※本記事はエフオンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
エフオンの2026年6月期の連結業績は、売上高20,737百万円(前期比17.8%増)、営業利益419百万円(同68.2%減)、経常利益1,672百万円(同51.6%増)、当期純利益1,198百万円(同69.7%増)となった。売上原価の増加により売上総利益・営業利益は大幅な減益となった一方、経常利益・当期純利益は増益となった。
業績(2026年6月期 実績)
売上原価は19,375百万円(前期比26.0%増)となり、売上総利益は1,361百万円(同38.8%減)に縮小した。販管費は941百万円(同4.3%増)、営業利益は419百万円(同68.2%減)となった。経常利益は1,672百万円(同51.6%増)、法人税等は474百万円(同19.7%増)、当期純利益は1,198百万円(同69.7%増)だった。1株当たり当期純利益は56.67円(前期33.26円)。連結従業員数は294名(男性242名、女性52名)。
| 項目 | 当期(2026年6月期) | 前期(2025年6月期) | 増減額 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 20,737百万円 | 17,599百万円 | 3,138百万円 | 17.8% |
| 売上原価 | 19,375百万円 | 15,375百万円 | 4,000百万円 | 26.0% |
| 売上総利益 | 1,361百万円 | 2,223百万円 | △862百万円 | △38.8% |
| 販管費 | 941百万円 | 902百万円 | 39百万円 | 4.3% |
| 営業利益 | 419百万円 | 1,320百万円 | △901百万円 | △68.2% |
| 経常利益 | 1,672百万円 | 1,103百万円 | 569百万円 | 51.6% |
| 法人税等 | 474百万円 | 396百万円 | 78百万円 | 19.7% |
| 当期純利益 | 1,198百万円 | 706百万円 | 492百万円 | 69.7% |

セグメント別の状況
売上高は、省エネルギー支援サービス事業278百万円(前期比36.3%増)、グリーンエナジー事業13,125百万円(同5.3%減)、電力小売事業7,332百万円(同107.2%増)。営業利益は、省エネルギー支援サービス事業69百万円(同81.6%増)、グリーンエナジー事業722百万円(同40.5%減)、電力小売事業は289百万円の損失(前期は130百万円の利益)、全社費用は82百万円の損失(前期は62百万円の損失)。電力小売事業では、4月より契約電力量・供給量が大幅に増加したものの、JEPX(卸電力取引市場)価格の高騰により利益は伸びなかったとしている。また、将来期間分の先物電力評価益が発生したとの記載がある。省エネルギー支援サービス事業は、既存・新規プロジェクトが堅調に推移し一定の利益水準を維持したこと、グループ会社の設備売上増加により増益となった。
| 区分 | 指標 | 当期(2026年6月期) | 前期(2025年6月期) | 増減 |
|---|---|---|---|---|
| 省エネルギー支援サービス事業 | 売上高 | 278百万円 | 204百万円 | 74百万円(36.3%) |
| グリーンエナジー事業 | 売上高 | 13,125百万円 | 13,855百万円 | △730百万円(△5.3%) |
| 電力小売事業 | 売上高 | 7,332百万円 | 3,539百万円 | 3,793百万円(107.2%) |
| 省エネルギー支援サービス事業 | 営業利益 | 69百万円 | 38百万円 | 31百万円(81.6%) |
| グリーンエナジー事業 | 営業利益 | 722百万円 | 1,214百万円 | △492百万円(△40.5%) |
| 電力小売事業 | 営業利益 | △289百万円 | 130百万円 | △419百万円(-) |
| 全社費用 | 営業利益 | △82百万円 | △62百万円 | △20百万円(-) |

グリーンエナジー事業(バイオマス発電)の状況
2026年6月期の発電所別運転状況は、エフオン白河(SRK)が定期メンテナンス11日・設備利用率96.1%・発電実績103,508MWh、エフオン日田(HTA)が12日・96.1%・104,345MWh、エフオン豊後大野(BGO)が14日・94.0%・154,836MWh、エフオン壬生(MIB)が8日・95.8%・154,775MWh、エフオン新宮(SNG)が10日・77.8%・122,708MWhだった。大信及び日田、新宮発電所は2Q、壬生発電所は3Q、豊後大野発電所は4Qに定期メンテナンスを実施した。SRKでは自衛的出力抑制を209時間実施したとしている。整備費用・資器材価格は高騰したものの、整備の内製化や工期短縮により費用を抑制したとしている。新宮発電所の設備利用率は前期比13.5%増と回復傾向にあるとしている。
| 発電所 | 定期メンテナンス日数 | 設備利用率 | 発電実績 |
|---|---|---|---|
| エフオン白河(SRK) | 11日 | 96.1% | 103,508MWh |
| エフオン日田(HTA) | 12日 | 96.1% | 104,345MWh |
| エフオン豊後大野(BGO) | 14日 | 94.0% | 154,836MWh |
| エフオン壬生(MIB) | 8日 | 95.8% | 154,775MWh |
| エフオン新宮(SNG) | 10日 | 77.8% | 122,708MWh |

電力小売事業・山林事業の状況
電力小売事業の契約構成は固定価格契約83%、市場連動契約17%(2026年6月期)。山林事業は、施業実績80,713立方メートル(2026年6月期)で前期比28%増、売上高は前期比30%増となった。重機の修繕により費用がかさんだが、自社班を増やし施業実績を積み上げたとしている。原木外販を強化したことで売上高が増加したとしている。社有林の総面積は6,623ha(2026年6月末)。
2026年6月期業績予想との比較
2026年6月期の通期業績予想(期初計画)に対する実績の達成率は、売上高106.3%、営業利益29.9%、経常利益185.8%、当期純利益190.2%、1株当たり当期純利益190.3%だった。営業利益は予想1,400百万円に対し実績419百万円にとどまった一方、経常利益は予想900百万円に対し実績1,672百万円、当期純利益は予想630百万円に対し実績1,198百万円となり、通期業績予想を上回った。配当は前回公表時より変更なしとしている。
| 項目 | 2025年6月期実績 | 2026年6月期実績 | 2026年6月期通期業績予想 | 対通期達成率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 17,599百万円 | 20,737百万円 | 19,500百万円 | 106.3% |
| 営業利益 | 1,320百万円 | 419百万円 | 1,400百万円 | 29.9% |
| 経常利益 | 1,103百万円 | 1,672百万円 | 900百万円 | 185.8% |
| 当期純利益 | 706百万円 | 1,198百万円 | 630百万円 | 190.2% |
| 1株当たり当期純利益 | 33.26円 | 56.67円 | 29.78円 | 190.3% |
| 配当 | 8.00円 | 8.00円 | 8.00円 | - |

株主還元
配当は2025年6月期・2026年6月期ともに1株当たり8.00円で、前回公表時より変更はないとしている。
※本記事はエフオンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。