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フォーバル、2026年3月期は経常利益が3期連続で過去最高 純利益は特別損失で減益

決算サマリー 2026.08.30
フォーバル、2026年3月期は経常利益が3期連続で過去最高 純利益は特別損失で減益

※本記事はフォーバルが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

フォーバルは2026年3月期の連結決算を発表した。エルコムとアップルツリーの減収により売上高は前期比1.5%減となったものの、売上総利益は4.4%増加し、経常利益は3期連続で過去最高を更新した。一方、投資有価証券評価損740百万円を特別損失に計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比31.8%減となった。配当金は4期連続の増配とした。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高は71,524百万円(前期比1.5%減、期初予想比5.9%減)、売上総利益は26,362百万円(前期比4.4%増)、営業利益は3,724百万円(前期比0.4%減、期初予想比9.2%減)、経常利益は4,045百万円(前期比1.8%増、期初予想比3.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,477百万円(前期比31.8%減、期初予想比32.8%減)となった。売上総利益率は前期比2.1ポイント上昇した。(単位:百万円)

項目当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)前期比増減額期初予想
売上高71,52472,629△1,104(△1.5%)76,000
売上総利益26,36225,2501,111(4.4%)
販管費22,63721,5101,127(5.2%)
営業利益3,7243,740△16(△0.4%)4,100
経常利益4,0453,97569(1.8%)4,200
特別損失770161608(376.6%)
親会社株主に帰属する当期純利益1,4772,168△690(△31.8%)2,200

期初予想比での主な減収要因は、エルコム・第一工芸社・フォーバルテレコム・アップルツリーの4社。特別損失は投資有価証券評価損740百万円を計上した。販管費は人件費が14,189百万円から14,839百万円(+649、+4.6%、従業員増・新連結子会社等の影響)、経費が6,533百万円から6,929百万円(+396、+6.1%、旅費交通費・情報処理費・地代家賃等の増加)、販売費が787百万円から868百万円(+81、+10.4%、広告宣伝費等の増加)に、それぞれ増加した。なお、インフォメティス株式(持株比率12.94%)は電力可視化サービス等の共同開発を目的として2024年12月に業務提携している。

フォーバル 連結業績実績
出典:フォーバル 2026年3月期 連結決算概要 P.5

セグメント別の業績

フォーバルビジネスグループは、企業ドクターによる可視化伴走経営支援サービスが堅調に推移した一方、エルコムと第一工芸社の影響で減収・減益となった。フォーバルテレコムビジネスグループは、小売電気事業における売価低下の影響で売上高が前期並みとなったが、電力サービス・通信サービスの契約件数増により増益となった。総合環境コンサルティングビジネスグループは、太陽光パネルの供給制約や仕入原価の値上がりの影響を受け太陽光システムが減少し、減収・セグメント損失となった。人的資本経営は、セミナーなどの教育事業や前期中に新たに連結加わったグループ会社の寄与により増収増益となった。可視化伴走支援の売上高は49,710百万円(前期比+3.8%)、うち外部パートナーは34,569件(同+2.5%)に増加した。

セグメント売上高(当期)売上高(前期)セグメント利益(当期)セグメント利益(前期)
フォーバルビジネスグループ39,45539,6362,5812,634
フォーバルテレコムビジネスグループ23,45323,4361,2531,150
総合環境コンサルティングビジネスグループ5,1256,346△2773
人的資本経営3,4903,209333284
フォーバル フォーバルビジネスグループの業績
出典:フォーバル 2026年3月期 連結決算概要 P.13

財務状況

フリー・キャッシュ・フローはプラスを継続しており、2022年3月期から2026年3月期の5期累計でFCF112億32百万円、財務キャッシュ・フローは103億59百万円のマイナス、収支合計は8億73百万円のプラスとなった。有利子負債は前期比13.7%減の2,353百万円、自己資本比率は45.2%(前期比3.6ポイント上昇)となり、財務体質を強化した。

通期業績予想

2027年3月期の連結業績予想は、売上高77,000百万円(前期比7.7%増)、営業利益4,100百万円(同10.1%増)、経常利益4,300百万円(同6.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,200百万円(同48.9%増)としている。1株当たり当期純利益は84.25円(2026年3月期実績56.64円)を見込む。2027年3月期より、セグメント区分を企業ドクターグループとビジネスソリューショングループの新2区分に変更する予定である。

項目2027年3月期予想2026年3月期(実績)前期比増減額
売上高77,00071,524+5,475(+7.7%)
営業利益4,1003,724+375(+10.1%)
経常利益4,3004,045+254(+6.3%)
親会社株主に帰属する当期純利益2,2001,477+722(+48.9%)
フォーバル 2027年3月期業績見通し
出典:フォーバル 2027年3月期 連結業績見通し P.21

株主還元

1株当たり配当金は2024年3月期28.00円、2025年3月期30.00円、2026年3月期31.00円と推移した。資料は「18年連続減配なし/4年連続増配」としている。株主優待制度として電子マネーギフト(EJOICAセレクトギフトカード1枚、2,000ポイント相当)を、2026年9月末時点で1単元(100株)以上保有の株主に贈呈予定で、5期連続の実施を予定している。2027年3月期の配当金は32.00円を計画する。

決算期配当金(円)
2017年3月期19.00
2018年3月期21.00
2019年3月期25.00
2020年3月期26.00
2021年3月期26.00
2022年3月期26.00
2023年3月期27.00
2024年3月期28.00
2025年3月期30.00
2026年3月期31.00
2027年3月期(予想)32.00
フォーバル 配当金と1株当たり当期純利益の推移
出典:フォーバル 2027年3月期 連結業績見通し P.22

成長戦略

成長戦略として、現在2,030人の企業ドクター数を2031年3月期に10,000人、将来は26万人とする目標を掲げている。治療企業数は現在49,710社から2031年3月期に76,923社、将来は200万社とすることを目指すとしている。

※本記事はフォーバルが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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