※本記事はトランザクションが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
トランザクション(7818)の2025年8月期は、連結売上高27,453百万円(前年比109.6%)、売上総利益10,792百万円(同110.0%、売上総利益率39.3%)、営業利益5,706百万円(同109.0%、営業利益率20.8%)、経常利益6,011百万円(同106.9%、経常利益率21.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益4,078百万円(同108.4%、当期純利益率14.9%)となり、売上高・利益ともに過去最高を更新した。経常利益は10期連続で過去最高益を更新した。2025年8月期の通期計画に対しては、経常利益・当期純利益は計画を達成した一方、売上高・営業利益は一部の新製品が入荷遅延したことにより僅かに届かなかった(売上高計画比98.4%、営業利益計画比97.5%)。2026年8月期は第5次中期経営計画の初年度と位置付け、成長率加速に向けて人財・成長事業への先行投資を行う計画で、売上高29,500百万円(前年比107.5%)、営業利益6,100百万円(同106.9%)、経常利益6,300百万円(同104.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益4,120百万円(同101.0%)の増収増益を計画している。
連結業績(2025年8月期 実績)
eコマース事業について、BtoBサイトは年間を通して堅調に推移し、DtoCサイトの売上は2Qで鈍化したものの直近では大きく改善、4Q会計ではeコマース売上の構成比率が30%超となったとしている。販売費及び一般管理費は前年比111.1%の5,086百万円となった。資料が挙げる主な増加要因(前年比)は、①社員の処遇向上や次期中期経営計画に向けた人員の拡充による人件費の増加(+200百万円)、②オフィス増床など環境整備に伴う地代家賃・減価償却費の増加及び環境整備による一時費用の発生(+100百万円)、③売上の伸長による出荷運賃・販売手数料の増加(+100百万円)の3点である。
| 項目 | 2023年8月期 | 2024年8月期 | 2025年8月期 | 前年比(2025年8月期) |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 22,958百万円 | 25,047百万円 | 27,453百万円 | 109.6% |
| 売上総利益(売上総利益率) | 9,043百万円(39.4%) | 9,809百万円(39.2%) | 10,792百万円(39.3%) | 110.0% |
| 営業利益(営業利益率) | 4,658百万円(20.3%) | 5,233百万円(20.9%) | 5,706百万円(20.8%) | 109.0% |
| 経常利益(経常利益率) | 4,786百万円(20.9%) | 5,625百万円(22.5%) | 6,011百万円(21.9%) | 106.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(当期純利益率) | 3,305百万円(14.4%) | 3,763百万円(15.0%) | 4,078百万円(14.9%) | 108.4% |

通期計画の達成状況
2025年8月期の期初計画に対しては、経常利益は計画比100.9%(計画差額+52百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は計画比104.2%(同+163百万円)で計画を達成した。一方、売上高は計画比98.4%(同△446百万円)、営業利益は計画比97.5%(同△143百万円)にとどまり、一部の新製品の入荷遅延により僅かに計画に届かなかった。
| 項目 | 2024年8月期実績 | 2025年8月期計画 | 2025年8月期実績 | 計画差額 | 計画達成率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 25,047百万円 | 27,900百万円 | 27,453百万円 | △446百万円 | 98.4% |
| 売上総利益(売上総利益率) | 9,809百万円(39.2%) | 10,950百万円(39.2%) | 10,792百万円(39.3%) | △157百万円 | 98.6% |
| 販売費及び一般管理費 | 4,576百万円 | 5,100百万円 | 5,086百万円 | △13百万円 | 99.7% |
| 営業利益(営業利益率) | 5,233百万円(20.9%) | 5,850百万円(21.0%) | 5,706百万円(20.8%) | △143百万円 | 97.5% |
| 経常利益(経常利益率) | 5,625百万円(22.5%) | 5,959百万円(21.4%) | 6,011百万円(21.9%) | +52百万円 | 100.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(当期純利益率) | 3,763百万円(15.0%) | 3,915百万円(14.0%) | 4,078百万円(14.9%) | +163百万円 | 104.2% |

通期業績予想(2026年8月期)
2026年8月期は第5次中期経営計画の初年度と位置付け、成長率加速に向けて人財・成長事業への先行投資を行う計画としている。
| 項目 | 2025年8月期実績 | 2026年8月期計画 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 27,453百万円 | 29,500百万円 | 107.5% |
| 売上総利益(売上総利益率) | 10,792百万円(39.3%) | 11,760百万円(39.9%) | 109.0% |
| 販売費及び一般管理費 | 5,086百万円 | 5,660百万円 | 111.3% |
| 営業利益(営業利益率) | 5,706百万円(20.8%) | 6,100百万円(20.7%) | 106.9% |
| 経常利益(経常利益率) | 6,011百万円(21.9%) | 6,300百万円(21.4%) | 104.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(当期純利益率) | 4,078百万円(14.9%) | 4,120百万円(14.0%) | 101.0% |

株主還元
株主還元については、株主への利益還元を経営の重要課題の一つとして認識し、持続的な業績向上及び企業価値向上と財務状況に応じた適正な利益配分を継続的に実施することを基本方針としている。この方針のもと、将来の事業拡大や財務の健全性を考慮したうえで成長投資と利益配分のバランスを適切に判断し、配当性向の水準を40%目安に引き上げることとした。配当金の推移は過去の株式分割を考慮したうえで示されており(配当・株式分割後)、2025年度の配当金は28.5円(予想)とし、24年度実績19.5円より9円増配(前期比146%)で、上場以来14期連続の増配としている。また、財務状況のトピックスとして、2025年7月24日に自己株式600,000株(取得価額総額1,486百万円、いずれも株式分割前の株式数)を取得し、2025年8月5日付で取得した株式を全て消却したとしている。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 2025年度 配当金(予想) | 28.5円 |
| 2024年度 配当金(実績) | 19.5円 |
| 増配額(前期比) | +9円(146%) |
| 配当性向の目安 | 40% |

※本記事はトランザクションが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。