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交換できるくん、2026年3月期は売上高22.4%増 営業利益は計画比88.0%で着地

決算サマリー 2026.08.30
交換できるくん、2026年3月期は売上高22.4%増 営業利益は計画比88.0%で着地

※本記事は交換できるくんが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社交換できるくん(東証グロース:7695)は2026年3月期(4Q累計)の連結業績を発表した。連結売上高は126億円(前期比22.4%増)、営業利益は1億76百万円(同+12百万円、+7.8%)、経常利益は1億82百万円(同+8百万円、+4.6%)、当期純利益は91百万円(同+1百万円、+1.3%)となった。売上高は当初の通期業績予想122億円に対し103.2%の達成率で計画を上回ったが、営業利益はM&A関連等の一時費用が発生したことにより、通期業績予想2億円に対し88.0%の達成率にとどまり計画未達となった。資料は連結売上高が前年比22.4%増となったことを明記している。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

住設DX事業の堅調な営業状況により、第4四半期単独では1億77百万円の連結営業利益を計上した。売上総利益率は23.0%から22.4%へ0.6ポイント低下、営業利益率は1.6%から1.4%へ0.2ポイント低下した。

項目2026年3月期(4Q累計実績)2025年3月期(4Q累計実績)増減額増減率
売上高12,600百万円10,292百万円+2,308百万円+22.4%
売上総利益2,826百万円2,371百万円+455百万円+19.2%
売上総利益率22.4%23.0%△0.6pt
営業利益176百万円163百万円+12百万円+7.8%
営業利益率1.4%1.6%△0.2pt
経常利益182百万円174百万円+8百万円+4.6%
当期純利益91百万円90百万円+1百万円+1.3%

セグメント別の状況

2024年1月に完全子会社化した株式会社アイピーエスのIT関連事業を「ソリューション事業」、従来の交換できるくん事業を「住設DX事業」と定義している。2026年3月期は期中のM&Aにより、住設DX事業には第3四半期から株式会社KDサービス・株式会社IMI・株式会社キッチンワークスが、ソリューション事業には第4四半期から株式会社KCSがそれぞれ新たに連結対象となっており、セグメントの前年比はこれら新規連結の影響を含む。住設DX事業の売上高は前年比22.3%増、ソリューション事業の売上高は同19.4%増で、資料は両事業とも計画通り伸長したとしている。住設DX事業は営業利益が前年を下回った一方、ソリューション事業は増収増益となった。

セグメント項目2026年3月期(4Q累計実績)2025年3月期(4Q累計実績)増減率
住設DX事業売上高11,278百万円9,219百万円+22.3%
住設DX事業売上総利益2,634百万円2,253百万円+16.9%
住設DX事業営業利益162百万円172百万円△5.8%
ソリューション事業売上高1,443百万円1,209百万円+19.4%
ソリューション事業売上総利益282百万円180百万円+56.7%
ソリューション事業営業利益23百万円20百万円+17.7%
セグメント業績概要
出典:2026年3月期 第4四半期決算説明資料 P.6

財務状況

第三者割当増資や運転資金調達により現預金と有利子負債が増加した。継続実施しているシステム開発への投資により固定資産も増加している(一部は期中に償却を開始)。自己資本比率は42.3%から36.0%へ6.4ポイント低下した。

項目2026年3月期実績2025年3月期実績増減
現金及び預金1,562百万円832百万円+730百万円
商品522百万円358百万円+164百万円
固定資産2,428百万円1,854百万円+574百万円
資産合計5,690百万円3,975百万円+1,715百万円
有利子負債1,034百万円590百万円+444百万円
負債・純資産合計5,690百万円3,975百万円+1,715百万円
自己資本比率36.0%42.3%△6.4pt
連結業績の概要(貸借対照表)
出典:2026年3月期 第4四半期決算説明資料 P.13

2027年3月期 通期業績予想

2027年3月期は既存グループ体制を前提とした業績計画としており、連結売上高153億円(前期比21.4%成長を目指す)、営業利益4億50百万円を計画している。中期経営計画の戦略の柱であるブランディング投資は継続予定としている。2025年度策定の中期3カ年連結業績計画では、2028年3月期の売上高を200億円、営業利益を10億円としている。資料は、既存グループ体制で2027年3月期は計画達成の見込みであり、さらに持株会社化による経営体制強化で中期経営計画を上回る成長を目指すとしている。

項目2027年3月期(予想)2026年3月期(実績)前期比
売上高15,300百万円12,600百万円+21.4%
営業利益450百万円176百万円
通期業績予想(連結)
出典:2026年3月期 第4四半期決算説明資料 P.17

株主還元

資料は、設立以来、業績向上のための人的投資やシステム投資の強化ならびに財務基盤の強化を重要と考え配当を実施していないとしている。株主への利益還元は重要な経営課題の一つと認識し、将来の事業展開と経営体質強化に必要な内部留保を確保しつつ配当を検討するとしているが、現時点で配当実施の可能性および実施時期は未定としている。

トピック

2026年10月に持株会社体制へ移行予定で、新設分割設立会社が「交換できるくん」事業を継承し、持株会社は「リフォームテクノロジー株式会社」に社名変更する予定としている。住設DX事業セグメントはBtoC事業、ソリューション事業セグメントはBtoB事業にそれぞれ対応する体制としている。また、2026年3月末時点の連結従業員数は340名(社員職人17名含む)、職人は社員職人17名と契約パートナー258名の合計275名の体制としている。

持株会社体制への移行トピックス
出典:2026年3月期 第4四半期決算説明資料 P.15

※本記事は交換できるくんが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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