340億84百万円であり、これは主に定期預金の預入によるものです。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は、前年同期比141億4百万円増の1,366億18百万円であり、これは主に自己株式の取得によるものです。

(4)今後の見通し米国における関税の影響、それに伴う世界経済への影響、為替動向、地政学的リスク等、不透明な要素が多々あり、総じて予断を許さない状況が続くものと思われます。2026年3月期の連結業績予想については、米国における関税の影響等を慎重に見極め、合理的な算定が可能となった時点で速やかに開示する予定です。3

(5)利益配分に関する基本方針および当期の配当当社は、株主の皆様への利益還元につきましては、以下の基本方針に基づき行います。

1.配当について連結配当性向60%を基本方針として実施する。

2.自己株式取得について成長投資とのバランスを考慮し、株価水準に応じて、自己株式取得を機動的に行う。

3.自己株式の消却について自己株式の保有は発行済株式総数の5%を上限とし、それを超過する部分は原則として毎期消却する。当期の配当金につきましては、以下を予定しております。中間配当 期末配当(予定) 年間配当(予定) 配当性向当期44円51銭 49円88銭 94円39銭 60.0%(2024年度)(ご参考)前期 40円26銭 43円88銭 84円14銭 60.0%(2023年度)

通期 2026年3月期

出典: ファナック 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2026年4月24日

1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況当期(2025年4月1日から2026年3月31日まで)における当社グループを取り巻く状況につきましては、地政学的リスク、米国政府による関税の影響、それに伴う世界経済への影響、為替変動等、不透明な要素が多々あり、総じて予断を許さない状況が続きました。このような中、当社では研究開発、工場、セールス、サービス、事務、全ての部門の総力を挙げて拡販や経費削減等に取り組み、業績の向上に努めました。また、競争力を高めるための新商品・新機能の開発、生産性向上のための設備投資など、将来の発展に向けた施策は引き続き積極的に進めました。加えて、世界的に脱炭素社会へ向けた動きが広がる中、グローバルに事業を展開している当社グループにとっても気候変動は重要な経営課題であると認識しており、商品の省エネルギー性能向上に向けた開発を推進しました。また、国際的な非営利団体であるCDPにより、気候変動および水セキュリティ分野の透明性とパフォーマンスにおけるリーダーシップが認められ、気候変動では3年連続、水セキュリティでは初のAリスト企業に選定されました。なお、当期におきまして、金型の大型化・複雑化に対応するため型締部の基本仕様を拡張するとともに、トグル機構部の設計を刷新し、高い生産性を実現した「ファナック ロボショット SCシリーズ」が第68回日刊工業新聞社「十大新製品賞」本賞を受賞しました。2025年度における連結業績は、売上高が8,578億31百万円(前期比7.6%増)、経常利益が2,274億85百万円(前期比

15.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が1,665億43百万円(前期比12.9%増)となりました。部門別の状況は、以下のとおりです。

[FA部門]FA部門について、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、欧州で低調だったものの、国内において国内工作機械メーカの好調な外需が牽引した他、インドや設備投資に積極的な産業からの需要が旺盛だった中国で好調に推移し、当社のCNCシステムの売上は増加しました。FA部門の連結売上高は、2,084億78百万円(前期比7.0%増)、全連結売上高に対する構成比は24.3%となりました。

[ロボット部門]ロボット部門について、国内で一般産業向けは横ばいでしたが、自動車産業向けが復調せずに売上が減少しました。米州については、関税による影響が懸念されましたが、売上は前年同期を上回りました。中国ではEV関連向け、一般産業向けが好調に推移し、売上が大きく増加しました。ロボット部門の連結売上高は、3,786億10百万円(前期比14.9%増)、全連結売上高に対する構成比は44.1%となりました。

[ロボマシン部門]ロボマシン部門について、ロボドリル(小型切削加工機)では、中国で需要が堅調に推移しましたが、国内および中国以外のアジアで低調に推移し、売上が減少しました。ロボショット(電動射出成形機)では、米州は堅調だった反面、中国、台湾での需要減により売上は減少しました。ロボカット(ワイヤ放電加工機)では、米州での需要増により売上は増加しました。ロボマシン部門の連結売上高は、1,296億円(前期比5.8%減)、全連結売上高に対する構成比は15.1%となりました。

[サービス部門]サービス部門について、「サービスファースト」の精神のもと、ITを活用したCX(顧客体験)を重視し、顧客満足度の向上をグローバルに推進するサービス体制の強化を図りました。サービス部門の連結売上高は、1,411億43百万円(前期比4.4%増)、全連結売上高に対する構成比は16.5%となりました。2

(2)当期の財政状態の概況資産合計は、前年度末比1,536億69百万円増の2兆907億円となりました。負債合計は、前年度末比106億12百万円増の2,077億53百万円となりました。純資産合計は、前年度末比1,430億57百万円増の1兆8,829億47百万円となりました。

(3)当期のキャッシュ・フローの概況当期における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年度末比1,129億84百万円増の6,150億75百万円となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は、前年同期比43億77百万円減の2,508億96百万円であり、これは主に棚卸資産の増減額が減少したことによるものです。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は、前年同期比776億47百万円減の564億37百万円であり、これは主に定期預金の払戻によるものです。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は、前年同期比380億20百万円減の985億98百万円であり、これは主に自己株式の取得による支出の減少によるものです。

(4)今後の見通し中東地域での地政学的リスクをはじめとして、先行きが不透明な状況が継続することが予想されますが、FA、ロボット、ロボマシンの各部門において、様々な分野で堅調な需要が継続すると想定されることから、2026年度(2027年3月期)の連結業績予想を以下のとおりとします。2027年3月期通期の連結業績予想金額(百万円) 対前期増減率(%)売上高 909,600 6.0営業利益 212,200 15.5経常利益 257,000 13.0親会社株主に帰属する当期純利益 184,900 11.0注)2026年4月1日から2027年3月31日までの期間における為替レートは、平均150円/ドル、170円/ユーロを想定しております。3

(5)利益配分に関する基本方針および当期の配当当社は、株主の皆様への利益還元につきましては、以下の基本方針に基づき行います。

1.配当について連結配当性向60%を基本方針として実施する。

2.自己株式取得について成長投資とのバランスを考慮し、株価水準に応じて、自己株式取得を機動的に行う。

3.自己株式の消却について自己株式の保有は発行済株式総数の5%を上限とし、それを超過する部分は原則として毎期消却する。当期の配当金につきましては、以下を予定しております。中間配当 期末配当(予定) 年間配当(予定) 配当性向当期51円33銭 55円76銭 107円09銭 60.0%(2025年度)(ご参考)前期 44円51銭 49円88銭 94円39銭 60.0%(2024年度)

四半期 2026年3月期 第1四半期

出典: ファナック 2026年3月期 第1四半期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2025年7月25日(https://www2.jpx.co.jp/disc/69540/140120250725520327.pdf)

1.当四半期決算に関する定性的情報(1)連結経営成績に関する説明第1四半期連結累計期間(2025年4月1日から6月30日まで)における当社グループを取り巻く状況につきましては、米国政府による相互関税の影響、それに伴う世界経済への影響、為替変動、地政学リスク等、不透明な要素が多々あり、総じて予断を許さない状況が続きました。このような中、当社では業績への影響を最小限にとどめるべく、セールス、研究開発、工場、サービス、事務、全ての部門の総力を挙げて拡販や経費削減等に取り組みました。当第1四半期連結累計期間における連結業績は、売上高が1,963億63百万円(前年同期比0.6%増)、経常利益が515億52百万円(前年同期比25.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が378億44百万円(前年同期比31.4%増)となりました。部門別の事業の概況につきましては、次のとおりです。FA部門について、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、国内や欧州で低調に推移したものの、インドや設備投資に積極的な産業からの需要が旺盛だった中国で堅調に推移し、当社のCNCシステムの売上は増加しました。FA部門の売上高は496億71百万円(前年同期比3.5%増)となりました。ロボット部門については、中国でEV関連向け、一般産業向けが好調に推移し、売上が大きく増加しました。一方、国内では自動車関連向けの減速が顕著であり、一般産業向けも需要がまだら模様で、売上が減少しました。欧米でも主に自動車関連向けが低調で売上が減少しました。これらの結果、ロボット部門の売上高は809億65百万円(前年同期比3.8%減)となりました。ロボマシン部門については、ロボドリル(小型切削加工機)では、主にインドのIT関連市場で需要が増加し、売上は増加しました。一方、ロボショット(電動射出成形機)では、中国での需要減があり、売上が減少しました。ロボカット(ワイヤ放電加工機)では、欧州、米州、インドでの需要が堅調で、売上が増加しました。これらの結果、ロボマシン部門の売上高は339億32百万円(前年同期比16.3%増)となりました。サービス部門については、「サービスファースト」の精神のもと、ITを活用したCX(顧客体験)を重視し、顧客満足度の向上をグローバルに推進するサービス体制の強化を図りました。サービス部門の売上高は317億95百万円(前年同期比6.0%減)となりました。

(2)連結財政状態に関する説明資産合計は、前年度末比335億37百万円減の1兆9,034億94百万円となりました。負債合計は、前年度末比196億91百万円減の1,774億50百万円となりました。純資産合計は、前年度末比138億46百万円減の1兆7,260億44百万円となりました。2

(3)連結業績予想に関する説明2025年4月23日公表の2025年3月期決算短信において、2026年3月期の連結業績予想については、「米国における関税の影響等を慎重に見極め、合理的な算定が可能となった時点で速やかに開示する予定」としていました。米国政府による相互関税の影響、それに伴う世界経済への影響、為替変動、地政学リスク等、引き続き不透明な要素は多々ありますが、最新の状況および業績の動向等を踏まえ、連結業績予想については下記のとおりといたします。なお、下記予想数値については、8月1日から適用される米国関税率15%を考慮して、算定しております。第2四半期累計期間(金額:百万円)前回発表予想今回公表予想 増減率(2025年4月23日発表)【B】 【(B-A)/A】【A】売上高 – 397,600 -営業利益 – 81,500 -経常利益 – 102,000 -親会社株主に帰属する- 74,700 -四半期純利益通期(金額:百万円)前回発表予想今回公表予想 増減率(2025年4月23日発表)【B】 【(B-A)/A】【A】売上高 – 807,000 -営業利益 – 159,500 -経常利益 – 196,300 -親会社株主に帰属する- 143,000 -当期純利益注)2025年7月から2026年3月までの期間における為替レートは、平均140円/ドル、160円/ユーロを想定しております。3

四半期 2027年3月期 第1四半期

出典: ファナック 2027年3月期 第1四半期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2026年7月31日(https://www2.jpx.co.jp/disc/69540/140120260730504181.pdf)

1.当四半期決算に関する定性的情報(1)連結経営成績に関する説明第1四半期連結累計期間(2026年4月1日から6月30日まで)における当社グループを取り巻く状況につきましては、地政学的リスクの高まりに伴う世界経済への影響が懸念される等、先行き不透明な状況ではありましたが、全般的に堅調な設備投資需要が続きました。このような中、当社の研究開発、工場、セールス、サービス、事務、全ての部門が総力を挙げて積極的な拡販活動、安定的な部品調達、経費削減等に取り組み、業績の向上に努めました。当第1四半期連結累計期間における連結業績は、売上高が2,310億35百万円(前年同期比17.7%増)、経常利益が681億93百万円(前年同期比32.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が509億81百万円(前年同期比34.7%増)となりました。部門別の事業の概況につきましては、次のとおりです。FA部門について、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、欧州で低調だったものの、国内において国内工作機械メーカの好調な外需が牽引した他、インドや設備投資に積極的な産業からの需要が旺盛だった中国で好調に推移し、当社のCNCシステムの売上は増加しました。FA部門の売上高は573億52百万円(前年同期比15.5%増)となりました。ロボット部門について、国内では自動車産業向けが低調に推移したものの、一般産業向けが堅調に推移し、売上は前年同期を上回りました。米州については、自動車産業向け、一般産業向けともに堅調に推移し、売上が増加しました。中国ではEV関連向け、一般産業向けが好調に推移し、売上が増加しました。これらの結果、ロボット部門の売上高は961億3百万円(前年同期比18.7%増)となりました。ロボマシン部門について、ロボドリル(小型切削加工機)では、国内や中国で需要が好調に推移し、売上が増加しました。ロボショット(電動射出成形機)では、米州で堅調だったことに加え、中国で好調に推移し、売上が増加しました。ロボカット(ワイヤ放電加工機)では、中国での需要増により売上が増加しました。これらの結果、ロボマシン部門の売上高は416億54百万円(前年同期比22.8%増)となりました。サービス部門については、「サービスファースト」の精神のもと、ITを活用したCX(顧客体験)を重視し、顧客満足度の向上をグローバルに推進するサービス体制の強化を図りました。また、保守にも役立つFIELD system BasicPackage、工作機械での故障予兆を可能とするAIサーボモニタや、ロボット用のZero Down Time等、予防保全に活用できるIoT商品の販売促進と導入支援を行いました。サービス部門の売上高は359億26百万円(前年同期比13.0%増)となりました。

(2)連結財政状態に関する説明資産合計は、前年度末比180億17百万円増の2兆1,087億17百万円となりました。負債合計は、前年度末比88億78百万円減の1,988億75百万円となりました。純資産合計は、前年度末比268億95百万円増の1兆9,098億42百万円となりました。2

(3)連結業績予想に関する説明前回発表時点の計画よりも業績が堅調に推移しているため、2027年3月期第2四半期累計期間と2027年3月期通期の業績予想を以下のとおりとします。第2四半期累計期間(金額:百万円)前回発表予想今回公表予想 増減率(2026年4月24日発表)【B】 【(B-A)/A】【A】売上高 444,200 466,000 +4.9%営業利益 100,400 104,400 +4.0%経常利益 127,400 134,900 +5.9%親会社株主に帰属する92,100 100,300 +8.9%四半期純利益通期(金額:百万円)前回発表予想今回公表予想 増減率(2026年4月24日発表)【B】 【(B-A)/A】【A】売上高 909,600 948,100 +4.2%営業利益 212,200 218,000 +2.7%経常利益 257,000 271,200 +5.5%親会社株主に帰属する184,900 198,000 +7.1%当期純利益注) 2026年7月から2027年3月までの期間における為替レートは、平均150円/ドル、175円/ユーロを想定しております。3

本記事は各社が開示した決算短信の記載を機械的に抽出・比較し、AIが要約したものです。数値・表現は原資料をご確認ください。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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