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エフオン、2026年6月期は増収も営業利益68.2%減 経常利益・当期純利益は増加

決算サマリー 2026.08.31
エフオン、2026年6月期は増収も営業利益68.2%減 経常利益・当期純利益は増加

※本記事はエフオンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

エフオンの2026年6月期の連結業績は、売上高20,737百万円(前期比17.8%増)、営業利益419百万円(同68.2%減)、経常利益1,672百万円(同51.6%増)、当期純利益1,198百万円(同69.7%増)となった。売上原価の増加により売上総利益・営業利益は大幅な減益となった一方、経常利益・当期純利益は増益となった。

目次

業績(2026年6月期 実績)

売上原価は19,375百万円(前期比26.0%増)となり、売上総利益は1,361百万円(同38.8%減)に縮小した。販管費は941百万円(同4.3%増)、営業利益は419百万円(同68.2%減)となった。経常利益は1,672百万円(同51.6%増)、法人税等は474百万円(同19.7%増)、当期純利益は1,198百万円(同69.7%増)だった。1株当たり当期純利益は56.67円(前期33.26円)。連結従業員数は294名(男性242名、女性52名)。

項目当期(2026年6月期)前期(2025年6月期)増減額増減率
売上高20,737百万円17,599百万円3,138百万円17.8%
売上原価19,375百万円15,375百万円4,000百万円26.0%
売上総利益1,361百万円2,223百万円△862百万円△38.8%
販管費941百万円902百万円39百万円4.3%
営業利益419百万円1,320百万円△901百万円△68.2%
経常利益1,672百万円1,103百万円569百万円51.6%
法人税等474百万円396百万円78百万円19.7%
当期純利益1,198百万円706百万円492百万円69.7%
エフオン 連結損益計算書 要旨
出典:エフオン 2026年6月期決算説明会 P.4

セグメント別の状況

売上高は、省エネルギー支援サービス事業278百万円(前期比36.3%増)、グリーンエナジー事業13,125百万円(同5.3%減)、電力小売事業7,332百万円(同107.2%増)。営業利益は、省エネルギー支援サービス事業69百万円(同81.6%増)、グリーンエナジー事業722百万円(同40.5%減)、電力小売事業は289百万円の損失(前期は130百万円の利益)、全社費用は82百万円の損失(前期は62百万円の損失)。電力小売事業では、4月より契約電力量・供給量が大幅に増加したものの、JEPX(卸電力取引市場)価格の高騰により利益は伸びなかったとしている。また、将来期間分の先物電力評価益が発生したとの記載がある。省エネルギー支援サービス事業は、既存・新規プロジェクトが堅調に推移し一定の利益水準を維持したこと、グループ会社の設備売上増加により増益となった。

区分指標当期(2026年6月期)前期(2025年6月期)増減
省エネルギー支援サービス事業売上高278百万円204百万円74百万円(36.3%)
グリーンエナジー事業売上高13,125百万円13,855百万円△730百万円(△5.3%)
電力小売事業売上高7,332百万円3,539百万円3,793百万円(107.2%)
省エネルギー支援サービス事業営業利益69百万円38百万円31百万円(81.6%)
グリーンエナジー事業営業利益722百万円1,214百万円△492百万円(△40.5%)
電力小売事業営業利益△289百万円130百万円△419百万円(-)
全社費用営業利益△82百万円△62百万円△20百万円(-)
エフオン セグメント情報
出典:エフオン 2026年6月期決算説明会 P.6

グリーンエナジー事業(バイオマス発電)の状況

2026年6月期の発電所別運転状況は、エフオン白河(SRK)が定期メンテナンス11日・設備利用率96.1%・発電実績103,508MWh、エフオン日田(HTA)が12日・96.1%・104,345MWh、エフオン豊後大野(BGO)が14日・94.0%・154,836MWh、エフオン壬生(MIB)が8日・95.8%・154,775MWh、エフオン新宮(SNG)が10日・77.8%・122,708MWhだった。大信及び日田、新宮発電所は2Q、壬生発電所は3Q、豊後大野発電所は4Qに定期メンテナンスを実施した。SRKでは自衛的出力抑制を209時間実施したとしている。整備費用・資器材価格は高騰したものの、整備の内製化や工期短縮により費用を抑制したとしている。新宮発電所の設備利用率は前期比13.5%増と回復傾向にあるとしている。

発電所定期メンテナンス日数設備利用率発電実績
エフオン白河(SRK)11日96.1%103,508MWh
エフオン日田(HTA)12日96.1%104,345MWh
エフオン豊後大野(BGO)14日94.0%154,836MWh
エフオン壬生(MIB)8日95.8%154,775MWh
エフオン新宮(SNG)10日77.8%122,708MWh
エフオン グリーンエナジー事業(バイオマス発電事業)発電所別運転状況
出典:エフオン 2026年6月期決算説明会 P.11

電力小売事業・山林事業の状況

電力小売事業の契約構成は固定価格契約83%、市場連動契約17%(2026年6月期)。山林事業は、施業実績80,713立方メートル(2026年6月期)で前期比28%増、売上高は前期比30%増となった。重機の修繕により費用がかさんだが、自社班を増やし施業実績を積み上げたとしている。原木外販を強化したことで売上高が増加したとしている。社有林の総面積は6,623ha(2026年6月末)。

2026年6月期業績予想との比較

2026年6月期の通期業績予想(期初計画)に対する実績の達成率は、売上高106.3%、営業利益29.9%、経常利益185.8%、当期純利益190.2%、1株当たり当期純利益190.3%だった。営業利益は予想1,400百万円に対し実績419百万円にとどまった一方、経常利益は予想900百万円に対し実績1,672百万円、当期純利益は予想630百万円に対し実績1,198百万円となり、通期業績予想を上回った。配当は前回公表時より変更なしとしている。

項目2025年6月期実績2026年6月期実績2026年6月期通期業績予想対通期達成率
売上高17,599百万円20,737百万円19,500百万円106.3%
営業利益1,320百万円419百万円1,400百万円29.9%
経常利益1,103百万円1,672百万円900百万円185.8%
当期純利益706百万円1,198百万円630百万円190.2%
1株当たり当期純利益33.26円56.67円29.78円190.3%
配当8.00円8.00円8.00円
エフオン 2026年6月期業績予想進捗
出典:エフオン 2026年6月期決算説明会 P.15

株主還元

配当は2025年6月期・2026年6月期ともに1株当たり8.00円で、前回公表時より変更はないとしている。

※本記事はエフオンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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