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サンヨーホームズ、2026年3月期は売上高50,502百万円 営業利益2,179百万円 マンション事業が伸長

決算サマリー 2026.08.11
サンヨーホームズ、2026年3月期は売上高50,502百万円 営業利益2,179百万円 マンション事業が伸長

※本記事はサンヨーホームズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

サンヨーホームズの2026年3月期は、売上高50,502百万円(前年同期比+4,984百万円、+10.9%)、営業利益2,179百万円(同+1,223百万円、+128.0%)、経常利益1,982百万円(同+814百万円、+69.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,402百万円(同+729百万円、+108.4%)となった。2025年5月発表の公表計画(売上高61,000百万円)に対し売上高は-10,497百万円(-17.2%)と下回った一方、営業利益は+179百万円(+9.0%)、経常利益は+182百万円(+10.1%)、当期純利益は+202百万円(+16.9%)と各利益は計画を上回った。セグメント別ではマンション事業の売上高が24,647百万円(同+20.0%)と伸長した。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上総利益は10,759百万円(売上比21.3%、前期は9,235百万円・20.3%)で+1,523百万円・+16.5%の増加。販売管理費は8,579百万円(同17.0%、前期は8,279百万円・18.2%)で+300百万円・+3.6%の増加となり、営業利益率は2.1%から4.3%へ上昇した。

項目2026年3月期 実績2025年3月期 実績増減額増減率
売上高50,502百万円45,518百万円+4,984+10.9%
売上総利益10,759百万円9,235百万円+1,523+16.5%
販売管理費8,579百万円8,279百万円+300+3.6%
営業利益2,179百万円956百万円+1,223+128.0%
経常利益1,982百万円1,167百万円+814+69.8%
当期純利益1,402百万円673百万円+729+108.4%

財政状態は、資産合計47,799百万円(前期末50,553百万円、-2,754百万円)。うち棚卸資産は30,154百万円(同32,138百万円、-1,983百万円)、現預金は10,255百万円(同10,432百万円、-176百万円)。純資産合計は17,012百万円(同15,321百万円、+1,691百万円)で構成比は30%から36%へ上昇し、自己資本比率は35.6%(前期30.3%)となった。有利子負債は19,464百万円(+1,057百万円)、有利子負債/売上高比率は38.5%(前期40.4%)、1株当たり純資産は1,399.78円(同1,367.23円)。

2026年3月期 連結損益計算書の概要とセグメント別状況
出典:サンヨーホームズ 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.10

セグメント別の状況

住宅事業は売上高20,549百万円(前期20,189百万円、+1.8%)に対し営業損益は-226百万円(前期は5百万円、-232百万円)。マンション事業は売上高24,647百万円(前期20,534百万円、+20.0%)、営業利益3,306百万円(前期1,732百万円、+90.8%)と大きく伸長した。その他は売上高5,305百万円(前期4,795百万円、+10.6%)、営業損益-900百万円(前期-782百万円、-117百万円)。

セグメント指標2026年3月期2025年3月期増減額
住宅事業売上高20,549百万円20,189百万円+360
マンション事業売上高24,647百万円20,534百万円+4,113
その他売上高5,305百万円4,795百万円+510
住宅事業営業利益-226百万円5百万円-232
マンション事業営業利益3,306百万円1,732百万円+1,573
その他営業利益-900百万円-782百万円-117

住宅事業の内訳では、戸建住宅が売上高5,580百万円(前年同期5,244百万円)、受注高7,008百万円(同5,022百万円)、受注残高6,747百万円。不動産ソリューションが売上高6,881百万円(同6,931百万円)、受注高7,511百万円(同7,789百万円)、受注残高5,991百万円。リフォームが売上高5,537百万円(同6,307百万円)、受注高5,797百万円(同5,946百万円)、受注残高1,559百万円。リニューアル流通が売上高1,464百万円(同760百万円)、受注高1,709百万円(同545百万円)、受注残高361百万円。フロンティアが売上高1,085百万円(同944百万円)、受注高1,144百万円(同1,319百万円)、受注残高654百万円となった。マンション事業は受注高17,198百万円(同21,543百万円)、受注残高4,748百万円、その他(ライフサポート他)は売上高5,305百万円(同4,795百万円)。なお戸建住宅のZEH比率は94%、賃貸住宅のZEH比率は2025年度で96%(ZEH対応不可のガレージハウスを除く)。

全社の受注高は45,676百万円(前期46,963百万円)、受注残高は20,062百万円(同24,888百万円)。受注戸数はマンション227戸(同364戸)、住宅365戸(同314戸、うち戸建・リニューアル120棟216戸、不動産44棟149戸)。受注残戸数はマンション84戸(同270戸)、住宅292戸(同366戸)。

2026年3月期 セグメント別受注高および受注残高の概要
出典:サンヨーホームズ 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.11

2027年3月期 通期業績計画

2027年3月期は売上高58,000百万円(前年同期比+7,497百万円、+14.8%)、営業利益2,300百万円(同+121百万円、+5.5%)、経常利益2,000百万円(同+17百万円、+0.9%)、当期純利益1,400百万円(同-2百万円、-0.2%)を計画。1株当たり当期純利益は114.02円(前期122.64円、-8.62円、-7.0%)を見込む。セグメント別では住宅事業の売上高が26,121百万円(+5,573百万円、+27.1%)、営業利益727百万円(+954百万円)と黒字転換を計画する一方、マンション事業は売上高27,005百万円(+2,358百万円、+9.6%)に対し営業利益2,496百万円(-810百万円、-24.5%)、その他・調整含むは売上高4,872百万円(-433百万円、-8.2%)、営業損益-923百万円(-23百万円)を見込む。

項目2027年3月期 計画2026年3月期 実績増減額増減率
売上高58,000百万円50,502百万円+7,497+14.8%
売上総利益11,400百万円10,759百万円+641+6.0%
販売管理費9,100百万円8,579百万円+520+6.1%
営業利益2,300百万円2,179百万円+121+5.5%
経常利益2,000百万円1,982百万円+17+0.9%
当期純利益1,400百万円1,402百万円-2-0.2%
1株当たり当期純利益114.02円122.64円-8.62円-7.0%
2027年3月期計画 連結損益計算書(前期実績比)
出典:サンヨーホームズ 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.20

株主還元

1株当たり配当金は2026年3月期が25円、2027年3月期計画も25円。配当性向は2026年3月期が20.4%、2027年3月期計画は21.9%となる。資料では配当方針として「継続的な配当を行うことを基本指針とし、安定した配当を行う」としているほか、資本コストや株価を意識した経営の取組みの一環として自己株式の活用を進めるとしている。

項目2026年3月期2027年3月期 計画
1株当たり配当金25円25円
配当性向20.4%21.9%

資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応

PBR1.0倍割れが継続していることを課題とし、目標をPBR1.0倍以上への改善に置く。2026年3月期のROEは8.7%(前期4.5%)と、一般的に投資家が求める8%を超える水準まで改善。PERは5.5倍(前期11.5倍)、PBRは0.49倍(同0.51倍)、期末株価は679円(同695円)。流通株式比率は新株発行もあり39.3%(同32.3%)へ改善し、前年度において1日平均3万株前後の推移となっている。取組みとして、売上総利益率・総資産回転率の向上によるROE向上(2026年3月期の売上総利益率21.3%、総資産回転率1.06回)、自己資本比率35%〜40%の維持・向上、有利子負債/売上高比率50%以下の維持、自己株式の活用、株式の流動性向上とIR活動の強化を掲げる。

資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応(ROE・PER・PBRの推移)
出典:サンヨーホームズ 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.17

中期経営計画の進捗とトピック

2024年5月発表の中期経営計画(3ヵ年計画)は、3ヵ年合計で売上高1,760億円・当期純利益33億円。修正後の3ヵ年計は売上高1,540億円・当期純利益35億円(対中期経営計画+2億円)となっている。2026年3月期実績は売上高505億円・当期純利益14億円、2027年3月期修正計画は売上高580億円・当期純利益14億円。

トピックとして、当社・株式会社JPMC・合同会社WAG SPACEの3社が、首都圏・中京圏・近畿圏・福岡エリアの四大都市圏において「共感型ペット共生賃貸住宅」プロジェクトを共同推進。当社の設計・建築、JPMCによるリーシング管理、WAG SPACEによるルール策定・入居審査により、単なる「ペット可」ではなく多頭飼育や大型犬との暮らしを実現する住環境を整える。また、国立研究開発法人 国立長寿医療研究センターとの共同研究により、次世代の高齢者支援ロボティクスを実生活へ導入するための実証拠点「長寿チャレンジハウス」を開設した。2026年度竣工予定の分譲マンションは「サンメゾン吹田」(吹田市昭和町、44戸、2026年9月引渡予定)、「サンメゾン新田辺駅前」(京都府京田辺市、54戸、2027年2月引渡予定)、「サンメゾン姪浜」(福岡市西区、31戸、2027年3月引渡予定)、「ザ・サンメゾン目白近衛町(仮称)」(東京都新宿区、10戸、2027年3月引渡予定)。

※本記事はサンヨーホームズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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