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ブティックス、2026年3月期は売上高・営業利益とも過去最高 業績予想は下回る

決算サマリー 2026.08.30
ブティックス、2026年3月期は売上高・営業利益とも過去最高 業績予想は下回る

※本記事はブティックスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ブティックス(証券コード:9272)は2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)通期決算説明資料を公表した。展示会事業とM&A仲介事業を中心に、売上高5,469百万円、営業利益1,559百万円とともに過去最高を更新した。ただし2025年10月1日付で子会社の株式会社リアライブを吸収合併したことに伴い、当期の決算は単体、前年度(2025年3月期)は連結の数値であり、単純比較はできない点に留意が必要である。

目次

業績(2026年3月期 実績・単体)

2025年10月1日付の吸収合併に伴い、第3四半期決算より非連結決算に移行。これにより2025年5月14日公表の連結業績予想は2025年11月12日に取り下げられ、同日、単体業績予想に修正されている。展示会事業が好調に推移した一方、M&A仲介事業、人材採用支援事業が業績予想を下回ったため、売上高・営業利益ともに業績予想を下回って着地した。また、吸収合併に伴う合併差損236百万円、人材採用支援事業の将来計画見直しによるのれん及び顧客関連資産の減損損失376百万円を計上している。

項目2026年3月期(単体・実績)2025年3月期(連結・実績)前年度比2026年3月期(単体・予想)予想比
売上高5,469百万円5,171百万円+5.8%6,000百万円△8.8%
営業利益1,559百万円1,228百万円+27.0%1,815百万円△14.1%
営業利益率28.5%23.8%+4.8pt30.3%△1.7pt
経常利益1,565百万円1,227百万円+27.6%1,809百万円△13.5%
経常利益率28.6%23.7%+4.9pt30.2%△1.5pt
当期純利益619百万円250百万円+146.9%1,013百万円△38.9%
当期純利益率11.3%4.9%+6.5pt16.9%△5.6pt

セグメント別の状況

展示会事業は介護分野・IT分野ともに好調で、DXPO名古屋、DXPO横浜、CareTEX北陸の新規開催等により売上高・セグメント利益ともに前年度比大幅増となった。M&A仲介事業は案件開拓が順調に推移し売上高は前年度比大幅増となったが、コンサルタント増加に伴い案件管理を部門長へ権限移譲した結果、部門間の案件進捗に乖離が生じ成約率が低下、売上高・セグメント利益ともに業績予想を下回った。人材採用支援事業は採用イベント・人材紹介の両事業が苦戦し減収減益。なお、人材採用支援事業の2025年3月期の数値は前下期(第3四半期+第4四半期)を参考値として記載したものであり、また吸収合併に伴い株式会社リアライブの2025年4月〜9月の売上高・セグメント損失は2026年3月期の決算数値に含まれていない。

セグメント指標2026年3月期(単体・実績)2025年3月期(実績)前年度比
展示会事業売上高2,981百万円2,408百万円+23.8%
展示会事業セグメント利益1,146百万円892百万円+28.5%
M&A仲介事業売上高2,258百万円1,931百万円+16.9%
M&A仲介事業セグメント利益999百万円997百万円+0.3%
人材採用支援事業売上高228百万円484百万円△52.8%
人材採用支援事業セグメント利益51百万円152百万円△66.0%
通期セグメント業績ハイライト(単体)
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.6

2027年3月期以降の業績予想と計画

事業モデルが確立した展示会事業・M&A仲介事業に集中して売上・利益の最大化を図るとし、2027年3月期は売上高7,021百万円、営業利益2,211百万円、経常利益2,218百万円、当期純利益1,419百万円を計画している。2028年3月期、2029年3月期の数値は中期経営計画上の計画値であり、実績とは別のデータである。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(業績予想)
売上高5,469百万円7,021百万円
営業利益1,559百万円2,211百万円
営業利益率28.5%31.5%
経常利益1,565百万円2,218百万円
経常利益率28.6%31.6%
当期純利益619百万円1,419百万円
当期純利益率11.3%20.2%
純資産2,989百万円4,197百万円
業績予想と計画(2027年3月期以降)
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.21

セグメント区分の変更と新規事業

2027年3月期より、抜本改革中の人材採用支援事業を展示会事業に統合するセグメント区分の変更を行う。これに伴い新区分で組み替えると、2026年3月期の展示会事業(介護・IT・採用支援の合計)は売上高3,210百万円、セグメント利益1,198百万円(セグメント利益率37.3%)となる。人材採用支援事業は、新卒学生向けの大規模ハイブリッド型就活イベント「Growth就活DXPO」を軸に事業再構築を進める方針で、2027年3月期の同事業の売上高は286百万円を見込むとしている。

セグメント指標2026年3月期(実績・新区分)2027年3月期(業績予想)
展示会事業(新区分)売上高3,210百万円3,754百万円
展示会事業(新区分)セグメント利益1,198百万円1,248百万円
M&A仲介事業売上高2,258百万円3,267百万円
M&A仲介事業セグメント利益999百万円1,655百万円
セグメント別業績予想と計画
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.22

財政状態

2026年3月末の流動資産合計は4,873百万円(前期末比+1,152百万円)、うち現金及び預金は4,640百万円(同+1,050百万円)。固定資産合計は710百万円(同△334百万円)。流動負債合計は2,204百万円(同+295百万円)、うち前受金は1,068百万円(同+236百万円)。固定負債合計は390百万円(同△225百万円)で、純資産合計は2,989百万円(同+747百万円)となった。なお、本資料には配当に関する記載はなかった。

通期業績ハイライト(単体)
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.5

※本記事はブティックスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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