西部ガスホールディングス

西部ガスホールディングス、2026年3月期は経常利益が過去最高 2027年3月期は減益見通し

決算サマリー 2026.08.31
西部ガスホールディングス、2026年3月期は経常利益が過去最高 2027年3月期は減益見通し

※本記事は西部ガスホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

西部ガスホールディングスの2026年3月期(2025年4月~2026年3月)連結業績は、電力販売事業や国際エネルギー事業の販売量増加等により増収となり、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも増益となった。経常利益ベースは2022年度以来3期ぶりの増収・増益、親会社株主に帰属する当期純利益ベースも2022年度以来3期ぶりの増収・増益で、経常利益は過去最高となった。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高は電力・その他エネルギー事業や国際エネルギー事業の販売量増加等により2.9%増の261,823百万円。営業利益はガス事業の売上原価減少等により18.4%増の12,463百万円、経常利益は18.6%増の12,583百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は12.3%増の7,147百万円となった。

項目当期(2025.4-2026.3)前期(2024.4-2025.3)増減増減率
売上高261,823百万円254,442百万円+7,381百万円+2.9%
営業利益12,463百万円10,530百万円+1,932百万円+18.4%
経常利益12,583百万円10,611百万円+1,971百万円+18.6%
親会社株主に帰属する当期純利益7,147百万円6,362百万円+784百万円+12.3%
2026年3月期 実績 収支状況等
出典:西部ガスホールディングス 2026年3月期 決算の概要 P.2

セグメント別の状況

売上高は電力・その他エネルギー、不動産、その他の各セグメントが増収、ガス及びLPGセグメントは減収となった。営業利益はガス、LPG、電力・その他エネルギーの各セグメントが増益となる一方、不動産及びその他セグメントは減益となった。

セグメント売上高(当期)売上高(前期)営業利益(当期)営業利益(前期)
ガス153,490百万円159,109百万円7,914百万円5,682百万円
LPG26,098百万円26,864百万円1百万円▲217百万円
電力・その他エネルギー31,419百万円23,274百万円1,235百万円228百万円
不動産47,700百万円41,317百万円3,329百万円4,170百万円
その他23,603百万円22,256百万円60百万円288百万円
261,823百万円254,442百万円12,463百万円10,530百万円
セグメント別売上高・営業利益
出典:西部ガスホールディングス 2026年3月期 決算の概要 P.4

都市ガス販売動向

都市ガス販売量は前期と比べ1.8%減の913,410千m3(45MJ/m3換算)となった。家庭用は平均気温が高かったこと等により2.7%減少、業務用は既存顧客の稼働減等により1.4%減少、卸供給は卸供給先の需要減により2.6%減少した。平均気温は当期18.7℃、前期18.4℃で0.3℃上昇した。ガス売上高は原料費調整によるガス料金単価の下方調整の影響等により3.5%減の153,490百万円となったが、営業利益はひびきLNG基地の減価償却費が減少したこと等により39.3%増の7,914百万円となった。経常利益の対前期比較では、都市ガスの増減要因として原料費調整によるタイムラグの影響+1,284百万円、減価償却費減+2,104百万円、販売量減▲1,011百万円が資料に記載されている。

項目当期前期増減増減率
都市ガス販売量(千m3)913,410930,390▲16,980▲1.8%
家庭用200,962206,437▲5,475▲2.7%
業務用592,840601,196▲8,356▲1.4%
卸供給119,608122,757▲3,149▲2.6%
平均気温(℃)18.718.4+0.3
都市ガス販売実績等
出典:西部ガスホールディングス 2026年3月期 決算の概要 P.6

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は、中東情勢の影響等による直近の市況水準を踏まえ、2026年3月26日公表の西部ガスグループ経営計画から原油価格及び為替レートの前提を見直した。見通しの前提は原油価格80ドル/bbl、為替レート155円/ドルで、経常利益ベースは減収減益、親会社株主に帰属する当期純利益ベースは減収増益の見込みとなっている。なお2026年3月26日公表の経営計画では、原油価格70ドル/bbl、為替レート150円/ドルの前提のもと、売上高247,000百万円、営業利益12,000百万円、経常利益14,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益9,000百万円が示されていた。

項目2027年3月期見通し2026年3月期実績増減増減率
売上高253,000百万円261,823百万円▲8,823百万円▲3.4%
営業利益10,000百万円12,463百万円▲2,463百万円▲19.8%
経常利益12,000百万円12,583百万円▲583百万円▲4.6%
親会社株主に帰属する当期純利益8,000百万円7,147百万円+853百万円+11.9%
2027年3月期見通しと配当金
出典:西部ガスホールディングス 2026年3月期 決算の概要 P.10

株主還元

期末配当は1株につき35円を予定しており、通期では中間配当として実施した35円を加え、1株につき70円の配当となる予定である。次期(2027年3月期)の配当につきましても、中間配当を含め1株につき70円の配当を予定している。

※本記事は西部ガスホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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